占いというものをするにあたって興味・関心の高い分野というと、やはり恋愛・結婚に関するものではないでしょうか。
あとは転職とかしょうか。どちらも相手あってのもの、自分の意思だけではどうにもならないものですから、ついつい占いに頼ってしまうものなのでしょうね。
転職に向いている時期については、以下の記事で特集していますので、転職を考えていらっしゃる方は覗いてみてくださいね。
さて、ホロスコープにおいては転職ももちろんですが、結婚に向いている時期ももちろん占えます。
人ってどういうときに結婚すると思いますか？
もちろん愛する人と一緒になりたいという愛情あってのことであるのが一般的でしょう。
けれども人によって結婚する理由には様々なものがあると思います。親や社会からの圧力という社会的要請が強いから。寂しさから。子供ができたから成り行きで。友達がみんな結婚して焦っていたから。どれもあり得る理由です。そして、どれが働いて結婚するかはその人次第です。
ひとつ覚えておいた方が良いのは、ホロスコープが見る最大の要素は本人の心身の状態であるということです。運の良し悪しももちろんですが、その元々の運気を生かすも殺すも、本人の気力、体力の状態、本人の精神状態次第です。
ですからホロスコープで結婚しやすい運気の時というのは、結婚しやすい精神状態の時であり、結婚に向けて行動しやすい時期であるということになります。もちろん、木星の加護のように幸福なギフトのような運気の時もありますが、基本的には自分の心と体が重要な要素になるということは押さえておきましょう。
さて、このことを踏まえて、先程の問いに戻ります。人ってどういうときに結婚すると思いますか？
■人が結婚を決意する時の惑星配列
愛する人と一緒になりたいという、愛情を司るのは金星です。ですから結婚の運気を見るときに、金星はとても重要な役割を果たします。
親や社会からの圧力という社会的要請に従って結婚を後押しされるような形になった場合は、義務や伝統を司る土星の支配領域です。
寂しさから結婚する場合は、精神的な不安定さを司る海王星が関わっていることが多くあります。海王星はロマンの星ですから、恋に酔っぱらっているような状態にも深く関わる星ですね。
子供ができたから成り行きで結婚する場合は、子供を示す金星、母親を示す月、義務を示す土星、突然の状況変化を示す天王星、逃れられない運命や性的なことを示す冥王星などが関わってきます。望んでいた子供であればギフトをもたらす木星が関わっているかもしれませんし、あまり望んでいなかった子供であれば判断能力の誤りを生む海王星が関わっているかもしれません。
友達がみんな結婚して焦っていたから結婚するような場合は、星そのものよりも星が入室しているハウスの影響が大きいでしょう。星から見るのであれば周囲と同じでなければならないことへの焦りという心理状態ですから、精神を司る月、自分と他人の境界線を曖昧にする海王星、焦燥感を生み出す火星、義務感を生み出す土星、状況の変化を急がせる天王星などの関わりが考えられますが、焦りだけでは結婚に結び付きませんから、このような精神状態が愛の星である金星と結び付いたときに結婚に繋がる形となります。
大まかに説明すると、結婚に関係する各天体には、以下のような要素があります。
＜太陽＞
太陽は、その人にとっての公的・社会的な顔を示します。結婚は社会的なものですから、当然太陽は深く関わってきます。
＜月＞
月は家庭やプライベート、母性、感情を示します。結婚は家庭に関するものであり、プライベートの変化を伴うものですから月もまた（特に女性の場合）結婚に深く関わる天体です。
＜金星＞
愛の星である金星は、特に恋愛結婚を占う上では欠かせない天体です。恋人との間で結婚の話が出るような場合は、ほとんどの場合金星が関わっています。恋愛結婚以外であれば、金星が絡まなくても結婚に至る場合もあります。
＜火星＞
火星は情熱の星であり、特に性的なことを司ります。電撃結婚などは火星が関わっている場合があります。
＜木星＞
太陽系最大の吉星である木星は、幸運をもたらす星です。結婚はお祝い事ですから、当然木星が絡んでいることが多いものです。
＜土星＞
土星は義務や責任を与える星です。結婚は幸福なものであると同時に義務と責任を伴うものですから、土星は金星に次いで結婚運に関わっていることの多い星です。
＜天王星＞
変化・転換を司る星です。結婚は人生における大きな変化ですから、天王星が関わっていることも多いのです。
＜海王星＞
ロマンスの星です。他人との境界線を曖昧にする星です。恋に酔っぱらったような結婚は海王星が絡んでいます。
＜冥王星＞
運命的なことを司る星です。冥王星の働きで結婚するカップルは長続きする傾向にあります。
＜ドラゴンヘッド＞
前世からの縁を示すと言われています。
それでは具体的にどの星がどのような状態の時に結婚しやすいかについて、それぞれ見ていくこととしましょう。
close