護符で良く見かける『喼急如律令』の意味と使い方【辛口オネエの密教雑談】

護符で良く見かける『喼急如律令』の意味と使い方【辛口オネエの密教雑談】

2015年1月20日、ご愛顧感謝セール開始!梵字×ご真言×愛染明王種字で願いを叶える守護仏パワーMAX!辛口オネエ限定モデルiphone5/5s・6用ケースがAmazonで買えて送料無料♪

運気の上がる待ち受けって流行ってるけど、待ち受けで根強い人気がある「護符」ってあれ、実は真言密教か陰陽道か道教の呪法が元になってるのよ。そのどれも神仏習合時代にも、その後にもどんどんいいとこ取りされて混ざって今に至る、と。

その護符で、『喼急如律令』か『急急如律令』って文字を見かけたことある人も多いんじゃないかと思うけど、あれは本来は陰陽道の一種ね。意味まではイマイチ知られてないと思うんでちょっと話しとくわね。

■『喼急如律令』『急急如律令』の意味は?

『喼急如律令』『急急如律令』の読み仮名は「きゅうきゅうにょりつりょう」で、『喼急如律令』の最初の「喼」は普通の漢字変換じゃ出て来ないし、みんなの見てるパソコンやスマホの環境次第では表示されないと思うけど、「叶う」とかの字の「口」偏に「急」ね。

元々は中国の律令制時代の言葉で「急ぎ律令の如くせよ」って何かの命令書の結び文句につけてた言葉で、それが後から呪法の締め言葉になったらしいわ。「速やかに○○を叶えるために動け!」みたいな意味で護符に使われるようになったのよ。

最初の文字も「急」にしてる護符は、表示されないから新字でいいや、ってことかしらね。ぶっちゃけ、意味が通じればいいって感じだから「急」でも構わないわよ。これが神様や仏様のお名前だったら「齊藤さま」に「斉藤さま」って書いたら「俺は齊藤なんだけど・・・」ってなるかもだけど、そうじゃないからね。