ホロスコープの月と太陽で見る恋人や夫婦に向く性格・向かない性格2

ホロスコープの月と太陽で見る恋人や夫婦に向く性格・向かない性格2

ホロスコープの月と太陽で見る恋人や夫婦に向く性格・向かない性格2

前回、「ホロスコープの月と太陽で見る恋人や夫婦に向く性格・向かない性格」において、月が各惑星と一定の角度を取るときにどのような影響があるかについて見ていきました。
その際、特に太陽と月のアスペクトについて説明しましたが、月と太陽のアスペクトにはもう一つ、夫婦としての在り方を見る方法があります。
月は女性、太陽は男性を表すため、この二つの星の関わり方を見れば、男性と女性の関わり方について見ることができるのです。

男女の価値観については、生まれたときの月の形が重要になります。月は女性ですので、満月は女性の力が強く、新月はその反対ということになります。女性で月が満ちている時間帯に生まれた人は男性に勝るとも劣らない強さを持っていますし、男性であれば女性の尻に引かれやすいタイプになるでしょう。逆に新月の時に生まれた女性は、男性を男を立てる女性になります。男性であれば、女性をリードする立場になります。
ただしこれは、持って生まれた気の強さを指すのではなく、あくまでも異性にイニシアチブを与えることに対して不自然さを感じる人間かどうかということになります。たとえばキャリアウーマンで男性以上に気の強い女性であっても、新月近くに生まれた人であれば男性上司や父親の言うことをよく聞く、相手を立てるタイプの女性ということになります。逆に満月近くに生まれた女性は、大人しい人であっても男性のサポート役に回ることを嫌がる傾向にあります。飲み会で男性にお酌などをするのには抵抗があるタイプと言えます。古いタイプの日本企業では、新月近くに生れた女性の方が生きやすいかもしれませんね。
なお、自分が生まれたときの月の形を知りたい場合は、月齢カレンダー月の朔望のページで見ることができます。

■太陽と月のアスペクトから見る夫婦観について

■太陽と月のアスペクトから見る夫婦観について
太陽と月の関係から、その人の夫婦観を見ることができます。月は出生時間が分からなければ正確な位置が分からないため恋人時代に相手の月の位置を見ることは難しいかもしれませんが、相性占いと称して一度ホロスコープや四柱推命の占い師さんのところに行こうと誘ってみれば知る機会もできるのではないかと思います。出生時感が分かれば見れることはぐんと増えますので、相性占いしたいから出生時間教えて!など自然に聞き出しておくとよいでしょう。

<太陽と月のアスペクトが0度(コンジャンクション)の場合>

太陽と月のアスペクトが0度の女性は、太陽(社会・夫)と月(プライベート・自分)を同一視する傾向があります。このタイプの女性は世間体を気にするタイプで、「みんながやってること」「世間一般ではこう」ということに弱い傾向があります。他の人がみんな持っているからという理由で、無理をしててでも流行の品を手に入れようとする面が強いと言えるでしょう。反面、結婚して妻になると、伝統的に妻として求められことを忠実にこなし、夫を立て、夫の立身出世が自分の幸福だと信じて尽くすタイプになるでしょう。古いタイプの男女観に縛られやすく、亭主関白な家庭になりがちですが、まるで昭和の時代のドラマの夫婦のように「尊敬できる夫に尽くす良妻賢母」というパターンになりやすいと言えます。自分自身を捨ててでも夫に尽くし社会や夫の価値観に同化させようとする性格ですので、主体性のないタイプで、太陽が1ハウスや10ハウスにあるなど主体性を高めるハウスや星座の位置に無い場合は、自分で自分の運命を切り開くということには向かない人かもしれません。
女性が古い男女観に縛られ男性を立てるタイプになるように、男性も太陽と月が0度の場合は、自分に尽くしてくれるタイプの女性が好きな亭主関白になりやすい傾向があります。他人からの評価も気にする見栄っ張りのため、人から羨ましがられるような女性を妻にしたがるでしょう。

<太陽と月のアスペクトが60度(セクスタイル)・120度(トライン)の場合>

太陽と月のアスペクトが60度(セクスタイル)・120度(トライン)の人は、結婚して妻になると、社会とプライベートの良い関係性を保てるタイプとなります。世間体を気にしすぎることもなく、かと言って周囲から孤立することもなく、円満な家庭生活を築くことができるでしょう。自然体で助け合える関係性の男性を夫に選ぶ傾向があり、楽しい家庭を築きます。
男性であっても、男女で協力し合っていける世話好きで社交性の高い女性を妻に選びたがる傾向があります。

<太陽と月のアスペクトが180度(オポジション)・90度(スクエア)の場合>

太陽と月のアスペクトが180度・90度)の場合は、太陽(社会・夫)と月(プライベート・自分)が緊張関係にあるということになります。このような女性は、家庭に収まることを嫌い、妻としての幸福より社会的成功を優先する性格が多いでしょう。男性を支えるよりも自分がのし上がっていくタイプで、キャリアウーマンに多いタイプです。家庭内では、男性の協力を得にくく、自分が男性の役割を果たすような立場になることもあるでしょう。離婚しやすいかどうかは他の星の関係性を見なければわからない部分もありますが、シングルマザーにも多い星並びであると言えます。