タロット占いの的中率アップ!「どちらの道を選ぶべきか」正しく占う方法とは2

タロット占いの的中率アップ!「どちらの道を選ぶべきか」正しく占う方法とは2

「Aの道とBの道、どちらを選ぶべきか…?」
人生において誰もがぶつかる選択の時。
そんなときに、背中を押してくれるもののひとつにタロット占いがあります。

前回は、タロット占いの「二者択一法」によって二つの選択肢のどちらを選ぶべきかを見ていく方法についてご紹介しました。

今回は、更に詳しい占いかたについてご説明しましょう。

■二者択一法での「当たる」占い方

①まずは何を占うのかをしっかり決める
二者択一法は他のスプレッド(カードの並べ方)と違い、「一度に二つの未来を占う」という点で、他のスプレッドに比べて集中力が必要になります。
カードを置く方向ごとにAとBの選択肢を設定するのですが、要は「左側はAのイメージ、右側はBのイメージ」と、カードを置く際に常に「今どちらの選択肢をイメージしているか」をハッキリと意識しながら占っていくことが必要になります。
他のスプレッドであれば、「Aの問いAの問い…」と一つの問いのことだけを考えていればいいのである意味楽なのですが、二者択一法は思考の切り替えが何度も必要になるので気が散りやすく、気を抜いて占っていると最悪AとBがごっちゃになってしまい一からやり直しが必要な事態になってしまいます。それを防ぐためにも、最初からきちんとAとBの選択肢ごとに何を占うのかをきちんと決めておきましょう。

②カードの山をシャッフルする
タロット占いは、シャッフル→カット→スプレッドの形にカードを置いて占う、という簡単なプロセスで占うことができますが、それだけにシャッフルは重要です。
シャッフルを適当にやると、占いの結果がそれだけで変わってきてしまうからです。
特に、初めてタロットを扱う場合は、タロットの上下がすべて同じ向きになっていることも多いため、念入りにシャッフルして上下をよく混ぜる必要性があります。
タロットカードには「正位置」と「逆位置」があり、正逆によって意味が変わってくるため、トランプと違って前後の順番だけでなく上下も入れ換えるような混ぜかたをしないといけないのです。

ですから、まずはトランプと同じようにカードをよく切って混ぜ合わせ、その後、タロットカードの山を裏向きに目の前に置いて、手で時計回りによく混ぜ合わせましょう。
このとき、何を占いたいかをよく念じながら混ぜるようにすることが重要です。タロットカードは自分でも気がついていない、自分自身の深層意識と会話をするための占いです。カードを自分の心だと思って語りかけるように占いたい内容を思い浮かべてみてください。
また、混ぜ合わせる手は特に決められている訳ではないのですが、人によっては左手は心臓に近く、より心に近い手なので左手で混ぜる方が良いと言う人もいますし、キリスト教圏では古来より右側が神聖なものとされていたため、右手で混ぜる方が良いと言う人もいます。
私個人はより集中できる方であればどちらでも良いと思います。何だったら両手を使っても良いでしょう。手の方向にこだわってよく混ぜられなくてもいけません。
混ぜる向きについては、時計回りにするのには「未来に向かう方向」という呪術的な意味合いがあるので、時計回りとされています。
十分混ぜ終わったら、タロットカードが裏返らないように気を付けながら、丁寧に一つの山に戻しましょう。
ちなみにうっかり裏返って絵柄が見えてしまった場合、最初からやり直す方法もありますが、参考カードとしてそのカードを取っておくというやり方もあります。スプレッド自体にはそのカードは加えませんが、「あなたに何かを伝えようとしているカード」だと思ってください。と言っても、「小さな偶然」と同じでそこまで大きな意味を持つことはそのカードにはありません。しっくり来なければ最初からやり直しても大丈夫です。

②タロットカードの山を3つにカットして再び1つの山にする
タロットカードを十分シャッフルし終えたら、次にカットを行います。カットとは、タロットカードの山を3つに分け、更にもう一度1つの山に戻す作業のことを言います。分け方も戻し方も自分の思った通りで構いません。直感に従うことが大切です。
3つに分けるのは混沌とした1つの山を「現在・過去・未来」に一度はっきりと分け、それを再び1つの時間の流れとして再構成する作業です。恐らくは大昔はもっと色々なプロセスがあったのでしょうが、それが簡略化されてこの方式になっている一種の儀式です。このカットの際にも、常に占いたいことをイメージしながら行ってください。

④二者択一法のスプレッドの形にカードを置く
二者択一法のスプレッドは前回の記事で紹介したものになりますので詳しくはリンク先をご覧ください。
タロット占いの的中率アップ!「どちらの道を選ぶべきか」正しく占う方法とは1
カードを置く順番と開いていく順番は、リンク先の丸数字の通りの順番になります。Aの選択肢側にカードを置くときにはAを強く意識し、Bの選択肢側にカードを置くときにはBを強く意識してください。繰り返しますが、二者択一法は雑念が入りやすいので十分集中して行うことが大切です。