何か悩みを抱えている時、モヤっとする時、直感で手にした本を開いてみる
占いの本じゃなくても絵本でも小説でも哲学書でも何の本でもいい
開いたページの中で目に留まった言葉・文章
そこにアナタの問題の答えがある
ビブリオマンシーとは『書物占い』のこと
アナタの目に入る一言は、アナタが惹きつけた言葉
ただの偶然ではなくて、意味のある偶然
このビブリオマンシーをメディアで出来ないかな?と思って…
これから少しずつ不思議な文章を綴っていく☆
最後にはアナタへの「リアルな『Mコト』」を
タイトルにはページ数(P1)を記すから本の1ページのように見てね♪
直感で開いた「Mコト」のページに今のヒントが隠れている
アナタとの偶然の出会いが意味のあることとなりますように
ご縁に感謝します☆by福井文書館
それではこれから続く「Mコト」を直感でcheckしてね☆
(不思議な話へ続く)
ふわふわと浮遊する光が一つ。
どこへ行くのか何かに引きつけられて天から降りてくる。
地面にポッと落ちた。
光と触れたところだけが黄色く変化していく。
どんどん濃く、強い光が放たれる。
じんわり吸収されて脈打つように地中へ根を張った。
一滴の水が落ちて吸収される。無数の水が雨となり降り続く。
数日たった時、黄色の芽が出た。
「M」
聞こえた声の主は精霊。
これから始まる物語のパートナー。
芽は急激に育ち、黄色の果実をつける木となった。
ある日、一枚の葉が揺れて舞った。いつまでも地につかない。
その葉は特別な力が込められた葉だった。
不思議なことが起こりだす。
「A」
Mの声が響いた。
その瞬間、形を変えたAは言葉を覚えた。
MとAは似ていた。
同じようにふわふわと浮遊して言葉を使い話した。
ただ違うところが一つ。
Aは食べることができた。
友を得たMはAに黄色の実を食べるように勧める。
Aも言うとおりにした。
食べる嬉しさ満足感を覚えた瞬間だった。
Mには分からない食べる感覚。
どれだけ見つめてもAからそれを感じることは出来なかった。
MはAの知らないことを多く知っていた。
なぜ自分が生まれたのか…
これからどこへ行くのか…
いつまでいるのか…
全て分かっていた。
Aは食べることは出来るけどMより知らないことが多く、
自分の力とMを比べては劣等感を抱いていた。
選ばれたのは自分ではなく、
天はMの味方をしていることに気づいていた。
Mは何でも直観した。
そんなAの気持ちさえ、察することは簡単だった。
能力の違いは歴然としていた。
これからAとは長い時間を共にすること、
このオーラは友でありパートナーであることも感じ取っていた。
この世界に昔から有名な説話があるという噂がある。
存在だけが伝え続けられた説話。
Aはそれを知りたかった。
Mに尋ねても、
「今は教えられない」
それだけだった。
「いずれ話す時がくるけれど、今のAには教えられない」
その意味ありげな言葉にAは馬鹿にされているような気がした。
自分が未熟であると言われているように思い、怒りの感情を覚えた。
全てはAの想像だった。
それでも黄色の実を食べるにはMのところへ行かないといけなかった。
Mは、Aのためにどんな時も黄色の木を育て守っていた。
Aから怒りが向けられているのを知っていても。
【隠すことよりも本音を語る勇気を☆】