何気なく見ている色の世界
私たちの生活に色が無いとしたら…
どうだろう?
この色の世界は不思議な効果を与える
「カラーセラピー」をご存知だろうか?
現在の心理状態によって気になる色を選び、心を読み解いていくセラピー
その中には、カラーカードを選んで出た色を意味のある偶然と考えて
その人にとって必要なメッセージを読み解くものや
アートセラピーと言って
自ら描くことで自身の心の状態を読み解く「芸術療法」まで多くの種類があります
「色を使って心に癒やしや気付きを与える(ヒーリングセラピー)」
そんな色の世界から少し心を覗いてみましょう
例えば数多くある色の種類から「赤」と聞いてアナタは何を想像しますか?
太陽でしょうか?
チューリップでしょうか?
バラの花でしょうか?
血液を想像する人もいるかもしれませんね
同じ色に対するイメージでも人により様々で幅広く違います
そこには過去の記憶や習慣、または文化によって
後から付け加えられたイメージがあります
例えば、不快に思う色があるとする
そんな時は、過去を遡って考えてみると
あなたはその色に関連した良くない思い出があるのかも…
好きな色があるとすれば、その逆ですね
別にない!と思うあなたは
前世からの記憶に刻まれているのかもしれませんね
人間が一番早く認識すると言われる、この「赤」だけでも不思議が詰まっています
子どもが注目する保育士さんの「赤」のエプロン
アニメのキャラクターやヒーローの「赤」が目立つこと
人の心を動かす「赤」の花
着ていると魅力的に見える「赤」の服
セールの文字の「赤」など
日々の生活の中に散りばめられた心を動かす仕掛け
色によって心を動かされ、色によって自分の心を知ることができる
そして色によって心を癒やすこともできます
もし何か上手くいかないことがあるとすればヒントとなるかもしれませんね
あなたの心は、あなたの感覚が一番知っている
今日、着ている服の色にも意味があります
自分の気づいてない心の深い部分を知ることができる色
そしてヒーリングを与えることができる色
『あなたのパワーカラーは何色でしょうか?』
何となく元気が出ないと思う時
隠れている自分の心を知りたい時
または勝負したい時
色の世界は一つの通り道となりうるでしょう
もちろんスピリチュアルな世界への架け橋にもなります
深層心理を感じることでコンタクトへと繋がっていく
普段、自分の意識の中で思考している部分というのは
実は、ほんの一部で10%と言われています
つまり隠れている部分が90%
まだ自分で理解していない意識の方が多いということですね
人には、まだまだ無限の可能性が隠されています
知っているようで知らない自分の心の見えない部分
アナタの心が癒せた時、その道は開かれる
【参考】
藤岡功『キーカラーで探せる配色見本ハンドブック』(エムディエヌコーポレーション、2013)
山脇恵子『よくわかる色彩心理』(ナツメ社、2005)