好きな人ができると、どうやったら振り向いてもらえるか、方法がわかったら是非やってみたいと思いますよね。
だから似たような経験がないかネットで調べてみた人も多いのではないでしょうか?
恋の駆け引きって本当に有効なのでしょうか?
よく見かける「駆け引き」やってみました
ネットを検索すると、男性心理を考えた恋の駆け引きの方法が沢山載っていますよね。
実際にやってみた人はどのくらいいいて、本当に効果があるのか?気になりませんか?
今回、3つの方法について異なる2人のスペックの男性で検証してみました。
・女性A・・・中肉中背、清潔感ある服装で切れ長の二重を生かしたメイク。笑顔がかわいい。
・男性A・・・対象の女性に興味がある様子。
・男性B・・・対象の女性には特に興味がない様子。
■LINEの返信を2-3日おいてみる
・男性Aの場合
女性Aに興味がある様子で、たわいもないこともLINEをしてくる。
いつもはその日中に返信していたので、2-3日空くと「体調崩した?」と心配したLINEとなった。
・男性Bの場合
特別女性Bに興味があるわけではないが、こちらからLINEをすると一定の会話のラリーが続く状態。
いつもは男性Bからの返信には1日以内で返信をしていたが、2-3日空いても相手から「どうしたの?」のLINEもなく、こちら側が返信しないままでも進展がなかった。
■追いかけさせるために他の男性の存在をちらつかせる
・男性Aの場合
同じ飲みの席に同席した時に、最近、他の男性にも食事に誘われたことを話す。
「何食べに行くの?」「いついくの?」と具体的な掘り下げありで女性の動向を知りたいことがすぐにわかる。
具体的な告白までにはいたっていないが、女性への興味関心が高まったことがわかった。
・男性Bの場合
みんなで食事に行った際、他の男性に食事に誘われたことを話題にしたところ、「〇〇のイタリアンよかったよ。」とアドバイスあり。
それ以上の広がりもなく掘り下げもなし。
暖簾に腕押し、糠に釘といったところ。
■自立した女性をアピールする
・男性Aの場合
仕事の話、結婚後は家庭と仕事を両立していきたい話をしたところ、「自分の理想は結婚しても仕事を続けて欲しい」と話しに乗ってくる。
「家庭に入っても仕事を続けている人は自立しているし、仕事の悩みも共有できてうれしい」と自分の理想と照らし合わせて好意ある返事が返ってきた。
・男性Bの場合
「自分が好きになった人のやりたいようにやればいい。」と特別自立した女性が好き・嫌いといった議論はなし。
話の広がりもなく、ある意味話がクローズした印象。
駆け引きはマルチツールではない
駆け引きテクニックを検証した結果、「対象女性に興味があるかないかで効果の有無も比例する」ということです。
駆け引きテクニックは対象女性に興味を持っている男性には有効効果を発揮していると感じますが、まだ男性の興味がこちらに向いておらず、これからこちらに興味を持ってほしいと思う状態では、効果を発揮しません。
確かに、気になるからこそ相手の些細な違いにも気づくし、相手の考え方を知りたいと思うわけです。
釣りでもそうですが、完全に魚が餌を飲み込む前に竿をあげてしまうと、魚はスルッと逃げてしまいます。
自分に興味のない男性は餌が前にあっても飲み込もうとすらしていない可能性がありますから、魚の横で竿を上下しても無意味です。
駆け引きというのはある程度相手が自分のことに興味を持っていることがわかっている状態で行うべきだということがわかりました。
駆け引きテクニックはいろいろありますが、相手が自分に対してどんな感情を持っているのか、まず把握することが必要です。
全く興味がないのであれば、駆け引き以前の問題ということを理解しましょう。
自分の気持ちに正直にいることが一番
テクニックというのはオールマイティではありません。
使い手のスキルや経験も必要ですから、まじめにその通りやったからといって効果が出るものでもありません。
また、一番大切なのは、相手の状態です。
自分の入る余地があるのか、ないのか、今自分に対してどういう気持ちでいるのかそこを把握しなくてはいけません。
男性は追うのが好きとよく聞きますが、一方でそれ以上に失敗することも嫌がります。
わざとLINEの返信を2-3日遅くしているうちに、「脈なしか」と諦めてしまうことだってあります。
また、他の男性の存在をちらつかされた時点で「他にもいるのか」と引かれる原因にもなります。
男性がみんな追いかけるのが好きというわけではないことを覚えておきましょう。
駆け引きしている間に、うまくいくものもいかなくなるリスクもあります。
であれば、自分の気持ちに正直に、LINEがきたら嬉しいからすぐ返す、あえてする必要がないなら、他の男性の話はしない、自立した女性が好きかどうかというよりも、今の自分を相手が好きかどうかなので、そこだけのアピールは必要ないなど、自分の気持ちを正直に表現する方が失敗も後悔も少ないでしょう。
最終的に人の気持ちはテクニックではどうにもならないことがあります。
心に余裕があるときにテクニックを検証してみることは面白いかもしれませんね。