好きな人に彼女がいた・・・わかった上で好きになった場合でも、好きになってからわかった場合でも、いずれにしても可能性の低い恋と諦めてしまう人も多いのではないでしょうか？確かに彼女なしの相手に比べるとハードルは上がりますが、あきらめる必要もありません。そんな時の心得をお伝えしていきましょう。
彼女がいることは大きな問題ではない
彼女がいる人を好きになってはいけないのでしょうか？彼女がいたら何故身を引かなくてはいけないのでしょうか？既婚者と違って法的に縛りがあるわけではありませんので、諦める必要はありません。実は、交際期間が短くても、長くても人の気持ちには揺れがありますから、一途な気持ちが常に続いていることは意外に難しいものです。
何事も継続することは努力と忍耐が必要なように、恋愛も同じです。どこまで許容できて、どこまで我慢できるかという葛藤に対応しながら交際期間が長くなる、短くなるが決まります。葛藤している時は一途スイッチが緩んでいますから、彼女以外の入る隙間だってできるのです。だから、彼女がいて今は入る隙間がなかったとしても、隙間は必ずできる時がくるので、すぐに諦める必要はありません。
彼女の脅威になるような存在になるために
人の悩みの大半は人間関係と言われるように、交際していると楽しいこともあれば、喧嘩をすること、我慢をすることもあります。喧嘩や我慢のような嫌なことが起こると、ここでマイナスの心の揺れが起きます。意中の彼に近づくチャンスはマイナスな心の揺れの時です。でも彼の心の揺れがわかる状況にいないとここは掴むことができないので、まず、彼の心を許せる友人になることがスタートです。
１． 彼の恋愛相談の相手になること
女の気持ちは男ではわかりかねることもあり、やはり女性の意見を聞きたいものです。でも男性にはプライドがありますから、「そんなこともわからないの？！」と言われることを恐れる気持ちもあり、女性のようにぺらぺらと自分の恋愛を話す事もなく、ましてや彼女の態度から読み取れる気持ちがわからないことなど話せる相手は大変少ないものです。
恋愛の話以外でも常に聞き上手でいると、「この子は話しやすいし信用できる」というイメージを植え付けることができ、学校や仕事以外のことでも話をしてくれるようになります。恋愛相談を受けるようになれば、まずスタート位置獲得です。
２． あくまでも中立の立場で
恋愛相談される仲はあくまで信頼のもと成り立っています。スタート位置を獲得したことでいきなり彼女候補だと勘違いしては台無しです。あくまであなたは彼の信頼のおける相談できる役割なのですから、その信頼を損ねてはいけません。つまり、彼女の相談を受けている時に、「そんな彼女止めた方がいい」「私だったらあなたにふさわしい」などと、いきなり自分のやりたいことを押し付けるようではこの恋は終了です。
３.彼女の嫌なところと正反対になること
例えば彼女がとても束縛するタイプだったとします。「もう束縛されるのが嫌でさ・・・」という悩みに対し、どのような受け止めをしますか？「えー、嫌な感じだよね」そんな受け止めは絶対NGです。「〇〇君が素敵だから彼女も心配なんじゃないかな？私もわかるな。」といった共感の中にあなたの中でも彼は素敵であることも加えてみましょう。
そして、「私が彼女だったら信じて束縛しないようにちょっと頑張ってみると思う。きっと彼女もそうしてくれるよ。」とあなただったら束縛しないだろうということ、そして彼女のフォローも忘れない抜け目ない受け止めを心がけてください。彼の中でも「なるほど」と思う中にも「この子が彼女だったら」と想像する隙を作ることができます。
あくまで彼女を卑下してはダメです。難易度は高めですが、彼女の肩を持ちつつ自分は正反対であることを伝えるようにするのがポイントなのです。
いつでも覚悟は大事
恋愛は相手あってのこと、自分がいくら好きでも相手も同じ気持ちにならないと成立しません。まして、彼女がいる人なので、まず彼女への気持ちの隙間を作るというある意味ゼロよりも前スタートをしなければならないのです。諦める必要はありませんが、「ダメもと」という気持ちは忘れてはいけません。
あまりにガツガツいき過ぎると「彼女がいるのがわかっているのになんだ？！」とマイナスのイメージを与えてしまいます。そうなると、今の彼女と比べられて「やっぱり今の彼女は最高」と逆効果になってしまいます。何事も「ご縁とタイミング」です。タイミングの部分は彼が彼女に課題を持っている時、ご縁は彼の関心があなたに向いた時と考えましょう。
人の気持ちは、必ず望んだ結果が出ることはありません。相手の気持ちをどれだけ把握して打ち手を出せるか、そしてあなたがどれだけ彼の好みの彼女になれるかなど、様々な要素が良いタイミングで重なった時に幸せな結果を得られるようになります。
いつでも恋愛は覚悟が必要ですが、あなたが輝くために恋愛は絶対に必要ですよ。
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