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つま先立ちすることで、いろいろな効果が期待できると言われているのをご存知ですか?つま先立ちするだけで筋肉が鍛えられたり、ダイエット効果があったり、腰痛や便秘にも効果的だと噂されているのです。今回はつま先立ちの効果とつま先立ちでできる筋トレ、ダイエット方法をご紹介していきます。
つま先立ちとはどんな状態?
まず、つま先立ちとはどんな状態を指すのかをご紹介していきます。つま先立ちはかかとを上げて、つま先だけで立った状態のことを指します。かかとをしっかり上げるか、ほんの少しだけ上げるかなど、かかとを上げる高さによってつま先立ちにも違いが出てきます。つま先立ちの効果を得るなら、しっかりとかかとを上げた状態がベストです。
つま先立ちに効果がある!
つま先立ちは、かかとを上げるだけの簡単な動作です。ですが、そんな簡単にできるつま先立ちでも、効果があるそうなんです。ここではつま先立ちの効果をご紹介していきます。
つま先立ちの効果①ふくらはぎなど筋肉がつく
つま先立ちの効果には、なんと筋肉に表れます。つま先立ちをすると、脚の裏側が引っ張られるような感覚はありませんか?ずっとつま先立ちしていると、脚がぷるぷるしてくることもありますよね。これは、ふくらはぎなど脚の筋肉を使って、つま先立ちをしているためです。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるくらい、体にとって大切な部位になります。ここの筋肉を鍛えておくと血液を心臓に戻すポンプ作用も強化できるので、つま先立ちで脚の筋肉を鍛えるのはおすすめです。
つま先立ちの効果②腰痛の改善
つま先立ちをすることで、腰痛の改善効果に期待が持てます。その理由は、つま先立ちで下半身の筋肉が強化されることで、腰の筋肉も刺激されるからです。腰痛は、腰回りの筋肉があまり使われていないこと、体重が重いことなどが原因になります。そのため、つま先立ちで筋肉をつけ、肥満解消に向けていくと腰痛の改善が望めるのではないでしょうか。また、ふくらはぎの筋肉が鍛えられると血液の循環がよくなることも期待できるため、腰痛改善にも繋がるのではと言われています。
つま先立ちの効果③便秘の改善
つま先立ちが便秘に効果ありと聞いたら、嬉しいですよね。先にもご紹介した通り、つま先立ちは血液の循環を促す効果が期待できます。この血液循環のおかげで、大腸を刺激するお腹周りの筋肉が動くため便秘に効果があると言われているのです。つま先立ちをして、かかとを上げ下げし、体の血液循環を促すことで、便秘解消していきましょう。
つま先立ちで身長が伸びる?
つま先立ちの効果として、身長が伸びることを期待する人もいます。ですが、つま先立ちをすれば身長が伸びるというのは、あまり信憑性がないようです。一方で、O脚を改善して身長を伸ばすという方法の中で、つま先立ちがO脚改善に繋がると言われています。O脚の原因が外側重心にある場合、内側に重心をかけながらつま先立ちするとO脚の改善に効果的でしょう。
つま先立ちで筋トレ・ダイエット
ここからは、つま先立ちでダイエットする方法、筋トレする方法をご紹介していきます。つま先立ちの効果を得るためにも、効果的なつま先立ちのやり方をチェックしていきましょう。
つま先立ちダイエットのやり方
まずは、つま先立ちダイエットのやり方です。つま先立ちダイエットをするときは無理をせず、自分ができる範囲から始めていきましょう。
つま先立ちダイエットのやり方
- 足を肩幅に開く
- 爪先を真っ直ぐ、平行にする
- 時間をかけてかかとを上げて、つま先立ちをする
- つま先立ちのまま、10~30秒キープする
- 上げたときと同じように、ゆっくり下ろしていく
つま先立ちダイエットのポイントは、急がず、ゆっくりやることです。慣れてきたら、つま先立ちする時間を長くしていきましょう。
つま先立ちダイエットの効果は、むくみを解消して脚を細く見せること以外に、お腹周りの筋肉も使うのでウエストを引き締める効果も期待できます。また、筋肉量が増えることで基礎代謝の上昇も期待できるので、ダイエットに効果的と言えるでしょう。
つま先立ちスクワットのやり方
つま先立ちスクワットでふくらはぎなど脚の筋肉をつけていきましょう。つま先立ちスクワットは脚だけでなく、お腹周りの引き締めにも効果が期待できます。
つま先立ちスクワットのやり方
- 足は閉じ、腕は前に真っ直ぐ伸ばす
- 立った状態でつま先立ちする(かかとはしっかり上げる)
- ゆっくり腰を下ろし、膝の角度が90度くらいになる位置でストップ
- ゆっくりと元の位置に戻り、また腰を下ろす
- 3~4を5回程度繰り返す
つま先立ちでスクワットするときは、腹筋も意識するといいですよ。足の指でしっかりと床を捉え、ゆっくりと行いましょう。スクワットのあとには脚をマッサージするとむくみ解消に期待できます。
つま先立ちトレーニングのやり方
簡単にできる、つま先立ちトレーニングをご紹介します。つま先立ちスクワットがきつい人は、トレーニングから始めていきましょう。
つま先立ちトレーニングのやり方
- 足の指を開いて立つ
- つま先全体に体重をかけながら、かかとを上げる
- つま先立ちの状態で5秒間キープする
- 2~3を10程度繰り返す
慣れてきたら、片足つま先立ちトレーニングにもチャレンジしてみましょう。片足で立って、2~3を繰り返します。片足でやるときは必ず、左右、両方の足でトレーニングを行い、バランスよく筋肉を鍛えていきましょう。
筋トレが面倒なときはつま先立ちで体幹強化
実はつま先立ちでは体幹の強化もできます。体幹とは体の幹となる部分、腕や脚、首から上を除いた部分を指します。体幹を鍛えることで体が引き締まる、姿勢がよくなるといった効果が期待できます。そのため、筋トレが面倒なときは、体幹トレーニングをしている人もいるでしょう。つま先立ちでも体幹は強化できるので、体幹トレーニングのひとつに加えてみてくださいね。
つま先立ちで体幹トレーニング
- かかとをつけ、つま先は外側に向けて真っ直ぐ立つ
- 両手を腰の下へつけ、つま先立ちになる(かかとは外さない)
- かかとはつけたまま、床に戻る
- 2~3を10回程度繰り返す
つま先立ちができないときは
つま先立ちはできる人と、できない人がいます。つま先立ちしたいと思ってもできない理由は何があるのでしょうか?
つま先立ちすると痛い!できない理由は?
つま先立ちすると痛いと思うことはありませんか?つま先立ちができない理由は、アキレス腱が炎症を起こしていたり、神経痛が出ていたりするからかもしれません。
つま先立ちすると痛い、アキレス腱に軽く触れると痛い、動き出したときかかとが痛い、というときは、アキレス腱炎の可能性があります。無理せず、安静にしましょう。
また、つま先立ちする格好が長時間続くと、モートン病という神経の炎症が起こることもあります。これは足裏の中指から薬指、人差し指から中指の間くらいに痛みやしびれを感じるようです。
つま先立ちすると痛いときは足の不調が考えられるので、無理をしないようにしましょう。
つま先立ちの代わりにダイエットスリッパ
つま先立ちすると痛いときは、無理して行わないようにしましょう。ですが、痛いわけではないけど、上手くつま先立ちができないという人はスリッパを代用してみましょう。かかとの部分がない、いわゆるダイエットスリッパは意識しなくてもつま先立ちができるのでおすすめです。スリッパを履いているだけで、家で常につま先立ちができるので、意識的につま先立ちするのがめんどくさいなという人も、ダイエットスリッパを使ってみるといいでは?
まとめ
今回はつま先立ちについてまとめてみましたが、いかがでしたか?つま先立ちすることで筋トレやダイエット効果が得られるのは嬉しいですよね。そのトレーニング方法も簡単なものばかりなので、ぜひ試してみてください。ただ、つま先立ちすると痛い場合は無理をせず、お医者さんに相談するようにしましょう。