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離婚して復縁したいと思ったら、どうしたらいいのでしょうか?離婚したあとに後悔して復縁をしたいと思う人も多いです。離婚後に復縁できる可能性はどれくらいあるのか気になりますよね。実際離婚したあと、どんなときに復縁したいと思うのか、復縁してうまくいく女性はどんな特徴があるのかなどまとめてご紹介します。
離婚して復縁する可能性はどれくらい?
厚生労働省の平成28年度「婚姻に関する統計」によると、離婚後5年以内に再婚した人の割合は、女性はだいたい23%、男性はだいたい27%でした※。これは離婚した相手と復縁したかどうかのデータではなく、5年以内に再婚した人のデータなので、同じ相手との復縁となると可能性はもっと低くなるということになります。
一説によると離婚後に復縁する夫婦は、1割以下ともいわれています。一度離婚した相手と復縁する可能性は低いようです。離婚したからには夫婦間でなにか問題があったか離婚しているので、その問題を乗り越えない限り、離婚後に復縁する可能性は低いのです。それぞれの夫婦で離婚理由が異なり、DVなど暴力がある場合は、復縁の可能性は限りなく低いからです。しかし、離婚後も友好的な関係を持てているカップルであれば、その分復縁の可能性は高くなります。
※平成19年~23年に離婚した人が、離婚した年から5年以内に離婚した割合の平均値
離婚して後悔…復縁したいと思うきっかけは?
離婚してスッキリする方もいれば、後悔してやはり復縁したいと思う方もいます。離婚したことを後悔して、復縁したいと思うきっかけはどういったものがあるのでしょうか?
子供の育児
子供がいる女性が離婚をして、子供を引き取ると、シングルマザーになります。シングルマザーとして、働きながら子育てをこなすのは体力も時間も必要で、離婚して後悔することも。自分にとっても子供にとってもいいのかもしれない…と、シングルマザーとしての忙しさや大変さから、離婚を後悔して復縁したいと思うきっかけとなるようです。
やっぱり好き
夫婦喧嘩など一時の感情で離婚してしまった夫婦は、やっぱり相手が好き、離婚しなければよかったと後悔することが多く、冷静になってから復縁したいと思うようです。カッとなってしっかり話し合わず、勢いで離婚してしまった場合、相手のことを思い出してやっぱり復縁したいと思ってしまうようですね。
幸せそうな家族を見て
街中などで幸せそうな夫婦やカップルを見たときや、楽しそうな家族連れを見て、羨ましく思い、離婚したことに後悔し、復縁したいと思う人もいます。新しい恋愛をする自信も時間もない…と思ったときに、離婚した相手との復縁が頭をよぎるようです。
生活が不安定になった
離婚したことで世帯収入が減り、子供がいる場合は子育ての負担が増えるなど、今までの生活と大きく変わったことで「前の生活に戻りたい」と考えるようになる人もいます。夫婦の愛というよりも、安定した生活に戻りたいという気持ちで離婚を後悔して、復縁を考えるのです。
元夫の気持ちを知った
相手に問題があり離婚した場合、相手から「反省している」と謝罪があったり、周囲の人から「反省してるみたいだよ」と話を聞いて、復縁してもいいかなと思うパターンもあります。
離婚後に復縁してうまくいく女性の特徴
離婚後に復縁してうまくいく女性とうまくいかない女性がいます。では、どんな女性だと離婚後復縁してもうまくいくのでしょうか?
根に持たないタイプ
離婚理由が相手側にあると、復縁するときに許したつもりでも何かのきっかけで「あなたのせいで離婚したのに!」と過去のことを掘り返してしまう女性は復縁してもうまくいきません。過去のことは過去のことだと考えて根に持たないタイプなら、一度離婚したあと復縁してもうまくいくでしょう。
自分を客観的に見ることができる
「私が悪かった」「私にも悪いところはあった」と客観的に自分の悪いところを分析できるタイプの女性は、離婚して復縁してもうまくいくことが多いです。離婚理由が自分にある場合でも、相手にある場合でも、復縁したからにはお互いに問題を解決していかなくてはいけません。お互いの悪かったところを直すためにも、客観的に自分を分析できるタイプの女性が復縁に向いている特徴があります。
ポジティブ
離婚後に復縁してうまくいく女性の特徴として、ポジティブということも挙げられます。ネガティブだと、復縁後も「離婚したときみたいにまた問題が起きるのでは…?」と疑心暗鬼になってしまいます。離婚した教訓を生かして前を向いて進める女性の方が復縁に向いているでしょう。
元夫との仲が良好
離婚をしても元夫と友達関係でいるなど関係が良好な女性は、復縁をしてもうまくいくことが多いです。離婚後も気軽に連絡を取り合えているなら、復縁しやすいでしょう。
元夫に不満がない
離婚原因はさまざまですが、DVや元夫の性格が原因で離婚した場合は、復縁をしてもうまくいくことは難しいかもしれません。反対に、元夫の性格などに不満がない女性は、復縁してもうまくいく傾向があります。
離婚して復縁するまでの冷却期間はどれくらい?
離婚後に復縁したいと思ったら、あまり期間が空くのもよくありません。逆に期間が短すぎてもよくないといわれています。では、離婚して復縁するにはどれくらいの期間を空けるのがベストなのでしょうか?
期間を空けすぎると相手に恋人ができてしまう
離婚して復縁するまでの期間があまりにも長いと、相手に恋人ができてしまうこともあります。復縁の意思があるなら、相手にそのことをしっかりと伝えておくことが大切です。伝えないまま相手の様子をうかがっていると、復縁したいという気持ちは伝わらず、次の恋を探してしまいます。また、先ほどの「婚姻に関する統計」でも紹介した通り、5年以内の再婚率は男性の方が4%ほど高いです。あまり期間を空けすぎると他の相手と再婚してしまうかもしれないので、その前にしっかり復縁の意思を伝えてくださいね。
期間が短すぎるとまた離婚することになる可能性も
離婚して期間を空けず、すぐに復縁したいと相手に伝えてしまうと、相手が「やっぱり自分からは離れられないんだ」と思ってしまうこともあります。離婚に至った夫婦の問題点を解決できていないまますぐに復縁してしまうと、また同じ問題を繰り返して離婚してしまうかもしれません。離婚後に復縁したいと思っても、焦らず問題が解決できるようにお互い成長できる期間を設けることが大切ですよ。
離婚後に復縁したいなら、子供のことを優先して考えよう
離婚後に復縁を希望する場合、子供を優先して考えるようにしましょう。片親になることや、子育ての大変さなどで離婚したことを後悔することもあり、復縁したいと思うことも。周囲から「子供がいるんだから復縁したほうがいい」と言われることもあります。しかし、必ずしも子供がいるから復縁したほうがいいというわけではありません。
子供に悪影響のある父親とは復縁してはダメ
当然ですが、暴力などがある男性とは復縁してはいけません。確かに子供にとって父親は大きな存在ですが、暴力やモラハラなどを我慢してまで離婚後に復縁する必要はありません。まだ夫のことが好きだから復縁したいと自分の都合だけで考えず、本当に子供にとっていい父親なのか、離婚して復縁する際は子供のことを考えてあげましょう。
夫婦の都合で離婚したなら復縁もあり
結婚は夫婦の気持ちが大切ですが、子供が生まれると、夫婦としてだけでなく、父親母親となります。もちろん父親と母親がお互いを愛していない状態で、子供のために仮面夫婦を続けるのはよくありません。しかし、その夫婦の問題が冷静に話し合って解決できるような内容なのであれば、子供のためを思って離婚後に復縁を考えてもいいかもしれません。
まとめ
離婚して復縁したいと思っても、まずは子供のことを考えてみましょう。子供がいない場合で、離婚に至った原因が解決できているのかどうか考えて復縁しないと、また同じことの繰り返しになってしまいます。離婚したけど復縁したいと思ったのであれば、お互いのことを考えて、しっかり関係修復期間を設けていくことが大切ですよ。