香水の上手な使い方が分からない!
かのココシャネルの「香水をつけない女性に未来はないわ」という言葉をご存知でしょうか。
日本と外国との文化の違いはありますが、それでも、香りは女性の魅力を大きく左右するものですよね。
しかしいざ香水をつけようと思っても、どれを選べばいいのか、またどう使いこなせば良いのかは悩みの種になりがちです。
この記事では、香水と上手に付き合う方法をご紹介します。
香水の種類の違いでTPOを考える
いざ香水を買いに行くと驚いてしまうのが、その豊富な種類。
ボトル側の説明を見たもののなんだかよく分からなかった…という経験をお持ちの方もいるのでは?
ほとんどの人が、好きな香りかどうかで香水を選ぶと思うのですが、それ以外にもTPOに合わせた香りの選び方があります。
パルファムやオードトワレといった香りの持続時間を表す用語や、オリエンタルやフローラルといった香りの種類を表す用語が存在するので、まずはそれぞれ基礎知識からつけていきましょう。
香りの強さと持続時間
一般的に香りの強いものから順番に、パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンとなっています。
しっかりと香らせたいときはパルファムが適していますが、TPOをわきまえないとトラブルの元となりがちです。
自分がどのような相手と、どのような場所につけて行くのかを想像しながら選びましょう。
香りの種類
香りは大きく分けるとフローラル・オリエンタル・シプレの3種類に分類できます。
まずはローズなどに代表される華やかでみずみずしい香りが特徴のフローラル。
次にサンダルウッドなど、エキゾチックでセクシーな印象のオリエンタル。
3種類目のシプレは、パチュリなどの樹木系の香りが多く、フォーマルな印象を与えます。苔のような香りと表現されることもありますね。
自分のなりたいイメージを考えながら選びましょう。
香りのレイヤードを意識したことある?
香水を身にまとうときに忘れがちなのが、レイヤード。重ねづけの問題です。
上級者で香水そのものを複数本使う際に気をつけるのはもちろんですが、柔軟剤やボディソープ、シャンプーや髪のスタイリング剤との香りの相性にも気をつけたいところ。
フローラルの香水にオリエンタルの柔軟剤、ボディソープはシプレに…などとレイヤードしてしまっては、せっかくの香りが台無しです。
それぞれの香りの印象を意識して、お互いが引き立つよう注意してあげましょう。
香水を付ける部位を考える
体のどの部位につけるか、それによって香水の香り立ちは大きく異なります。
全体からふんわりと香らせたいなら、空中にプッシュした香水の下をくぐるという付け方が適していますし、親密な相手にだけ気づいてほしいなら服で隠れるような場所につけても良いでしょう。
その日の自分の行動と、一緒に過ごす相手と、向かう場所を考慮することが大切です。
香りや濃さに関わらず、香水の匂いそのものが嫌いな人もいます。
一緒に過ごす相手が、匂いを気にする人なのかどうかも知っておくといいですね。
自分ではつけた香りがはっきりとは分からないくらいの分量でも、周りの人には案外伝わるもの。
つけ過ぎにだけは注意しましょう。
香水がタブーとされる場所を覚える
買ったばかりの香水を使うと、心も弾みますよね。
しかし注意したいのが、どこにでもつけていけるわけではないということです。
香水初心者が避けるべき場所を覚えておきましょう。
料理が台無しに…!?飲食店
飲食店での香水の使用は、料理の邪魔になると敬遠されがちです。
香りも料理やお酒を美味しくする要素の一つです。
弱くつけるから大丈夫、もしくは、果物の香りだから大丈夫などと考えてはいけません。
せっかくの美味しい料理、その香りも大切に味わいましょう。
人の多く集まる場所
満員電車やイベント時のテーマパークなど、人の多く集まる場所でも香水は極力避けましょう。
人それぞれに香りの好みは違うもの。
自分の好きな香りが誰かにとっては苦手な香りかもしれません。
人の少ない場所なら離れることも可能ですが、あまりに混み合った場所だとそれさえできないことが起こりえます。
香水をつけるなら満員電車を出たあと、テーマパークの帰り道などでも大丈夫です。
今なら持ち運び用のアドマイザーも種類が豊富ですので、外出先でそのようなものを利用するのもオススメです。
香りを纏うときは周囲への気遣いも忘れずに
最近では柔軟剤や香りづけ専用のアイテムなど、洗濯がらみの香り種類が豊富になったので、わざわざ香水をつける人は減ってきたように思います。
それでも電車に乗っていると柔軟剤やシャンプーの匂いがキツすぎる人がいたりして、香水の知識って柔軟剤とかにも応用しなきゃいけないんだろうな…と感じました。
自分の匂いは慣れてしまうので、香りもきつくなりがちです。
親しい人に自分の香りについて聞いてみるのもいいかもしれませんね。