着圧ソックスでむくみ解消!着圧ソックスの効果をご紹介

着圧ソックスでむくみ解消!着圧ソックスの効果をご紹介

着圧ソックスって聞いたことあるけど、実際に効果があるのか疑問に思ってしまいますよね。靴下くらいでむくみが取れたり足痩せするはずがないと思っている方もいるかもしれませんが、それは大間違い。着圧ソックスは介護の現場でも使われているものなのです。今回は着圧ソックスの効果や、着圧ソックスが必要な人はどんな人なのかなどをご紹介します。また実際に私の夫が、着圧ソックスを着用した効果をお伝えしていきたいと思います。

着圧ソックスとは?

着圧ソックスとは?

着圧ソックスとは、履くことで足に圧力をかけて、むくみなどのトラブルを解消してくれる靴下のことです。着圧ソックスは足を圧迫することでポンプ機能の役割を果たしてくれます。
病気によってお医者さんから着用をすすめられたり、市販の着圧ソックスは寝る時用や普段の生活で履けるもの、ストッキングタイプなどさまざまな種類があります。

着圧ソックスの効果とは?

着圧ソックスの効果とは?

人間はふくらはぎの筋肉がポンプの役目をしていて、血液や水分を心臓に送り返して身体中に血行を促しています。ですが病気や妊娠、ホルモンバランスの崩れや高齢、運動不足など様々な理由でこのポンプの機能が弱くなり、血液や水分が両足に溜まってむくんでしまうのです。
その症状にはこの着圧ソックスを履く事で、適度な圧力をふくらはぎに与え締め付け作用で、血液や水分を心臓に送り返す役目を果たしてくれるのです。
着圧ソックスを履くとすぐに両足が軽く感じられ、今までだるかった人も軽快に歩けるようになります。

なぜ着圧ソックスを履くようになったのか?

私の夫には心臓病と血栓という重い病気があり、私が介護にあたっているわけですが、定期的にドクターを受診します。
今年の初め頃から夫の両足、膝から下がびっくりするように腫れてむくんでいるのに気づきました。そのむくみのために歩くのも重たく、痛みがある事からドクター受診の時に相談したら、「着圧ソックスを試してみてください。」と言われました。
この着圧ソックスを勧められたのは、心臓科と整形外科の両方のドクターからだったので、早速薬局へ行って医療用を購入したのです。日本で医療用の着圧ソックスを買う場合には、医師からの処方が必要な場合もあるので、先生に相談してみましょう。

着圧ソックスが必要なのはどんな人?

着圧ソックスが必要なのはどんな人?

続いては着圧ソックスが必要な人についてご紹介していきます。もちろん、病気や症状によっては着圧ソックスを着用しないほうがいい場合もあります。お医者さんと相談しながら着圧ソックスを利用していってくださいね。

心臓病や血栓患者

心臓病や血栓があって血液が上手に体内に行き届かない人は、足が異常にむくむ事があります。放っておくとどんどん腫れが増して、水分が皮膚から浸み出してくる場合もあります。

腎臓機能の弱い人

私のように腎臓の機能が弱い人は、水分を体外に排泄する力が弱いので顔や身体がむくむ事が良くあります。

妊娠中や産後のママ

妊娠中の独特な症状に、両足のむくみがあります。これには血中の循環量が、大幅に増えるためと言われています。そして赤ちゃんがお腹の中で大きくなってくると下股を圧迫されて、両足が腫れる事が良くあります。

デスクワークや立ち仕事の人

立ち仕事やデスクワークで長時間同じ姿勢を保っていたり、足を休ませる時間がない人は仕事の終わりには、いつも足がむくんでいるという人がほとんどです。

飛行機や列車、バスなどでの移動時間が長い人

飛行機や列車、バスなどの乗り物での移動が多い人も足のむくみに悩む人が多いようです。長時間同じ体勢で乗り物に乗っているので、血行が滞ってしまいむくみの原因になるのです。

高齢などで運動不足の人

高齢であまり動けなかったり、若い人でも運動不足で普段から身体を動かさない人は、両足の筋肉の低下で血流が滞りむくんでしまう事があります。

 

着圧ソックスを買う時の注意点

着圧ソックスを買う時には、自分のサイズに合ったものを選ぶ事が大事です。私の夫の場合薬局で足首、ふくらはぎのサイズを測って、どのサイズなのか探してくれました。
そして圧力の強さも違ってきますが、まずは一番弱い圧力の20mmHg以下が無難です。あまりに強い圧力のソックスを始めから買ってしまうと、かえって締め付けが強すぎて皮膚を傷つけたり、血行が悪くなる事があるので要注意です。

医療用の着圧ソックスの履き方

医療用の着圧ソックスの履き方

着圧ソックスを自分で履く時にも慣れるまでは、びっくりするほど圧力があるのに気づかれるでしょう。なので介護の場合で、あなたのご両親やおじいちゃんおばあちゃんに履かせようとするには、大変な苦労をします。
私も夫に履かせようとしましたが、むくみきった足にソックスのつま先さえも入らずギブアップしたので、薬局に返品しに行ったのです。

医療用の着圧ソックスの履き方-2
そこで勧められたのが、着圧ソックスを履かせるマシン。これで随分楽になり履かせられるようになりました。この着圧ソックス、アーガイルチェックでおしゃれでしょう。
薬局の方が、「この着圧ソックスは、若い女性が足痩せのためにどんどん買っていくので、いつも売り切れ状態なの」と言っていました。

 

医療用の着圧ソックスの履き方-3

まずはマシンにソックスの膝に当たる部分から被せて、どんどんつま先くらいまで押し入れていきます。

 

医療用の着圧ソックスの履き方-4

介護する相手の方をベッドか椅子に座らせておいて、足先からゆっくり入れていきます。

 

医療用の着圧ソックスの履き方-5

膝までソックスが入ったら、ジャジャーン!この通り難しい着圧ソックスも簡単に履けました。

これは高齢の方だけでなく、事故や怪我などで腰を傷めた人が1人でソックスを履く時にも大助かりします。

 

着圧ソックスを着用してみた感想

実は私も夫も着圧ソックスに疑いを抱いていて、こんなソックスくらいでむくみが治るはずがないと思っていました。ですが1週間ほどしてからでしょうか、徐々に腫れが減ってきて今では元のほっそり足に戻ってしまったのです。
2人ともこれにはびっくり!履いていても不快な締め付け感がなく、何より歩くのが軽くなるのが嬉しいようです。今では手放せないソックスになりました。

おすすめの着圧ソックス

医療用の着圧ソックスはお医者さんと相談して決めていくのがおすすめです。今回は立ちっぱなしや座りっぱなしなどで足がむくみやすい人などにおすすめの着圧ソックスをご紹介します。

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着圧ソックスのおすすめひとつめは、ドイツのOfa Bamberg社の健康靴下「ギロファ」です。心地よい圧迫感と履きやすさなど、普段からむくみが気になる方におすすめですよ。

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CMなどでもよく目にする「スリムウォーク」もおすすめの着圧ソックスです。通気性がよく長時間の利用をしてもむれにくいのが嬉しいですね。レギンスやショーツなどさまざまなタイプが展開されているので、自分に合ったものを選んでくださいね。

まとめ

足痩せのおしゃれのためから、病気や高齢の方のむくみのために欠かせないこの着圧ソックス。その効果には驚きです!冬場のブーツを履くための引き締めにも良いですし、夏の職場でエアコンの冷えからのむくみ対策にも最適です。ぜひ着圧ソックスをお試しあれ!