現代の結婚適齢期について考える~30歳を超えると結婚しにくい?~

 
女性の結婚適齢期は、一昔前「クリスマスケーキ」とも称されました。

正直私自身はそういわれた世代ではありませんが、要するにクリスマスケーキのように、「25」を過ぎると「売れ残り」というレッテルを貼られ、安く買い叩かれる=価値が一気に下がる、ということの揶揄のようです。
この言葉が流行った時代の結婚適齢年齢=25歳までだった、ということが、この言葉から如実に伝わってきますね。

しかし、今はどうでしょうか?
私の実感ではございますが、25歳までに結婚する人というのは、むしろ少数派のような気がいたします。

そこで今回は、「現代の結婚適齢期」について、少し考えてみたいと思います。

 

 

1.「結婚適齢期」そのものが消えつつある

 

こんなことを書くと、若年のうちの結婚を推奨する一部の皆様から叩かれてしまうのかもしれませんが、あくまで私の考え方です。

「結婚をする」という目標だけ考えたら、むしろ結婚適齢期という考え方そのものがナンセンスのような気がするのです。

ご自身で「結婚したい」と思った時こそが、結婚適齢期なのではないでしょうか。
結婚する気もさらさらない時に結婚結婚と動き回ったところで、良縁があるとは思えません。
今はもう熟年離婚なんていうのもよくある時代。
結婚するにあたっての年齢的な敷居は、もうないに等しいでしょう。
私が聞いた話では、60歳を超えて婚活をし、良縁に恵まれた方だっています。

第二の人生を、気の合うパートナーと共に過ごしたい、と再婚される方も増えているのだと思います。
こういう事例を考えると、結婚適齢期という言葉に沿って表現するなら、結婚適齢期は16歳(※法的に結婚可能な年齢)~女性が結婚したいと思った時の年齢、と考えるのが妥当なのではないでしょうか。

 

 

2.結婚後のライフスタイルによって適齢期を考える

 

最初に「結婚適齢期なんてないに等しい!」と豪語いたしましたが、どういうご家庭を築きたいかによって、やはり少しだけ、結婚適齢期は変わってくるかと思います。
それはずばり、子どもを作るか、作らないかです。

女性の身体機能上、さすがにかなりの高年齢での出産となると、リスクが伴います。
もし結婚した上でお子様も…と考えているのなら、出産可能年齢が結婚上限年齢に相当するのではないでしょうか。

また、仮に高齢出産をされたとしても、その後の事も考える必要があります。
仮に40歳でお子様を出産されたとして、お子様が成人なさる頃には、ご自身はもう定年です。
何より、40代で幼い子どものパワフルについていくのです。相当な体力消耗を覚悟しておく必要があるでしょう。

私の子持ち友人の中には、「40代で5歳未満の子どもの面倒見るかと思うと無理!って思っちゃう」と嘆く友人もいるくらいです。
私自身は結婚もしていませんし子どももいませんが、比較的体力のある方である友人が言うくらいなのですから、相当です。

体力や根性に自信があるなら、ここでも結婚適齢期、結婚上弦年齢は少し上になるのではないかと思います。

 

 

.まとめ

 

現代の結婚適齢期は、ありません。
子どものことを抜きにして、ただ「結婚」ということそのものについて考えれば、むしろ「死ぬまで結婚適齢期」です。

早く結婚して欲しいという親や親戚の圧力、世論、色々あるかと思います。
しかし、幸せな結婚、長続きする結婚ができなければ、それは結婚して正解になるのでしょうか。

焦って相手選びをして失敗して欲しくないからこそ、私は結婚的定期なんて言葉で自分を追い詰めないで欲しいと強く感じています。

とはいえ、これはあくまで私個人の主観による考え方ですので、批判反論、大いにおありかと思います。

私はあくまでこう考えています、という一女性の考え方のひとつとして、参考にしていただければ幸いです。
 

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bulk

フリーウェブライター、恋愛ライターとしても活動中。主にいろいろな目線で、ライフスタイル/恋愛/占いについて執筆。たまにライブ活動も行うが執筆最優先の生活が続いている。常に面白いことを探しに旅をしている。「初めまして、バルクです。ベリーグッドではいろいろなジャンルの記事を書かせていただいてます!読者のみなさんのお役に立てたらうれしいなと思います。よろしくお願いします。」