怪しい魅力の北欧男子!マッツ・ミケルセン演じる『HANNIBAL』の魅力!

 

ハンニバル・レクター博士。サスペンス映画、羊たちの沈黙で、アンソニーホプキンスの怪演が光っていましたね。人を殺し食べる恐るべき殺人鬼。

今回はクラリスに出会う前のレクター博士を描いた、『HANNIBAL』についてフューチャーしてみました。

 

 
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戦慄のフルコースを、召し上がれ。

世界を震撼させた連続猟奇殺人犯、ハンニバル・レクター。

語られなかった”空白の過去”が今、明かされる…。

 

ウィル・グレアムは、自閉症スペクトラムの一種として、あらゆる犯人に共感し、その動機や犯行当時の感情を再現できる「純粋な共感」という能力を持っていた。

目指していたFBIの捜査官の職は、適性試験で不適格となったが、その能力を活かし、FBIアカデミーの講師となった。FBI行動分析課の長ジャック・クロフォードは、

ミネソタ州で発生した若い女性ばかりを狙う連続殺人事件の捜査のため、ウィルの特殊な能力に着目する。ウィルの友人であり、

彼の精神状態を危惧するFBI顧問のアラーナ・ブルームはこの起用に反対する。クロフォードは、アラーナを納得させるべく、彼女が師事した高名な精神科医であり、

人食い殺人鬼ハンニバル・レクターにウィルの精神鑑定を依頼し、ウィルを捜査に加える。そして、捜査が始まり、アラーナの危惧していた通り、

彼の特殊な能力はウィル本人の精神に多大なるストレスをもたらすことになった。

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**感想**

このドラマが日本で公開されるのをものっスゴイ楽しみにしてました!

なにせあの素敵ダンディーなマッツ・ミケルセンがハンニバル・レクター博士なんて見なきゃならないではないですか!

元々、レクター博士はリトアニア出身なので、独特の雰囲気を醸し出すマッツ・ミケルセンにはピッタリかもしれません。

しかもグレアムがヒュー・ダンシーとは!不安定感とオドオド感が見事に表現されてます!

ストーリーも、24やLOSTのように、止まらない面白さとはちょっと違い、じわじわ引き込まれるような、底なし沼にずぶずぶはまっていくような面白さです(笑)

好みももちろんあると思いますが、全体的にと言うか常に暗く残酷…。

沢山死体もグロイ場面もあったんですが、どこか芸術的なんですよね。

美しい画が更に残酷さを強調していて

何とも言えない気分にさせられました。
今回、レクター博士は精神薄弱になったグレアムの精神科医として関わることになるのですが、このドラマで、レクター博士のイメージがガラッと変わりました。

ひたすら怖い。映画版は事件を解決する側にいるので、少しは人間味も感じられたんですが、

このドラマのレクター博士は残酷とか殺人鬼とかの怖さではなく、人を内側から壊す術を熟知している怖さですかね。それで精神科医ってところも怖い(笑)

レクター博士が全ての事件に関わっているのかいないのか、そのギリギリのラインをチラ見せが絶妙で、見事に私は底なし沼にハマりました(笑)

グレアムの能力は純粋な共感、犯罪者の心情と一体になれるという特殊な能力を使って捜査をするのですが、それはもう彼の精神をガリガリ削り取っていきます。

犯罪者の感情と同調して、その現場にいるように錯覚させるんですから当然ですよね。

それに目をつけちゃったレクター博士が来たから大変(笑)彼の精神はどんどん削られて、

不安定になっていく過程が怖い。途中で巨大な黒い鹿の幻覚が現れるのですが、それは何を暗示しているのか…。

作中では次々とサイコパスによる猟奇殺人が起こるのですが、けっこうグロイです。ちょっと耐性無い方はキツイかも(^^;)

それでも、サスペンスやスリラー好きな方は、ハマると思います!映像はかなり美しい!

 

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フリーウェブライター、恋愛ライターとしても活動中。主にいろいろな目線で、ライフスタイル/恋愛/占いについて執筆。たまにライブ活動も行うが執筆最優先の生活が続いている。常に面白いことを探しに旅をしている。「初めまして、バルクです。ベリーグッドではいろいろなジャンルの記事を書かせていただいてます!読者のみなさんのお役に立てたらうれしいなと思います。よろしくお願いします。」