彼氏に振られてリストラされた34歳無職独身。運命の人に出会った。

・7年付き合った彼氏と別れ、正社員で働いた会社も退職・・・
私は34歳のときに、7年付き合った同じ年の彼氏と別れました。
結婚を考えていたのですが、ある日、友人の結婚式の帰りに彼に私からプロポーズ。
ですが答えはNO。
彼は去っていきました。
当時、地元を離れて一人暮らし、友人もおらず、両親とも疎遠だった私には、この7年間彼しかいませんでした。
ですがその彼が去っていったのです。
当時私はうつ病で会社を休職していたのもあったのかもしれません。
そして会社を退職。私はほんとうに独りぼっちになりました。

・社会復帰支援施設で運命の出会い
彼氏と別れ、会社を辞めて、ひとりぼっちになった34歳独身無職。
半年ほどして、市がやっている社会復帰支援施設に行きました。
そこで出会ったのが9歳年上の43歳の彼です。
彼もまた病気で仕事をやめ、13年同棲した彼女と別れた独身無職でした。
他にもさまざまなバックグラウンドを持った人がいたのですが、なぜか私は彼に惹かれました。お互い経歴も、かかえているものも、親子の関係も、運命のようにそっくりだったのです。
当時二人とも無職です。
ありあまる時間を使って、公園やマクドナルドの100円コーヒーを使ってデートしました。

・そして社会復帰へ・・・
さらに一年程が過ぎて、私は彼にいいところを見せようと思い、就職活動を始めました。そして見つけたのが経理の仕事です。
1年契約で給料は15万円ですが、一人暮らしなので何とかなりそうです。
しかも支援施設の近所なので、彼にも会えます。
再就職して、毎日彼とランチしました。
仕事の悩みを聞いてもらって、駅前のあちこちのお店に二人ででかけました。
貯金はすでに0でしたが、幸せでした。
そんな生活を続けて、私は再就職するなら正社員でバリバリ働くよりも、少しでも彼と一緒に過ごせる仕事がいいと熱望するようになりました。
いつもいつも一緒にいたい、そう思ったからです。

・37歳で失職、フリーライターへ
契約社員の仕事は1年契約。その条件で、家の近所で数社を経験して、昼休みはいつも彼と過ごすと言う生活を続けました。
37歳で契約満了で退職したとき、通院先の病院から、障害者手帳の発行と、障害年金の需給が決まりました。
障害者手帳があれば、失業給付は300日支給されます。私はその300日を使って、自宅で仕事できないかなと考えるようになりました。
そこでネットでフリーライターの仕事を見つけて、応募するようになりました。
私はだらしない性格ですが、彼はきっちりしており、毎朝6時に起こしてくれて、どの仕事を受注すべきか、無茶をいうクライアントにはどう対応すべきかをいちいち指示だしてくれ、その通りに続けていると、月収が手取りで40万円を超えるようになりました。
これまでは手取り15万だったので結婚はできなかったのですが、これで結婚できます。
今年の10月には入籍する予定です。
思い切って前の彼氏と別れて、長年勤めた会社を辞めてよかったです。
彼氏は素晴らしく気が合うし、仕事も充実しています。
捨てる神あれば拾う神ありだなと、心から実感しています。

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bulk

フリーウェブライター、恋愛ライターとしても活動中。主にいろいろな目線で、ライフスタイル/恋愛/占いについて執筆。たまにライブ活動も行うが執筆最優先の生活が続いている。常に面白いことを探しに旅をしている。「初めまして、バルクです。ベリーグッドではいろいろなジャンルの記事を書かせていただいてます!読者のみなさんのお役に立てたらうれしいなと思います。よろしくお願いします。」