恋愛映画「そんな彼なら捨てちゃえば?」男と女の感覚ってそんなに違うの?

 
子供の頃、男の子がいじめてくると、「あの子、ホントはあなたのことを好きだからいじわるしたのよ。」
と、まわりにいた女性から言われたことありませんか?

この言葉、
マユツバものですよね・・・

この「好きだからいじめてくる」
という言葉を聞かされ続けてきた私たち女子。

ほんとうにそうなのでしょうか?

男性にリサーチしたところ、こんな回答を得ました。
「好きな子を、からかうことはするけど、いじめることはしない。」
とのこと。

と、言われても「いじめる「からかう」ってどう違うのよ?

大人になってもこの疑問はつきまといます。

現実はこうかもしれません。
「あんなにいじめてくるのは、本当は私のこと好きなのかも」
「ただ、なんかムカツクからいじめただけ」

この映画では、そんな物事のとらえ方の違いを、かなりの豪華キャストで描いています。
 

 
ケース①恋愛したくても、なかなかいい人にめぐり逢わないのですが・・・

恋愛したくてたまらないアグレッシブな女性ジジ(ジェニファー・グッドウィン)は、コナー(ケビン・コノリー)と初デート。
「なんかいい感じ♪」と感じてその日は別かれます。

ひたすら、彼からの電話を待っているのですが、一週間も音沙汰がなし。
女友達のべス(ジェニファー・コネリー)に相談すると、こう励まされます
「私は彼から11日も連絡なかったけど、今じゃ彼は最高の夫になっているわよ」
再び希望をもって待ち続けるジジ。
コナーの行きつけのバーに行けば会えるかもと、若干ストーカーチックにバーに行くのですが、そこでコナーの友人でバーの経営者アレックス(ジャスティン・ロング)にこう言われます。

「言っとくけど、コナーから電話はこないよ。一週間以上も電話がないってことは君に興味がないってことなんだ」

このアレックスが妄想恋愛癖のあるジジに、男の本音をいろいろアドバイスするのですが、この男目線のアドバイスは参考になります。
 
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ジジは純粋ないい子で、女友達のアドバイスをすぐ信じ込んでしまいがち。
女性のアドバイスは、すべてを信用してはいけないのですね。
ジジに「最高の夫よ」とアドバイスしたジャニーンは、実際には、夫とうまくいってないのです。

だから、男の内部情報を教えてくれるアレックスのアドバイスは目から鱗もの。

ジジとコナーの周辺の男女の恋愛模様もいろんなパターンの悩みを抱えていて参考になります。
 

 
ケース②運命の人が結婚していたらどうすればいいの?&結婚生活このままでいいの?

コナーの憧れの人アンナ(スカーレット・ヨハンソン)は、ジャニーンの夫ベン(ブラッドリー・クーパー)にスーパーで偶然出会います。

アンナ「ベンは運命の人かも。結婚しているからといってあきらめられない」

ベン「アンナは最高にセクシーな女の子だけど、オレ、結婚してるしなぁ。バレなきゃいいかなぁ。迷うなぁ。」

ジャニーン「結婚して幸せなはずなのに、どうしてこんなにすべてにイライラするのかしら?」
 
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アンナは男ならだれでも付き合いたいと思ってしまうようなセクシー美女。
美人だからといって、こういうタイプの女性が必ず幸せになれるかというと・・・

どうなのでしょうか?彼女の体目当てに男性は寄ってくるので、本当に好きになってくれる人を見極めるのが大変です。

ジャニーンは、「結婚」という制度の中に自分の幸せを見出そうとしているのですが、「制度」の中になど幸せが見つかるわけもありません。

好きな人と結婚したからといって、なんの問題もなく過ごしていけるかというと・・・
そう甘くはないようです。
 

 
ケース③結婚したいのに、どうして結婚してくれないの?

ベンの弟ニール(ベン・アフレック)は結婚という制度に懐疑的。
7年も付き合っているべス(ジェニファー・アニストン)に結婚を迫られるも、意見の相違から別れることになってしまう。

べス「7年も付き合って結婚できないってどういうこと?まわりはみんな結婚してるいのに私だけしてないのよ?」

ニール「結婚なんて紙切れ一枚のことだよ。本当に愛していればそんな制度にとらわれることなく生きていけるはずだ」
 
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けっこう切実な悩みなのですよね。

ジジの「恋愛したいけど、なかなかいい人に出会えない」
という悩みを克服しても、まだまだ女性の恋愛の悩みはつきないというわけです。
はぁ・・・

そのほかのケースも簡単にご紹介しましょう。
 

 
ケース④好きな子にアプローチしているのに関係が発展しないのですが・・・

不動産仲介業のコナーはセクシーなアンナに夢中なのですが、アンナの方は、コナーを恋人としては考えてない様子。どんなに真剣に彼女のことを考えても、まったく脈がありません。
 
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ケース⑤男っ気といったらネット上の出会いしかないのですが・・・

ゲイ雑誌の編集者メアリー(ドリュー・バリモア)は、ゲイにはもてるものの、男性との出会いがまったくない。どこかにいい人いないかなとアンテナは立ててはいるのだけど、どこかにいい人いませんか?

 
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おもしろいのは、映画のラストに、登場人物それぞれに、悩みに対する答えが見つかるというところ。
自分はこのケースに当てはまるという方も、そうでない方も、の恋愛事情の参考になることは、間違いない映画です。
 
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画像出典:amazon
 

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bulk

フリーウェブライター、恋愛ライターとしても活動中。主にいろいろな目線で、ライフスタイル/恋愛/占いについて執筆。たまにライブ活動も行うが執筆最優先の生活が続いている。常に面白いことを探しに旅をしている。「初めまして、バルクです。ベリーグッドではいろいろなジャンルの記事を書かせていただいてます!読者のみなさんのお役に立てたらうれしいなと思います。よろしくお願いします。」