トーストのカロリーはどれくらい?バターやチーズと合わせたカロリーは?

トーストのカロリーはどれくらい?バターやチーズと合わせたカロリーは?

トーストのカロリーはどれくらいあるか、知っていますか?最近は朝食にごはんよりもパンを食べる方が多くなってきたと思います。特に、トースターで食パンをチンするだけでできるトーストは、手軽にすぐ食べられる朝食として人気があります。そんなトーストですが、果たしてどれくらいのカロリーがあるのか、バター、チーズ、ピザなど様々なトーストと合わせてご紹介します。

トーストのカロリーは高い?低い?

トーストのカロリーは高い?低い?

まず、一般的なトースト、つまり食パンのカロリーを見てみましょう。
食パンのカロリーは、100gあたり264kcalです。
一般的に売られている6枚切りの食パンは、1枚あたりのカロリーは約174kcal、8枚切りの食パンは、1枚あたりのカロリーは約132kcalとなります。

100gのご飯のカロリーが168kcalなので、同じ量で比較すると、トーストの方が圧倒的に高いことが分かります。
また、トーストにはバターやジャムといった、高カロリーで糖質の高いトッピングが多いため、そのカロリーは更に高くなってしまいます。

バター、チーズ、ピザなど様々なトーストのカロリーは高い?低い?

バター、チーズ、ピザなど様々なトーストのカロリーは高い?低い?

それでは、様々なトッピングやアレンジをしたトーストのカロリーはどれくらいあるのでしょうか。

*様々なトーストのカロリー(食パンは6枚切りのサイズ1枚分)

トースト名 カロリー(kcal)
バタートースト 249
チーズトースト 242
ピザトースト 326
フレンチトースト 300

(参照:簡単!栄養andカロリー計算 グラムのわかる写真館

このように、トースト単体だけでもカロリーが高いので、これにさらに主菜や付け合せ等を食べるとなると、摂取カロリーはかなりの高さになる可能性があります。

ダイエット中にトーストを食べる場合の注意点

ダイエット中にトーストを食べる場合の注意点

カロリーの高さが目に付くトーストですが、他にもトーストには、ダイエット中はあまりおすすめできない点がいくつかあります。

パンは糖質もGI値も高い

トースト、すなわち食パンは、あらゆる食材の中でも、トップクラスにGI値が高い食材です。
GI値とは、Glycemic Index(血糖上昇指数)のことで、この値が高いほど、糖質の吸収率が高いので、過剰に摂取された糖質は脂肪に変化させられてしまい、肥満の原因となってしまいます。

また、6枚切りの食パン1枚の糖質も約27gあり、同じ量のご飯よりも高い数値となっています。
カロリーも高く糖質も高いトーストは、特にダイエット中にはおすすめできない食材と言えます。

腹持ちが悪く、空腹になりやすい

ご飯のようにもっちりとしていて、腹持ちの良い食材ならまだしも、トーストは見ての通り軽い食感がウリなだけに、あまり満腹感を得られることはありません。
そのため、更に他のパンを食べてしまったり、主菜等も難なく食べられてしまうので、必然的に摂取カロリーが高くなってしまいます。

パンは焼くことで余計に腹持ちが悪いものに

また、トーストは焼いてしまうので、水分が飛んでしまい、余計に軽い食感となってしまうので、更に腹持ちの悪いものになってしまいます。

トーストをカロリーオフする食べ方は?

トーストをどうしても食べたい場合は?

これまでの見解を見てみると、トーストはご飯に比べてカロリーも糖質も高い上、腹持ちも悪いので、ダイエット中にはあまり向かない料理と言わざるを得ません。ただ、あのサクッとした食感に、小麦の味わい深い風味は、好きな人も多いと思います。

トーストは、今では朝食のメイン等で食べる方も多いと思いますので、そんなトーストを食べる際の注意点を紹介します。

全粒粉、ライ麦パンを選ぶ

小麦の精製度が変わっても、摂取カロリーは変わりませんが、ポイントとなるのが「GI値」です。
精製された小麦粉で作られたトーストは、91ととても高いGI値となっています。
これを、全粒粉でパンを作るとGI値が50に、ライ麦でパンを作るとGI値が58にまで下がるので、糖質の吸収がおだやかになるます。

ただ、これは「全粒粉のみ」「ライ麦のみ」で作られたパンの値なので、「全粒粉入り」のパンではないことが注意点です。
ですが、なかなか「全粒粉のみ」のパンを見つけることや、そもそも味が好みでないという場合もあるので、その場合は、「全粒粉入り」のパンから食べてみましょう。

パンは薄切りで、野菜と肉・魚等でボリュームを出す

パンは8枚切りのような薄めのものを使い、野菜やサラダチキン等でボリュームを出した、サンドイッチのような料理で食べましょう。
また、そこに野菜スープなどを付け合わせることで、水分により満腹感を得られたり、身体が温まって身体の調子も良くなるので、トースト単品で食べないようにしましょう。

夕食には食べない

糖質が多く含まれているので、日中のエネルギー源として朝食や昼食にいただくのがおすすめです。ただ、夕食や夜食にパンを食べてしまうと、ただでさえ高いGI値にカロリー、糖質を併せ持つ食材なので、それらをそのまま体の中に蓄えてしまいます。トーストを食べるときは、朝食か昼食までとしましょう。

まとめ

パン食が主流になってきた現代ですが、パンはご飯に比べてカロリー、糖質、GI値がどれも高く、更にトーストとして焼いてしまうと、腹持ちも余計に悪くなります。食べる時のポイントをしっかりと抑え、健康に気をつけながら、トーストと上手に付き合っていきましょう。