ステキな恋に縁が無い。恋に落ちるのはダメ男ばっかり。カレとの関係が上手くいかない・・・
恋の悩みは尽きないもの。
そんなアラサー女子のための、恋愛の教科書みたいな映画があります。
ガールズトークの延長みたいなノリで、リアルな恋愛模様を描いたラブコメディ映画。
異性と見るより、女性だけで見たい作品です。
~あらすじ~
友達のジャニーン(ジェニファー・コネリー)のセッティングで不動産仲介業者のコナー(ケヴィン・コナリー)を紹介されたジジ(ジェニファー・グッドウィン)。
ジジはコナーを運命の人と思い込み、必ず電話が来ると信じているけれど、肝心のコナーには片思い中のアンナ(スカーレット・ヨハンソン)が。
そのアンナは、スーパーで知り合ったベン(ブラッドリー・クーパー)に熱を上げてる。
だけど、ベンはジャニーンの夫。
ベンの友人ニール(ベン・アフレック)には7年も同棲している恋人ベス(ジェニファー・アニストン)がいるけれど、結婚の話をするとはぐらかすばかりでイライラ。
ジジ、ジャニーン、ベスは職場が一緒で、ジジの恋バナで盛り上がったり、下がったり。
留守電を残してもコナーからの連絡が無い事にいてもたっても居られなくなったジジは、コナー行きつけのバーで待ち伏せ。
そこで出会ったコナーの友人アレックス(ジャスティン・ロング)に思わず恋愛相談。
思ったことをジャニーンとベスに話したことから、それぞれのカップルの関係もギクシャクしはじめて・・・
【出典:Amazon】
ジジは男性からのアクションを待ってばかりの女子。
まるで白馬の王子様を待ってるみたい。
後で電話するっていう社交辞令も信じきって、友人から「大丈夫、私のカレなんて半年も・・・」って言われれば鵜呑みにしちゃうし、何でもかんでも恋のサインだと信じきっちゃう。
ストーカーまがいの行動までする、いつまでも恋に恋してるような女子。
誰かを好きになると周りが見えなくなるのは、誰だって経験がありますよね?
ジジの場合はちょっと逸脱しちゃってますけど。
けれど、絶対にめげない性格って、なんかいいな~って思っちゃう。
ジャニーンは嘘を嫌う完璧主義の主婦。
一見幸せそうに見えるけど、結婚していても悩みは尽きないみたい。
イケメンの夫ベンは、美人でスタイルのいいアンナに言い寄られてるし。
結婚が終着点じゃないんだなって思っちゃう。
ベスはニールに結婚の話をすると、結婚には意味がないって言われちゃうし、出席した結婚式では行き遅れたお姉さん扱い。
同棲7年もしてると、不安が募るのも当たり前ですよね。
そして、周りが結婚し始めて、自分だけ結婚に一歩も踏み出せないっていう焦りも。
ジジとジャニーンの中間地点にいるベスの姿は、現在進行形でカレがいる女子には共通の悩みかも。
【公式サイトhttp://wwws.warnerbros.co.jp/hesjustnotthatintoyou/index.html】
他に出てくる登場人物の恋模様もリアル。
ゲイ雑誌社に勤めるアンナの友人メアリーは、出会い系まがいのサイトに登録して恋愛探しに必死。
アンナは既婚者のジムに夢中だけれど、ジムがつれない態度だと、コナーを利用しちゃうし。
そんなコナーの行動は、まるでジジにそっくりで、相手のサインを読み間違えて、アンナに利用されているのも自分に気があると思い込んでる。
ジジの恋愛アドバイザー、アレックスは軽くて手を出すのが早いんだけど、自分の恋愛には鈍感。
そんな男女が集まって、いろいろな恋の形が見えてくる映画。
ハッピーエンドもあればバッドエンドもあるし、いろんな本音が見えてくる。
どんな恋をしていても、ジジみたいに恋を探してる女子も、この映画を見て気分をスッキリさせるのはオススメ!