初めてのお見合いパーティーで
天使に出逢い、天使に打ちのめされたシロクマ子。
それでもパーティーは終わらない…!
■言葉って難しいね
シロクマ子が参加したのは
20代中心のお見合いパーティーです。
ちなみに主催は婚活パーティー「シャン・クレール」
この“20代中心”という言葉が重要で
けして“20代限定”ではないのです。
実際シロクマ子が参加した時は、
男性のほとんどが20代でしたが
一部30代も混ざっていました。
※女性同士はほとんど交流しないので
確実ではないですが、女性も同じような
構成だったんじゃないかと思います。
とはいえ、その後いくつかのパーティーに
参加した印象から考えると、
シャン・クレールの
パーティーは若者が多い。
流石最大手といいましょうか。
シロクマ子のように
有名どころだから安心、と感じる、
挑戦より安定を求める今の若者たちが
集まりやすいのかもしれません。たぶん。
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■天使の後遺症
天使が去った後、
シロクマ子は孤独でした。
中間発表ではシロクマ子に
投票してくれた人もいたはずなのに…
何故なのか。
多分それは、心理として
自分がちょっといいと思った子 < 自分をいいと投票した子
だからなのだと思います。
シロクマ子も自分に投票してくれた人を
確認しに行っても良かったのですが、
天使に心を折られたシロクマ子は呆然としてしまっていました。
※パーティーによってはフリータイムの移動は
男性のみの場合もあります。
そんな時、目の前に男性がやってきました。
明らかにシロクマ子と話に来た訳ではなく、
ここ空いてるなら座っちゃおうかな?といった雰囲気。
それでも、体面上人がいないよりはいた方がマシか…
とシロクマ子もその人を受け入れることにしました。
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■ウェイウェイの乙女ゴコロ
フリータイムを持て余していた
シロクマ子の目の前に座ったのは
一見しただけで、
こいつウェイウェイ言いそーっ!!!
という空気を醸し出す若者でした。
実際ウェイウェイは二十歳そこそこの
学生さんだそうです。
学生さんは街コン行けよ……
と内心思いましたが、
そこはウェイウェイの勝手なので
深くは突っ込みません。
しかし、ウェイウェイとシロクマ子。
完全に水と油です。
シロクマ子はどんなに酔っぱらったって
口が裂けてもウェイウェイなんて言わないからね!
そんな2人の話が弾む訳もなく。
当然、静寂が訪れます。
するとウェイウェイは突然、
「俺SMAPの草彅に似てるってよく言われるんだよね~」
と言ってきました。
で?
と思いましたが、シロクマ子は大人の余裕を見せて、
「シロクマ子はSMAPなら草彅くんが一番好きです」
と伝えてみました。魔性のシロクマ子。
しかし、ウェイウェイは微妙な反応。
ウェイウェイは「似てないよー!もっとかっこいいよ!!」
と言ってほしかったようです。
知るか!!!!
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■語るほどでもない結果発表
天使とウェイウェイの後は
大した事件も起きず、最終投票となったこの日。
シロクマ子はメモを見て、
とりあえず同い年くらいの人の
番号を適当に記載して最終投票を終えました。
当然カップルにはなれませんでした。
お見合いパーティーに来て、
みんな良すぎて選べないよ~(≧◇≦)
なんて状況にはなかなかならないのは
皆さんも想像に容易いのではないかと思います。
ここには、横柄なおっさんも、
天使の皮を被ったひねくれ男も、
訳の分からないチャラ男もいます。
※横柄なおっさんは語るほどでもない、
ただただ横柄な態度のおっさん(40)でした。
あと、シロクマ子的に現実味がなさ過ぎて
無意識に忘れようとしていましたが、
とんでもねぇイケメンもいました。
その後も着々と婚活してきたシロクマ子ですが、
この初挑戦の日に出会ったイケメンが
一番のイケメンだったのではないかと思っています。
しかし、とんでもねぇイケメンは
一番人気っぽい女子(かわいい)とカップルになっていました。
別に期待とか…してない…もん!
それが何故わかるかというと、
シャン・クレールのパーティーは
最終投票の結果は口頭で発表されるのです。
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■私のいない私のパーティー
大抵のお見合いパーティーでは
パーティー終了後に出口で渡される封筒に
「何番とカップルになりました!」という
カードが入っていればカップル成立という
システムのところが多いです。
またその時、投票用紙と一緒に連絡先を書いたカードを
スタッフに渡せば、結果と共に封筒に入れてくれるので
カップルになれなかったとしても気になる相手に連絡先を渡せる、
というサービスもよくあります。
しかし、シャン・クレールは悲劇を生んだ
中間発表と同じく、結果は口頭発表。
連絡先も指定のカードを使えば、フリータイムに
渡して良いという他よりは多少ラフな仕組みです。
発表時に誰がカップルになったか、
何組カップルが出来たかわかるのは
一長一短ありますが、
傍観者としては単純に面白い。
この日も、番号が発表されると
女性陣からきゃーという反応があったり、
あのフリータイムに行列が出来てたお姉さん、
結局あの人を選んだんだーなどと観察出来たり、
傍観者として楽しめました。
とんでもねぇイケメンと人気女子(かわいい)の組み合わせには、
てかなんであの人達来たんだろう?サ○ラ?なんて
歪んだ感情を呼び覚まされたり。
しかし、よく考えれば同じ位のスペック同士の人達が
結ばれるのが社会の縮図というものだよね……
と切ない気持ちになるシロクマ子。
世の中って世知辛い。
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■最後のプチ悲劇
パーティーを終え、
ホッと一安心なシロクマ子。
会場が高層階だったのもあり、
今出て行けばエレベーターが
混雑するのは目に見えていたので、
お手洗いに行って時間をずらそうと考えました。
しかし、時間をずらして向かった
エレベーターホールにはカップルの集団が…!
それもそのはず、
カップルにならなかった人達は
サッとその場を立ち去りますが、
カップル達には連絡先を交換したりする
キャッキャうふふタイムがあったのです。
シロクマ子痛恨の判断ミス!
乗り込んだエレベーター内には
行列お姉さん(美人)のカップル、
とんでもねぇイケメンと人気女子(かわいい)
シロクマ子(と実は一緒に来てたMANAちゃん)
気まずい空気に息苦しさすら感じたシロクマ子ですが、
あれは出来たばかりのカップルが発する
初々しい空気だったのかもしれません……
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■今回の反省点
完全に準備不足です!!!!
しかし、初めての事に簡単に順応できる程
器用ではないシロクマ子には
必要な経験だったのかなと思いました。
巷には婚活パーティーの体験談が溢れていますが、
シロクマ子もその一つですが、
結局参加してみない事にはわからない事も多いのです。
自分が人のどういうところを見てるか、
自分はどういう人に気に入られ易いのか。
情報を集めたり、頭で考えたりしてるだけでは
わからない事がたったワンコインで経験できるお見合いパーティー。
普段出逢わないような変な人がいたり、
とんでもねぇイケメンを拝めたり
非日常も楽しめます。
みんな…行ってみればいいんじゃない!!!!!