ディスニー映画「シンデレラ」に学ぶ、王子様と結婚するための10のヒント

ディスニー映画「シンデレラ」に学ぶ、王子様と結婚するための10のヒント

継母と義理の姉から、いじめられ、山ほどの家事を押し付けられていたシンデレラ。
ボロボロの服を着て屋根裏部に暮らし、友達はネズミや小鳥などの動物しかいない。
そんな不幸のどん底にいるような生活を送り、世間から忘れられた存在だった彼女が、どうして王子様と結婚して幸せになれたのでしょうか?

ものすごい美人だから?スタイルが良いから?

実は、違います。いくら美人でも、単なる偶然では、シンデレラストーリーを叶えられないのです。
1950年に公開されたディズニー映画「シンデレラ」のストーリーを追いながら考えていきましょう。
きっと私たちにも役立つヒントがあるはずです。
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①「毎朝起きる度に思う。幸せになるという夢はきっと叶うわ」

毎朝、屋根裏部屋で目覚める度に、シンデレラはこの言葉を口にします。
毎日辛い家事をすべてやりこなすシンデレラ。きっとクタクタに疲れて眠りにつくことでしょう。
しかし、口から紡がれる言葉は、不平不満ではなく、希望の言葉です。
朝目覚めた後、つい、不満を口にしていませんか?
「会社に行きたくない」とか「あんな仕事やりたくない」と不平を漏らして、まだ始まってもいない未知の今日という日に、badluck(悪運)を呼び込んでしまうのは、もったいないことです。実際、不平を口にしても、希望を口にしても、今日という一日が始まることには、変わりありません。

「今日は、きっと幸せになれる」と口にして、goodluck(幸運)を呼びこみましょう。

②「夢見ることは、誰にも止められないわ」

シンデレラは、不幸のどん底にいるような状況にも関わらず、常に希望を信じています。
「自分の夢は幸せになること、そしてこの夢を見ることは誰にも止められない」と、心の底から信じているのです。
自分の事や、自分の夢をどれだけ信じていますか?
まずは、自分で自分のことを信じてあげることが大切です。
誰にだって、自分に不満はあるもの。美人じゃないからとか、太っているからとか、見た目に自信がないと不安を感じてしまいがちです。
しかし、不美人だろうが、太っていようが、痩せていようが、シンデレラのように、屋根裏暮らしだとしても、どんな人にも幸せになる権利があるのです。
信じる力を侮ってはいけません。
見た目や、現状を悲観するのではなく、自分を信じて希望を忘れないように心がけましょう。


③やさしさや親切な心こそ、美の魔法

シンデレラは、継母や義理の姉にののしられても、彼女たちに親切に接します。
屋根裏部屋で一緒に暮らすネズミたちや、屋敷の動物たちにもとても優しく接しているのです。
日常生活の中で、いじわるをされたり、ひどい目にあったりすることは良くあることです。
そんなことが起こるたびに、私はこんなに不幸で、こんなに嫌なことがあって、こんなに不運でかわいそうだったと、マイナス思考をあげ連ねていませんか?
シンデレラは、マイナス思考を一切口にしません。ボロボロの身なりを精一杯整えて、いいつけられた仕事をきちんとこなします。
彼女は、今そこにあることを受け入れ、現状を精一杯生きています。
どんなひどい目にあっても、やさしさを忘れず、常に、最善の自分であることを心掛けているのです。
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④つらい仕事もきちんと楽しみをもってやりこなす。

彼女は、料理、掃除、洗濯、縫い物すべて完璧にこなしてしまうプロフェッショナル。
どんな家事にも真剣に取り組み、継母もシンデレラの完璧ぶりに恐れを感じるほど。
命令されたからと言って、いやいや仕事をこなしていては、身につかないスキルです。
嫌な仕事だからといって、やりたくないなと思ってやっていては、結果としてやりこなしたとしても、何のスキルも残りません。

美しい歌を口ずさみながら、床磨きをするシーンでは、床を磨くごとに、シンデレラの心まで美しく磨かれているようにさえ感じます。
今、そこにあるやるべきことに真摯に取り組むことが大切なのです。

⑤「なぜ出てはいけませんの?私は今でもこの家の家族です。」

王様の命令で、国中の年頃の娘に舞踏会の招待状が届きます。
義理姉たちは、「ほうきを持って王子様と踊るつもり?」とシンデレラをバカにします。そのときシンデレラが継母と義理姉に言ったセリフです。
彼女は、自分なんて・・・と悲観することなく、自分の正当な権利を堂々と主張できる女性なのです。
正当すぎて、継母もしかたなく、「もしすべての用事をやりこなし、着ていけるようなドレスがあるのなら舞踏会に行ってもいい」と、言わざるおえなくなります。
シンデレラは、縫い物のスキルを生かし、実の母親の古いドレスをリフォームしようとしますが、いじわるな3人が、彼女を舞踏会に行かせまいと用事を言いつけ、縫う暇がなくなってしまうのです。


⑥いつも周りに親切にしていたからこそ、応援してくれる人がいる

いつもネズミたちに親切にしているシンデレラ。
ネズミたちは、彼女に感謝していて、なんとか舞踏会に行ってもらいたいと、シンデレラが用事を言いつけられている間にドレスをリフォームします。
美しいドレスが仕上がったのですが、またもや継母の策略で、義理の姉たちにドレスをボロボロにされてしまいます。
さすがに打ちのめされたシンデレラ。庭で泣いていると、フェアリーゴッドマザーが現れ、魔法でシンデレラを舞踏会に行かせてくれることになるのです。
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⑦「夢は夢なの、永久に続くものではないの。この夢は真夜中までよ」

魔法で美しいドレスとかぼちゃの馬車をもらったシンデレラ。
夢のようだわと喜びますが、フェアリーゴッドマザーが彼女に念を押します。
12時の鐘が鳴り終わるとすべて元にもどってしまうのです。
魔法だったら、もっとなんとかなりそうですが、もどかしいですね。 
しかし、シンデレラは「こんな素敵な夢を見られて幸せだわ」と素直に感謝します。
つまり、魔法の力は12時までしか効かない。その時間をどう過ごすかは彼女次第なのです。
シンデレラは、王子様とは知らずに素敵な男性とダンスをして時がたつのも忘れるほど楽しく過ごします。
魔法の力は借りたけれども、幸せな時間を過ごせたのは自分の力なのです。
この素敵な男性が王子様だったので、結果的に、実力で永遠の幸せを手に入れた、ということになります。
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⑧王子様だから好きになったのではない。好きになった人がたまたま王子様だった。

舞踏会は王子のお妃選びの為に開催されたもの。
名家の娘たちは、絶対自分が選ばれるのだと必至になって王子にアピールしてきます。美しく着飾った娘たちに、王子はうんざりしてしまいます。
そこに、遅れて現れたシンデレラは、初めての舞踏会に興味深々。お城という素晴らしい場所を「素敵!」と満喫しているのです。
一人だけ様子が違う彼女に目を止めた王子は、すかさずダンスに誘います。
しかし、彼女は彼が王子様だとは気づいていないのです。
ただ、素敵な人とこの時間を過ごせる幸せに浸っているうちに、あっと言う間に12時の鐘が鳴り始めてしまいました。
王子も、王子としての自分を好きになってくれる女性よりも、何も知らずに自分の事を好きになってくれる女性を求めていたのです。

⑨「大公様、お待ちください。私にも試させてください。」

王様の命令で、ガラスの靴を残し、行方不明になった娘を探しに来た大公。国中の娘にガラスの靴を履かせなければなりません。
シンデレラの家にもやってくるのですが、いじわるな継母は、彼女を屋根裏部屋に閉じ込めてしまいます。
なんとか靴を履こうと必至の義理姉たちですが、履けるわけもなく、大公が帰ろうとしたその時、ねずみたちに助けられたシンデレラが間一髪現れて、大公にお願いしました。
妨害にもくじけず、チャンスを逃さず、自分のものとして、きちんとガラスの靴を履くことができたのでした。
チャンスが現れたら、躊躇などせず、しっかりとつかみ取ることが大切ですね。
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⑩やさしさと信じる力こそが魔法を生む

こうしてストーリーを追ってくると、シンデレラの「幸せになりたい」と念じる意志の強さ、そして彼女のもつ優しさが幸せを呼び込んだように感じます。
王子様と結婚するためには、人にやさしく、親切にすることを忘れずに過ごすか、人にいじわるをして過ごすか、どちらがいいのかは、もう迷いようがありませんね。
常に最善の自分であり続ければ、いつチャンスがやって来ても、必ずつかむことが出来るはず。
王子様の方も、そんな素敵な女性に出会えることを待ち望んでいるのです。
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フリーウェブライター、恋愛ライターとしても活動中。主にいろいろな目線で、ライフスタイル/恋愛/占いについて執筆。たまにライブ活動も行うが執筆最優先の生活が続いている。常に面白いことを探しに旅をしている。「初めまして、バルクです。ベリーグッドではいろいろなジャンルの記事を書かせていただいてます!読者のみなさんのお役に立てたらうれしいなと思います。よろしくお願いします。」