■どこまで続く? 茨の婚活
婚活を始めて上手くいかないと陥ってしまうのが、婚活疲れ。
ちょっと休んで回復するならいいけれど、ひどい場合だと鬱になってしまうこともあります。
人生に失恋はつきものですが、どうして婚活疲れが出てきてしまうのでしょうか?
■「お断り」が恐怖に
結婚相談所やお見合いパーティーに参加すると、必ずあるのが「お断り」です。
上手くいけば初めて会った相手と付き合って結婚…なんてこともあるでしょうが、たいていのパターンは何度か付き合ったり断ったりするのが続きます。
そうすると、断られるときに自分の人格が全否定されたと思うことがあるようです。
結婚を目的として、初めて会った相手に「ごめんなさい」とお断りされたら、誰もが理由を知りたくなりますよね。
けれど、婚活の場にフィードバックはありません。
断った側は条件を見て、もしくは外見を見て、「アリ」か「ナシ」を判断します。
その判断基準が口に出されることはありません。
そのため「ナシ」と判断されたとき、断られた側は「どうして断られたんだろう?」と落ち込んでしまう、ということです。
「もしかして、自分の性格が悪い…? 顔が悪いのかな…?」と生真面目な人ほど考え込んでしまうもの。
性格も顔も、それぞれ好みがあるから一概には言えない、ということに気付かないのです。
■疲れたらひとやすみ、ひとやすみ
婚活疲れに陥ると考え方も悪い方向へ転がっていくことが多いでしょう。
いい人に出会えても「またお断りされたら…」と考えたら、前に進むことができません。
そこでオススメしたいのがひとやすみです。
自分の人生は婚活だけではないのですから、一度別のことに目を向けて、頭から婚活のことを追い出してしまいましょう。
「それじゃ、婚期が過ぎちゃう!」と焦る方ほど、婚活疲れに陥りやすいのです。
一人の時間を持ったり、同じ婚活仲間に愚痴ったり、友だちとどこかに出かけてみるのもいいでしょう。
息抜きもうまく婚活を進めていくコツです。
■ちょっとだけ?蛇足
婚活疲れが多く、最近は婚活疲労外来が出来たりしています。
周りに婚活仲間がおらず、話し相手がいないというときは専門家に頼ってみるのも悪くないと思いますよ。
隠れ婚活疲労症候群…なんて言葉もできていますし、同じように婚活に疲れている方々はたくさんいます。
「私だけうまくいかないのかな…」と落ち込まないで大丈夫ですよ。
それでは、素敵な婚活ライフを送って、幸せな未来を掴んでください。