履歴書に「趣味はゲーム」と書いてもいい?趣味がゲームの人に対する世間の印象とは?

履歴書に「趣味はゲーム」と書いてもいい?趣味がゲームの人に対する世間の印象とは?

目次

趣味がゲームだという人のなかには、趣味について聞かれたときに「ゲームです」とはっきり言えず、隠しているという人も多いようですね。また、就活や転職活動の履歴書にある趣味欄に、ゲームと書いていいものか迷うという人も少なくありません。なぜ趣味がゲームだと、人に言いにくいのでしょうか?今回は、趣味がゲームだという人に対する世間のイメージや『趣味はゲーム』と履歴書に書いていいのか?についてまとめてみました。ゲームに飽きた人におすすめの大人の趣味もご紹介します。

「趣味がゲーム」と言えずに隠す理由は?

「趣味がゲーム」と言えずに隠す理由は?

「趣味はゲームです」とはっきり言えない理由は、大人になってもゲームをしていることが恥ずかしい、世間的な評価やイメージが悪い…などと考えているからです。趣味はゲームだと伝えたら、「大人なのにゲームが趣味?遊んでないでちゃんとしたら?」と言われた経験がある人も少なくないようですね。ですが、趣味がゲームというのは、そんなに悪いことなのでしょうか?まずは、ゲームが趣味だという人に対する世間の誤解についてご紹介します。

「趣味がゲーム」に対するイメージ

趣味がゲームだという人が一般的に持たれやすいイメージは次のとおりです。

性格や思考が子供っぽい

ゲームは子供がやるものという認識でいる人も多く、大人になってもゲームが趣味だなんて子供っぽい…というイメージを持たれてしまうようです。

ひとりが好きで社交性がなさそう

一般的に「ゲームはひとりで遊ぶもの」というイメージが強いため、趣味がゲームという人は、コミュニケーション能力がなさそうだと思っている人もいるようです。

ゲームばかりして仕事をしなさそう

ゲームが趣味の人には、昼夜逆転して夜中までプレイしているというイメージがついているようです。寝不足のまま仕事したり、仕事中に隠れてゲームをしたりしてしまうなど、ゲーム中毒のイメージを持たれることもあるかもしれません。

ゲームへのネガティブなイメージは誤解

ゲームに対してネガティブなイメージを持つ人がいるのは事実ですが、これはゲームをしない人たちの誤解でもあります。
現代では子供から大人まで、年齢は関係なく楽しめるゲームも多く、ゲームは子供だけがやるものではありません。また、大人数でプレイするゲームやオンラインゲームなど、世界中の人とコミュニケーションをとりながら協力しないとクリアできないゲームもありますよね。趣味がゲームというのは決して悪いことではありません。
世間のネガティブなイメージを払しょくするためには、ゲームに対する世間の誤解を解き、ポジティブなイメージを与えることが大切なのです。

履歴書に『趣味はゲーム』と書いてもいい?

履歴書に『趣味はゲーム』と書いてもいい?

就活や転職活動では、会社に自分のことを知ってもらうために履歴書を書きますよね。その履歴書には趣味を書く欄もあります。自分の趣味がゲームの場合、正直に『趣味はゲーム』と書いてもいいものなのでしょうか?

履歴書の趣味欄に『ゲーム』と書いてもOK

ゲームが趣味というと印象があまりよくないかも…?と考えてしまいがちですが、履歴書の趣味欄にゲームと書いても問題はありません。ですが、履歴書を埋めようとして適当に『趣味はゲーム』と書くのはやめておきましょう。趣味としてゲームを挙げるのであれば、面接で掘り下げられたとき、何を聞かれてもしっかり返せるかどうかが重要になります。

趣味がゲームしかない人も嘘を書くのはNG

趣味はゲームしかないのに、なんとなく悪い印象を与えそうだからという理由で、嘘の趣味を履歴書に書いてしまう人がいますが、これはNGです。履歴書に嘘の趣味を書いてしまうと、面接に進んだとき、面接官の質問に答えられず嘘だとばれてしまいますよ。なんとなくイメージが悪そうという理由で嘘をつくよりは、正直に趣味はゲームだと書く方が無難です。

就活で『趣味はゲーム』は不利になる?

就活で『趣味はゲーム』は不利になる?

履歴書に「趣味はゲーム」と書くのは問題ないとお伝えしましたが、就活において、ゲーム以外の趣味を答えた方が無難な場合もあるようです。
例えば就活中の希望業界や会社自体が堅そうな場合は注意が必要です。特に年齢層が高い会社ではゲームをしない人が多い可能性も高く、趣味がゲームの人に対してネガティブなイメージを持たれてしまうことも考えられます。
もちろん、面接でしっかり『趣味のゲームで何を得られたのか』を説明できれば問題ありませんが、短い面接の時間でゲームへのネガティブなイメージを払しょくするのはなかなか難しいです。そのため、就活中にそういった会社へ履歴書を送るのであれば、趣味の欄はゲーム以外にしておいた方が無難なのかもしれません。
就活で趣味はゲームと答えるかどうかは、面接を受ける会社や面接官の雰囲気によって変えるという工夫も必要になるでしょう。

面接で『趣味はゲーム』を好印象にするポイント

面接で『趣味はゲーム』を好印象にするポイント

ここからは、履歴書に書いた「趣味はゲーム」について面接で掘り下げられたとき、どのように答えれば好印象を与えることができるのかについてご紹介します。

第一印象を大切に!ポジティブに答える

大切なのは、面接官が持つ『ゲームに対する悪いイメージ』を、払しょくすることです。しっかりとした明るい受け答えをして、ネガティブなイメージを与えないようにしましょう。当然のことではありますが、身だしなみを整えることも大切です。
また、「ゲームをやる日・やる時間など、自分のなかできちんとルールを決めて、オンオフをしっかり切り替えている」など、計画性を持って趣味を楽しんでいることをアピールしましょう。さらに、日ごろのストレスを、趣味のゲームでうまく発散できていることや、ゲームで論理的にものごとを考えることができるようになったなど、趣味のゲームをポジティブに捉えてもらえるように説明することが大切です。

趣味のゲームから何を学んだのかをアピール

ゲームから何を学んだのかについても、面接で伝えられるようにしましょう。趣味を通じて何を学んだのか(どんな成長ができたか)、理由の説明や学びの経緯、ゲームから学んだことをどう仕事に生かせるのかを、面接で明確に伝えることが大切です。
趣味がゲームであることを、どれだけ自己アピールに結び付けられるかがポイントになります。

ゲームに飽きたらどうする?大人の趣味一覧

ゲームに飽きたらどうする?大人の趣味一覧

ゲームに飽きたけどほかに趣味がない…と思ったら、あなたにとって新しい趣味を探すチャンスです。無理に新しい趣味を作る必要はありませんが、ゲームに飽きたなと感じたら、素敵な大人の趣味を探してみましょう。

インドア派の大人におすすめの趣味

ゲームに飽きた人におすすめなのは、やはりインドア系の趣味。ゲームに代わって、熱中できる大人の趣味をご紹介します。

  • 映画鑑賞
  • 読書
  • モノづくり
  • 絵を描く
  • 料理

映画鑑賞や読書は、自宅にいながら動画配信アプリや電子書籍で簡単に始めることができるので、ゲームに飽きたインドア派の人に特におすすめです。手先が器用ならハンドメイドで作品を作ったり、絵を描いたりしてTwitterなどのSNSに載せてみましょう。もしかしたらSNSで話題になって、お仕事につながったり、就活面接などで話のネタになったりするかもしれませんよ。

アウトドア派の大人におすすめの趣味

ゲームに飽きたら、次は体を動かしたり、外に出たり、アウトドアな趣味に挑戦してみてはいかがでしょうか?

  • バイクや自転車
  • ランニング
  • 筋トレ

アウトドアな趣味だったら、同じ趣味同士の人と交流ができたり、旅先での素敵な出会いがあったり、新しい発見があるかもしれません。体を動かす趣味であれば、今すぐにでも始められるランニングや、肉体改造ができる筋トレもおすすめです。

ゲームに飽きたら習い事もおすすめ

ゲームに飽きたけど新しい趣味を始めても続かない…という人は、習い事を始めてみるのはいかがでしょうか?お金を払って通うことで、サボらずに続けることができるかもしれませんよ。

  • 楽器を習う
  • 語学を習う
  • ダンスを習う

習い事は目標の設定もしやすく、履歴書の趣味欄にも自信を持って書くことができるはずです。ゲームに飽きたタイミングで、習い事の体験授業などに顔を出してみてはいかがでしょうか?

まとめ

趣味がゲームというのは悪いことではありません。近年ビデオゲームをスポーツとして捉えるeスポーツも発展し、ゲームも他のスポーツなどと同じように、ひとつの競技として広い世代に認識されていくことが期待されています。履歴書に『趣味はゲーム』と書いていいのか迷うかもしれませんが、大事なのは趣味のゲームから何を得られたのか、自分はどう成長したのかをしっかり就活の面接官に伝えられるかどうかです。どんな質問をされても胸を張って答えられるように、対策を練っておきましょう。趣味は人にどう思われても自分が好きなことをやるのが一番です。自信を持って、好きな趣味を楽しんでくださいね。