憂鬱になってる場合じゃないかもしれない雨の恋愛心理
雨が降ると空気もじめじめして憂鬱になってしまうものです。梅雨などの長雨の続くきせつにはなおさら気分もおちこんでしまいます。
しかし恋愛心理学の観点でみると、雨の季節こそ恋を成就させる絶好のチャンスである可能性があります。
今回はそんな恋愛とココロにまつわる雨の効果と活用法をご紹介します。
雨の日独特の一体感
雨の日に気持ちが落ち込んだり憂鬱になるのは誰もが経験している事です。科学的にも雨を降らす低気圧は人間の脳内の副交感神経に作用して眠気をおこさせるような鎮静効果がある事がしられています。
ただのリラックス効果ではなく、普段の生活が憂鬱になるほど神経を鎮静させてしまうのです。一般的に晴れの日に比べ雨の日に活動量が減るのはこのためなのだとか。
そしてこのヒトの神経にとって大変な低気圧という状況が、一緒に過ごす人と困難を乗り越える時の一体感と血圧の上昇を引き起こし、ドキドキ(血圧の上昇)を相手への意識(好意)と勘違いする吊り橋効果として有名な心理的状況をつくりだす場合があるのです。
雨の恋愛心理を活用するには、下記のような注意ポイントがあります。
- テンションを上げ過ぎない
- いつもよりゆっくり話す
- さりげなく一緒にすごせて嬉しいと伝える又は小さな刺激を与える
雨の日でも好きな人と一緒に居られる状況はテンションが上がってしまうものですが、ここは我慢が重要です。相手は低気圧のために神経が異常な鎮静状態なので高いテンションではいつも以上に疲れてしまいます。
うるさい女という印象を持たれてはもともこもありませんし、せっかくの雨の一体感が台無しです。動きや話し方もいつもよりゆっくりを心がけてください。
やたらと暗く鬱状態を演じるのはだめですが、極力平常心でゆったりとしたイメージで接するようにすると一緒にいて心地がよいと思ってもらえます。
また吊り橋効果を上げるためにも少し刺激をあたえてドキドキさせるのがおすすめです。相手を驚かせるようなことをする必要はなく、さりげなく一緒にいると楽しいと伝えるだけでも十分です。
雨天の気候はお酒に酔いやすい気圧配置
低気圧は、一般的に人間をいつもよりお酒に酔いやすくします。アルコールの耐性は人によるので絶対ではありませんが、雨の日に素敵なお店を選んで飲みにいくのも多少は効果があるかもしれません。
雨と白色アイテムが忘れられない思い出をつくる
雨の日は雨音や濃く香る植物の匂いなどが普段と違っていて、独特のリラックス効果とヒト脳に印象的に残りやすい状況をつくりだします。
告白やとっておきのデートは、実は晴れの日よりも雨の日の方が印象に残りやすいのです。この時白系の明るい服や小物、アクセサリーを身につけているとさらに効果的です。
意中の彼の目線の高さに明るい色がくるように工夫すると、定着したイメージの中であなたの印象がぐっと明るくポジティブなものになります。
恋愛を成就させるためには、雨が降った時こそ勝負です。自然を味方にして素敵な恋の思い出をつくってみてください。