❤女性が森の草花を摘み眠る時枕の下に置くと幸福になる
北欧デンマークでは森で摘んだ草花には地の妖精ノ―ムの力がやどるとされ、押し花にして枕の下において眠る習慣があったそうです。
ノ―ムは地下に埋まっている宝石を守る妖精でサンタクロースの起源という説もあります。森を愛して大切にする人はノ―ムが幸せを運んできてくれるのかもしれません。
❤テントウムシが手にとまるとプロポーズされる
世界各地でテントウムシは幸せを運ぶ縁起物とされています。
デンマークでは女性の手にテントウムシがとまると1年以内にプロポーズされるというジンクスがあり、ノルウェーでは男女が一緒にテントウムシをみつけると恋におちるとされているそうです。
素敵な恋を運んできてくれるラッキーアイテムとしてテントウムシをモチーフにしたアクセサリーも人気なのだとか。この春は可愛らしいテントウムシのチャームを探してしまいそうですね。
❤ヤドリギの下でキスすると二人は永遠に結ばれる
ふるくからヨーロッパ各地で薬草として珍重されていたヤドリギは、それ自体に聖なる力があるとされヤドリギの下でキスしたカップルは永遠に愛し合うとされました。
そのような伝承がアメリカに伝わると、ヤドリギの下では男女は必ずキスしなければならないというジンクスにもなったそうです。
すりつぶして飲むとどんな動物も多産になるという言い伝えもあり、恋愛や結婚に幸福をもたらしてくれる植物として有名です。
❤春一番に黄色の蝶をみた年は幸福がおとずれる
北欧を代表する童話ムーミンの挿話に出てくるジンクスです。春最初にみた蝶が黄色ならその1年は幸せなことが起こり、白なら普通の年なのだとか。
白なら悪いことが起こるのではなくて普通な年というあたりが、ほほえましいジンクスです。
縁起ものだからと血眼になって探し回るよりも、普通の日常をほのぼのと過ごす中に時々ふいにおとずれる幸福をみつけたいものですね。
❤オーロラを一緒に見たカップルは結ばれる
オーロラが一般的に見られるフィンランドでは、この幻想的な風景は天国とこの世をむすぶ橋や扉だとかんがえられてきました。
こんな所で特別な人と同じ時間を過ごせたら、それこそ天国にいるような気持ちになることでしょう。
寒い地域のジンクスですが春を待ちわびる地域性からか、どれも心をあたたかくしてくれるものばかりですね。