前回出会えるカフェで
出会っちゃったかもしれないシロクマ子。
予期せぬ事でしたが、せっかく連絡を貰ったし、
カフェ内で全く話をしていないからこそ、
会って話してみるのもイイかもと
連絡をくれた男性(仮称Mさん)に会ってみる事にしました。
※ここからの体験談にはフェイクが多く含まれます※
■どうせ顔だろ…？
待ち合わせ場所に行くと、
Mさんはすでに来ていました。
しかし、声を掛けられないシロクマ子。
番号を間違えて覚えてて
別の人と連絡取りたかったのに、
誤ってシロクマ子に連絡しちゃった
可能性もあるよな、とか考えてしまったのです。
どうしようかと躊躇していたら、
気付いたMさんの方から声を掛けてくれました。
とりあえず人違いでなくて良かった。
この時、この日初めてMさんを近くで見たシロクマ子は、
Mさんの顔の整いっぷりに不覚にもトキメいてしまいました…！！
やだ、カッコイイ…！
一気に気持ちが傾くシロクマ子。
…今、はいはい、どうせ女は皆
イケメンが好きなんだろ…と思ったそこのあなた！
違います。
好きな顔の人が好きなのです。
向井理とか伊藤英明とか妻夫木聡とか…
世間的にはイケメンでも、
シロクマ子好みの顔じゃない人には、
シロクマ子はトキメキません。
シロクマ子は山田孝之とか成宮寛貴とか
目がグリグリしてる顔が好きなんです。
福山雅治に迫られてもNO！ですが、キムタクならYES！です。
断じてイケメンならなんでも良いという訳ではありません。
また世間的にはイケメンじゃなくても好みの顔ならトキメけるもの。
イケメンかどうかより、
好みの顔かどうか！それが一番大事！！
そして、Mさんは(シロクマ子自身はDAIGOに似てると思ったけれど)
後日カフェでMさんを見た友人が成宮寛貴に似てましたよね！
と言ってたので、ある種シロクマ子の好みどストレートの顔だった訳です。
→
■厳戒態勢
Mさんの想定外のイケメンッぷりに、
一気に心奪われたシロクマ子。
しかし、相手がイケメンであればある程
シロクマ子は警戒してしまいます。
こんなイケメンがシロクマ子を好きになるはずがない…！
何か裏があるはずだ…！！
と。悲しい性です。
中途半端な時間だし、カラオケとか行きますか？
とMさんに提案されたシロクマ子は更に警戒レベルを上げます。
カラオケに良い思い出がない、
ということもありますが、何よりカラオケは密室です。
何かあった時、力では敵わない。
しかも、よく知らない男性と
密室に行ったとなれば、警戒心が足りないと
シロクマ子の落ち度を責められる可能性もある。
下手したら、シロクマ子みたいな◯ス
(自分で言ってて悲しいので伏字)に手を出す奴なんかいねぇよ！
と周囲に信じてもらえないかもしれない。
そんな展開を望んで敢えてブ◯ばかり狙う奴もいると聞きますし、
痴漢だって華やかな可愛い子より地味で大人しそう子の方が
被害に遭いやすいと統計で出てる事を考えても、
シロクマ子みたいな地味◯スはどれだけ警戒しても足りない位なのです。
男性は女性がどれだけ警戒しているか
(世間に警戒を求められているか)少し考えてみてほしい…！
俺はそんな事しないのに酷い！と思うかもしれませんが、
皆が皆そうじゃないと知っていても、
それを完璧に見分ける術がない以上警戒するしかないのです。
…そんな訳で、警戒心MAXなシロクマ子は
カラオケは？と聞いてきたMさんの提案は無視して、
お茶しましょうと半ば無理やり喫茶店に行くことにしました。
→
■未来予想図
厳戒態勢で喫茶店に入ったシロクマ子。
しかし、Mさんはちゃんと話してみれば
意外な程良い人でした。
何より趣味が合うことが
シロクマ子的にとても好感度が上がりました。
シロクマ子の好きな劇団の話をしてみたら、
その劇団を知っているどころか
シロクマ子以上に熱心なファンであったり、
Mさんが好きな映画をシロクマ子も好きでDVDを買っていたりなど…
あと、とても申し訳ない発想なのですが
Mさんは爽やかな見た目に反して、
かなりオタク気質がある人のようで、
それなら華やかな女の人より
シロクマ子の様な子の方が安心するのかもしれないと、
少し納得してしまいました。
熱心なファンはいるけれど、
一般的にそれのファンって公言するのはどうなのか？
と思う様なアニメ作品の事を熱く語る場面もあったり。
シロクマ子も見たことあったので、
そう言うととても喜んでいる様子でした。
これは本当に婚活終了のお知らせかもしれない…！
と内心テンションが上がるシロクマ子。
…しかし、そんなシロクマ子以上に
Mさんはヒートアップしていってしまうのです。
映画を一緒に観に行きたい。
テーマパークに一緒に行きたい。
部屋でゲームを一緒にしたい。
シロクマ子の作ったご飯が食べたい。
誕生日には手紙を書いて欲しい。
お風呂に一緒に入って欲しい。
すぐにでも結婚したい。
子どもは2人欲しい。
…。
徐々に、こいつ何を言い出した…？
という気持ちになるシロクマ子。
蛇足ですけど、これ以後に婚活で知り合った人も
2人きりになると、早い段階で
シロクマ子と付き合ったら◯◯したい話を
してくるのですが、何故なんでしょう？
直近のデートの予定ならまだしも、
付き合ってもいないのに、
具体的にあれこれ言われるのは少し狂気を感じます…。
好みの顔で趣味も合うMさんであっても、
会って数時間の人に、
2人の子供が欲しいとか言われたら こ わ い よ！！！
そして、Mさんは禁断の一言を言ってしまうのです。
「もっと一緒にいたいから、この後うちに来ない？」
いやーーーー！！！
→
■あざとい顔をしていた
何もしないから…抱っこして寝るだけ。
シロクマ子、ドン引きです。
何を言ってるんだこの人は。
抱っこという言葉のチョイスがもう…。
ただ、ここに来てもシロクマ子には
Mさんがカップリングパーティーに
ワンナイトラブを求めてるタイプには見えませんでした。
どちらかと言うと、
情緒不安定な恋愛依存気味な人なのかな？と思います。
というのも、あれしたいこれしたいと話している時から、
シロクマ子の反応が悪いと途端に、
シロクマ子ちゃんはしたくないの？どうして？
僕の事嫌いなの？シロクマ子ちゃんに嫌われたら悲しい…
とすぐにネガティブにシフトチェンジするのです。
どうして？嫌いなの？と甘えた顔をするMさん。
(今思えばそういう作戦だったのかな～とも思います。
明らかに自分の顔が可愛いのわかっててやってやがった)
Mさんはシロクマ子よりも年上でしたが、
終始幼児を相手にしている様な感覚でした。
傷つけないように、機嫌を損ねないように……
とはいえ、泊りだけは絶対に避けたいので嫌だと言えば、
どうして？何もしないって言ってるのに？
僕が信用出来ないの？シロクマ子ちゃんは僕の事嫌いなんでしょう？と…。
そんな事ないよ、とMさんのご機嫌を取りつつ、
どうにか早くこの場から
逃げられないものかと根気よく交渉を続けるシロクマ子。
強く拒否すれば良いじゃないかと思われるかもしれませんが、
激昂されたら…という恐怖からなかなか強気には出られません。
Mさんとは合計5時間位一緒にいましたが、
普通の話をしたのは2時間程度で後半3時間は
家に行く行かないの話を延々していた気がします……
恐ろしく長い時間だった。
→
■今回の反省点
実は喫茶店内で話してる時からずっと
Mさんに右手を握られてたシロクマ子。
帰り道は当然のように恋人繋ぎ。
信号待ちでは腰を抱いてくるわ、
キスしようとしてくるわで
スキンシップ過多にも程がありました。
最後はシロクマ子の手の甲に口づけて
じゃあまたねと言って去って行ったMさん。超ナルシスト。
しかし、問題はそれらを
なんとなく受け止めてしまう
シロクマ子にもあるよなぁと思います。
でもなぁ拒否して変な空気になったら
より面倒かなと思っちゃうんだよなぁ。
結局、その日の出来事が衝撃的だったので
以後、Mさんとは連絡を
取らないようにしたのですが、
シロクマ子がちゃんとしていれば
もっと早い段階で逃げられたかもしれません。
確かに好印象を持った人ではありましたが、
シロクマ子は決定的な事(Mさんに好意がある等)
は何も言わなかったはずなのですが、
それでももう恋人になったとばかりの態度を
取られてしまうのは何故なのか……。
ともかく、最初の段階で
密室に入らなくて良かったと
しみじみ思います。
レアケースだとは思いますが、
たくさんの人と出逢うとなれば、
こんなこともないとは言い切れません。
婚活パーティー後に2人で会う場合は
場所選びには気をつけてください！
男性の方も相手に信用されたければ
場所選びには注意してください…！！！
あと、一回会う約束を取り付けたからって
イコール付き合えるだと思わないように！
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