【婚活体験記・番外編】どうしてなの?婚活が上手くいかない理由を探る

【婚活体験記・番外編】どうしてなの?婚活が上手くいかない理由を探る

婚活歴も早1年半、空白期間もありますが、平均すれば
1か月に1度は婚活パーティーやイベントに参加してきたシロクマ子。

その結果、安定してカップリングするようにはなってきたけれど……
なかなか次の段階に進むことができません。

今回はそんなシロクマ子の例を元に
どうして婚活が上手くいかないのかという理由
について考えていこうと思います!

■ピンとこないという感覚

普通に生活していて恋人ができない
⇒だから婚活している人はレベルが低い

婚活してると人に話すと、上記のようなイメージで
「たいした人いないんでしょ?」と聞かれることがあります。

そう思われるのは仕方ない。
けれど、婚活をしている人間が一般的に見て駄目な人ばかりかというと、
シロクマ子はそうではないと思うんです。

なぜここに!?と驚くようなハイスペックな人も割といますし、
そうじゃなくても、この人絶対ないわ……と思う程酷い人はほとんどいません。

だいたいの人が、同じ生活圏内にいて頻繁に会うような関係なら
相手の気持ち次第では恋愛関係になる事もあるかもしれないな、
と思えるような人ばかりです。

こちらの親近感次第でどんどんよく見えていきそうなタイプ、というか。

ただ、そういう“悪くない”人達でも
婚活パーティーで出会うと「いい人だけどなんか違う」気がするんですよね。

話してて盛り上がったし嫌な感じはしなかった、
相手も自分を気に入ってくれていそう、でも、ただそれだけ。

婚活パーティーに行き出して初めに悩んだのはそれでした。

たくさんの人がいて、いいひとがたくさんいるのに、
この中で誰か、が選べない。

全然ピンとこないんです。

「今回はいいひとがいなかった」と片づける事も出来る話ですが、
たくさん人がいるのにこの人だと思える人がいないのはなんでなんだろう。

シロクマ子は何を求めてるんだろう。

その時、やっと気付いたことがありました。

■ピンとくるためには

ただ漠然と婚活パーティーに参加していたシロクマ子には
こんな人と結婚したいという明確な目標がありませんでした。

婚活がうまくいかない理由として、
「高望みし過ぎる」という意見を聞くことが多いですよね。

だからこそシロクマ子は、高望みしちゃダメだ、
「どんな人でもいいから」と思わないとうまくいかないぞ。
と無意識に自分を戒めていたんです。

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しかし、パーティーに参加するようになってわかったのは
「どんな人でもいい」は結局、決め手に欠ける発想だということ。

誰でもいいと思っていたら「誰も選べない」のは当たり前なんですよ。

もちろん自分の好きなタイプと
実際に付き合う人が違うというのはよくあることです。

ただ先に書いたように
「こちらの親近感次第でどんどんよく見えていきそうなタイプ」
の人が多い場だと、自分の好きな要素を持っている人だ、
と気付けるか気付けないかの差は大きいとシロクマ子は思うんです。

そういうとっかかりを見つけられるかどうかがピンとくるってことなのだろう、と。

そうか!とやっと気づいたシロクマ子は
自分の好みや結婚の条件について真剣に考えるようになりました。

しかし、シロクマ子の中にはまだ問題が残っていました。

■妥協点を探ってしまう

例えば、シロクマ子が3人の男性に出会った時に
シロクマ子の好みのタイプ順に
1位Aさん 2位Bさん 3位Cさん と順位がついたとします。

その場合、シロクマ子はBさんにアプローチしようとするのです。

自分で言ってても不思議なのですが、これもほぼ無意識にやっていて、
パーティー後に友人とあの人が格好良かったよねとか
あれこれ話している時に気付きました。

もっと人数が多い場合でも同じで、
この人が一番素敵だな…と思った人ではなく、
いつも自分の中の評価で真ん中らへん、
条件を満たす下方にギリギリのラインを探ってしまう。

というのも、シロクマ子は何故か
自分が1番欲しいものは絶対手に入らない
と思い込んでいたんです。

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それならば確実に手が入りそうなラインで手を打とうという妥協。

これ、更に厄介なのが「確実に手が入りそう」と自分が勝手に思っているだけで、
周囲の評価はわからないんですよ。
前述のたとえで言えば、Bさんが一番人気ってこともありえる。

それなのに、シロクマ子はAさんが素敵だと思うし一般的にもAさんが人気だろう、
そんな人気者のAさんはシロクマ子に振り向くはずがない、
Bさんにアプローチしよう、という発想……

我ながら歪んでいるし卑屈だと思います……

■自尊心が低い

そもそもシロクマ子は自尊心が低めです。

パーティーの回数を重ねていくうちにカップリングするようになってはきましたが、
毎回、何故相手がシロクマ子を選んでくれるのか不思議に思いますし、
よく話してもいない相手がシロクマ子を良いと言ってくれる場合は余計に、
「こいつ…何が目的だ……!?」と怯えてしまいます。

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「人に好きになって欲しかったら、まず自分自身が自分のことを好きにならなきゃ駄目だよ☆」
なんて、そう聞く度にウルセー!と思ってしまうシロクマ子ですが、事実、
自分に自信がなければ相手の好意を受け入れる事って難しいんですよね。

シロクマ子が体験談などで男性に対してよく言う、急に彼氏面すんなよ!?という違和感も、
シロクマ子が自分に自信がなく、相手からの好意を信用出来ないからこそ起こる事で、
急に距離を詰めようとする相手のことを一方的には責められないのかもしれない……。

確かに限度はあるけれど、いたずらに好意を無下にするのは
本当に良くないことだなと思います。自己嫌悪。

でも、それもこれも全部、自分が好意を受け入れる立場だ(と思っている)から
いけないのではないかとシロクマ子は思うのです。

これまでのシロクマ子は誰でもいいからと、
中間投票でシロクマ子に投票してくれた人を選んだことでカップリングしたり、
他にもっと良い人がいるけどシロクマ子にはこの人が妥当だろうと
(今思えば相手に超失礼な事を)考えて投票したことでカップリングしたり、
本当の意味で自分が良いと思った人とはカップリングはしていないんです。

自分なんかを良いと思ってくれたから……
と頑張ろうとして、受け入れがたくて決裂してしまう。

これが自分が良いと選んだ相手だったらどうだったのだろう?

■愛されるよりも愛したい MA・JI・DE

カップリングした相手と上手くいかない最大の原因、
それはシロクマ子が相手を良いと思っていないから
という至極当然な結論が出ました。

じゃあなんで投票したんだよ、と思われるかもしれませんが、
やっぱり何度もパーティーに参加していると
とりあえず結果を出す=カップリングすることが目標になってきてしまうのですよ。

そして、そのためならこの人を選べばカップリングするな…という打算すら働いてしまう。

そりゃ駄目だよね。
やっぱりちゃんと自分が良いと思った人を選ばなくてはいけないよ。

パーティーでそこまで良く思っていなかったけれどカップリングして話してみたら
良い人だったってことも起こり得る話なのでそれが全てとは言えませんが。

そんな訳でシロクマ子の「婚活が上手くいかない理由」は

・「どんな人でもいいから」と思いすぎて自分の好みを見失っていた事
・自信のなさから自分の希望を押し通す事を諦めていた事
・「カップリングすること」が目的になってしまい
カップリングしたい訳じゃない人にも投票していた事

の3点が大きいと思います。

これはシロクマ子のケースですが、同じような事につまづく人は多いのでは…?

そんなあなた(とシロクマ子)には
自分の気持ちを大事にしなよ☆
というとってもうざい助言を……。

まぁ多分自分の希望や好みを最優先しようとしたところで、今後は

・良いと思った人がいたのに上手くアプローチできなかった
・頑張ってアプローチしたけど投票して貰えない
・第一希望の人とカップリングしたけど思ってたような人じゃなかった
・自分って男性を見る目がないんじゃ……?

とかそういう類のことで悩みそうだな~と思うのですが……

それでも!弱気に活動してカップリングした相手の気持ちや時間を
無駄にさせてしまうよりマシ
ですよね。

上記の悩みならアプローチの仕方変えようとか、
今度はこういうところに着目して相手を選ぼうとかポジティブに活動できますしね!

いきおい