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人生の一大イベントでもある「結婚」。
そして、結婚に関する買い物の中でも、大きなウエイトを占めるのが「指輪」ではないでしょうか?
左手の薬指に嵌める指輪は、ある意味どんな高級なアクセサリーよりも価値のあるものですよね。
この指輪について、「一生身に着けるものだし、お気に入りのものが欲しい!」と思っている方も多いかと思います。
一方、結婚前の方だと「結婚指輪」と「婚約指輪」の違いが分かっていない方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、「結婚指輪」と「婚約指輪」に関する知識についてまとめてみました!
☆「結婚指輪」と「婚約指輪」は何が違うの?
結婚指輪と婚約指輪では、その指輪に込められた意味が違ってきます。
簡単に言うと、結婚指輪は「男女(夫婦)の証として2人でそろえるもの」、対する婚約指輪は「男性から女性へ愛の形として贈る」という意味合いが強いです。
なぜ意味合いの異なる指輪を贈るのかといえば、これはそれぞれの指輪で由来が異なるからなんです。
結婚指輪は、11世紀頃に海外の一部地域にて、儀式の一環に利用されたことが始まりです。
結婚といえば、永遠の絆を誓い合う儀式ですよね?
古来から「円」の形は「永遠」という意味を持っています。そのため「円=指輪」を結婚の儀式の際に贈りあうようになったんですね。
一方の婚約指輪の由来は、紀元前のローマにまで歴史がさかのぼります。その当時は、結婚よりも婚約の儀式を重要視していました。
こちらの婚約の儀式でも、「円=指輪=永遠の愛の証」として、男性から女性へと指輪を贈っていたようです。
ちなみに、日本に婚約指輪を贈る習慣が取り入れられたのは、明治時代の頃だったそうです。
世界的にみると婚約指輪の方が歴史が古いですが、日本では結婚指輪の方がなじみ深く、歴史も古いため、結婚指輪の方を重要視する傾向にあるようですね。
☆やっぱりそれぞれの「相場」が気になる!
いくら「指輪」が女性の憧れだからと言って、やはりお金がかかるものですから、周りの人たちがその辺をどうしているのかは気になりますよね。
そこで、結婚指輪と婚約指輪の相場について調べてみました!
結婚指輪の相場は20~30万円程
まず「結婚指輪」の相場は、20~30代の方が購入する場合、2人分合わせて20~30万円程度であることが多いようです。
一般的に、年代が上がると相場価格も増加するようで、だいたい「年代×1万円」くらいの予算で皆さん考えているようです。
婚約指輪の相場は35万円程
一方「婚約指輪」の相場は、こちらも20~30代の方が購入する場合、35万円くらいになります。
こうして比較してみると、結婚指輪に比べて婚約指輪の方が相場が高めですね。
結婚指輪より婚約指輪の相場が高い理由は?
結婚指輪よりも婚約指輪の方が相場が高い理由のひとつに、婚約指輪にはダイヤなどの宝石が比較的大きく使用されていることが多いことが挙げられます。
よく「婚約指輪には給料3か月分のものを贈る」なんて言いますが、あれは1970年代に広まった話です。
愛の証である婚約指輪を広告にする際、金額をそのまま書くといやらしいイメージになってしまうため、「給料3か月分」というワードを使ったのだとか。
現在と当時では日本でのダイヤモンドの価格も異なるため、このような価格の伝え方となったのでしょう。
☆指輪を買うなら「宝石」から決める!
いざ指輪を購入しようと思っても、何をどうやって決めていいかわからないですよね。
見た目や直感で選ぶのももちろん良いですが、ある程度の知識を持っている方が安心できます。
指輪を購入する際に気になるのはズバリ価格ですが、この価格は基本的に「使われている宝石」と「宝石のカラット数」によって変動していきます。
そのため指輪を購入する際は、「どんな宝石が使われていて」「どれくらいの数・大きさのものが良いか」を中心に見ていきましょう。
結婚指輪や婚約指輪で定番の宝石は「ダイヤモンド」
結婚指輪や婚約指輪に使われる宝石として定番なのは、やはり「ダイヤモンド」でしょうか。
角度や光の加減によってその表情を変えるダイヤモンドは、見た目にもきらびやかですよね。
また、「永遠の愛」という石言葉を持っていることから、夫婦になる2人にぴったりの宝石であると言えます。
宝石言葉で指輪の宝石を選ぶなら「ペリドット」「エメラルド」
また最近では、「夫婦の愛」という石言葉を持っている「ペリドット」や「エメラルド」といった宝石にも人気が集まっています。
ほかにも様々な宝石があるので、自分の気に入ったものを探していくと良いでしょう。
指輪につける宝石のデザインは何がいい?
さて、どの宝石が良いか決めたら、宝石のカラット数やデザインを吟味していきます。定番のデザインは宝石が1つのタイプで、大きめにカットされた宝石が目立つ仕上がりになります。
近年流行しているのが、小さな宝石が3つ並んでいるタイプのデザインです。ひとつひとつの宝石の主張は弱くなりますが、その分普段使いしやすいところがポイントです。
主に婚約指輪には前者の宝石が1つのタイプを、結婚指輪には後者の小さな宝石が使われているタイプを選ぶ場合が多いようです。
お気に入りのデザインを見つけて、ステキな指輪を購入したいですね。
「結婚指輪」と「婚約指輪」まとめ
意外と知らない「結婚指輪」と「婚約指輪」に関する知識をご紹介しました。
指輪を買う予定のある方もない方も、知っておいて損のない情報をまとめてみました。
人生で数度とない買い物ですから、納得したものを購入できるよう慎重に検討しましょう!