梅雨明けも間近に迫り、いよいよ夏本番ですね。
夏に向けての準備は皆様はもう始めていますか?
夏と言えば海にプールに花火大会!
地元密着型の花火大会から、メディアで取り上げられるような大規模な花火大会などその種類は大小様々。
特に大規模な花火大会はおよそ4万発の花火を打ち上げると言われております。
何でもインターネットで検索できるこのご時世は「花火大会カレンダー」という物まで検索したらすぐに出てきます。
それほど花火大会という物は全国で注目される夏の一大イベントの一つとなっております。
花火大会の日をデートのお約束にしている方も多いのではないでしょうか。
「この日の為に彼好みの浴衣もバッチリ準備したわ!」という方も中にはいらっしゃる事でしょう。
しかし準備するのは浴衣だけで本当に大丈夫ですか?
花火大会の当日になって焦ったりしない様にこちらでは浴衣デートをする際のポイントをまとめましたので、是非とも参考にしてみて下さい。
皆様の大事なデートが楽しい一日になりますように・・・。
■まずは持ち物
・絆創膏
慣れない下駄を履いたら足が痛くて気分は最悪・・・なんて事にならない様に1枚だけではなく予備として5枚以上持つ事をお勧めします。
絆創膏を貼っても汗や鼻緒で擦れてしまいすぐに剥がれたりする事があります。
下駄は極力履きたくない、という方には「和柄サンダル」というアイテムも通販で買う事も出来ますので、こちらも一度チェックしてみて下さい。
・巾着
お財布やメイク道具など、最小限の荷物に抑えましょう。
特にお財布はいつもの長財布を入れてしまうと巾着の形が崩れて台無しに。
コンパクトサイズの小銭入れなどを使うのが◎です。
・扇子やうちわ
浴衣の柄に合わせても、合わせなくても自分の気に入った物を是非ともデートに持って行って下さいね。
うちわはお店のロゴなどが入った無料で貰える様なタイプのはお勧めできません。
無料で貰ったのだし使わなくちゃ損かもしれませんし、実用性が高いのは認めますが彼とのデートには少しだけおしゃれな柄を意識してみましょう。
■お次は浴衣を着る際の注意点
・ヘアスタイル
着た後にヘアセットをすると万が一ワックスなどの整髪料が浴衣に付着してしまうとせっかくの浴衣が台無しです。
そして浴衣のヘアセットは襟足の見えるアップスタイルが基本です。
今は動画サイトなどでも簡単で分かりやすい浴衣に似合うヘアスタイルを紹介しているのでこちらも参考にしてみましょう。
・着付けについて
着付けについても調べたらイラスト付きで分かりやすく記載もされていますし、皆様のお母様世代だと浴衣の着付けだったら出来る方も
多いと思いますので教えて貰うのもいいかもしれません。
・着崩れしてしまったら・・・
特に多いのが襟元のたるみです。
襟元がたるんでくると胸元がはだけやすく、それだけでだらしのない印象になってしまい彼もガッカリしてしまうでしょう。
万が一襟元がたるんでしまってもすぐに直せるので大丈夫!
帯の下から出ている「おはしょり」と言われている部分を右下にギュッと引っ張ります。
これだけで襟元のたるみは直ります。
もちろん引っ張ったおはしょりを綺麗に整えるのも忘れずに。
■花火大会当日の振る舞い
・歩き方
普段と同じように動いてしまうので着崩れしてしまうのも無理はありません。
しかしそのように動きにくいからこそ美しい動作が生まれるという事でもあるのです。
例えば歩き方一つにしても歩幅を小さく、少し内股気味に歩く事で着崩れも防げますし美しい所作が生まれます。
・ゴミはゴミ箱へ
浴衣の着付けやヘアメイクなどはバッチリなのにゴミをそこら中にポイ捨てするのは明らかにマナー違反です。
花火大会の会場にゴミ箱は設置してありますが満杯になってしまっているなど、近くに無い事もありますよね。
そんな時用にビニール袋を持参しておくと良いでしょう。
2枚くらい持っておいて分別した上でゴミ箱を見つけたら分別の指示に従って捨てましょう。
外見ばかり気にするあまり公共のマナーが疎かにならないよう心掛けたいですね。
■番外編~男性側のマナー~
・歩くスピード
慣れない浴衣に下駄に、人混みで大変なのです!
そんな彼女の歩くスピードに男性側が合わせてあげてくださいね。
トイレの場所を確認しておいたりスマートに女性を気遣ってあげましょう。
・とにかく褒めて!
浴衣女子はこんな言葉を待ってます!
やはり彼に褒めて欲しくて、いつも以上に頑張ってるのですから「恥ずかしい」とか言っていないで素直に褒めてあげてください。
さて花火大会での浴衣デートを一層楽しくするためのポイントはいかがだったでしょうか。
夏だけの一大イベントなので忘れられない一日にしたいですよね。
綺麗な花火に、美味しい屋台の食べ物に、横には大好きな彼が・・・。
考えただけで胸が弾みます。
そんな一日を少しでも楽しく過ごせるように皆様の参考になれば幸いです。
よい夏の思い出をお過ごしください。