合っていない靴を履き続けると大変なことに!正しい靴選びのポイントとは?

合っていない靴を履き続けると大変なことに!正しい靴選びのポイントとは?

季節の変わり目は、ファッションにも積極的になりますよね。
いろんなところから情報を集めてみると、どんどん欲しくなります。
ネット販売だけでなく、オークションサイトやフリマサイトでも商品が充実しているのでワクワクします。
服だけでなく、手軽に買えるのが靴です。
ネットなら、欲しかったものが見つかったり、安く紹介されていたりします。
特にオークションやフリマは時間が経つと買われてしまうので、オタオタしていられません。
欲しかったものを早くゲット!
でもちっと待ってください。
靴って、履いてみないと足に合うかどうか、わかりませんよね。
とくにパンプスはぴったりでないと、痛くて履けません。
それでもいいから、我慢してでも欲しいといって買って、無理して履き続けるととんでもないことに!
実は、足って結構デリケートなので、無理をすると大変なことになりますよ。
足の健康や、ちゃんと足にフィットする靴選びのポイントを紹介していきます。

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【我慢しちゃダメ!無理をしてはいけない理由とは】

素足になって足をよく見ると、指先が広がって、かかとの方が細いですよね。
それに合わせた形の靴を履くと、とても楽ですし、ずっと履いていても疲れません。
でも、女性の場合、ファッションにあわせた靴選びをすると、どうしてもパンプスやサンダルが多くなります。
その形は、足の指先を狭め、ヒールが高くなればなるほど、つま先立ちの状態になって、足の裏の指先側に無理がかかります。
ヒールが細ければさらに転ばないようのするので、どんどん負荷が掛かります。
足の裏は体の表面積の1%に過ぎず、なんとそれだけで体重の90%を支えているのです。
足にかかる体重の70~80%がかかと、つま先で20~30%の割合になります。
それが続くとどうなってしまうのでしょう。

1.O脚や骨格の歪み

合わない靴や、履いているうちに靴ずれになってしまうと、どうしてもそれを避けようとして履き方を変えたために、立った状態や歩き方がおかしくなってきます。
体重の支え方がきちんとできていないと、膝を使い、それが日常化するとO脚になってしまいます。
O脚はなってしまうとまっすぐに戻すのに時間が掛かりますし、癖になってしまうと尚更大変です。
足をかばいすぎると、体を支える腰や骨盤だけでなく、肩こりや頭痛も起きてしまいます。

2.外反母趾

ハイヒールのパンプスやサンダルなど、先が狭まっているデザインの靴をずっと履き続けると外反母趾になります。
親指が変形して、小指の方に向かって曲がり、親指の付け根の関節が飛び出して「く」の字のようになります。
その変形した関節部分が靴を履くと、当たって痛くなったり腫れたりして、靴を履くことすらできなくなります。
一度変形した足は、元通りにするのはとても困難ですし、靴を履くことさえ苦痛になるので避けたいです。
なにより、夏のバカンスで、いくらペディキュアをきれいにしても、足が変形したら恥ずかしくて見せられません。

3.中足骨骨頭部痛

足の甲の部分を形作っている部分を中足骨といい、足の指の付け根部分に当たります。
その中骨足が痛くなるのが中骨足骨頭部痛です。
ハイヒールのパンプスで一番負荷が掛かる場所がここで、ヒールが高くなればなるほど痛みは増します。
足先の狭まったパンプスは親指と小指を圧迫し、中の3つの指にさらに負担が掛かります。
外反母趾もそうですが、悪化すると靴を履けなくなりますし、パンプスなんて絶対無理になっちゃいますよ。

4.魚の目やタコ

これは女性なら誰でも経験していますよね、恥ずかしいですが。
小指の外側に硬い魚の目のような固いものが魚の目、足の裏などの柔らかい場所が固くなってしまうのがタコです。
靴を脱いだ時に、足先や足の裏が固くなってきていたら初期に入っています。
特に魚の目は靴に押し込められると痛みを強く感じるので、履くのが辛くなります。

5.リウマチ

小さい靴を履き続けると、足が圧迫されて血液の循環が悪くなります。
本来は血液で流されていいくべき老廃物がそれによって滞ることで、リウマチが引き起こされます。
それによって関節が腫れたり傷んだりし、悪化すると骨や軟骨が壊れて関節が動かなってしまいます。
歩行困難にもなるので、足の圧迫は特に気をつけなければなりません。

【正しい靴選びのポイントとは?】

身につけるものの中で、一番フィット感を大事にしなければならないものは、ズバリ靴です。
服でもランジェリーでも、試着して自分に合うか、チェックしますよね。
ネットで購入したものは、多少あっていなくても何とかなりますが、靴はそうはいきません。
やっぱり実際に履いて立って歩いてフィット感を確かめて買う、それしかありません。
とくに夕方は足が一番むくんでいる時なので、買うのに丁度いいと言えます。

ネットで靴を買う時、試し履きができるショップが増えたのも、合わないという理由で返品されてしまうから。
ネットで購入する場合は、そういったところを選ぶといいでしょう。
オークションやフリマでは、返品ができないので、パンプスやサンダルはお勧めできません。

 

【買った靴が足に合わない時は】

折角買ったのに、足に合わなくて悔しい思いをしている人も多いでしょう。
それを履けるようにする方法もあるので紹介します。

・靴が小さい場合

革靴なら多少伸ばすことができるので、「木製シューズフィッター」を靴の中に入れて徐々に広げていきましょう。
少しずつできるので、しっかり調整できます。

・靴が大きい場合

ネットなどで来てみて履いたら思ったより大きかったということなら、靴補正グッズを使うと微調整ができます。

・インソールつま先用
・つま先滑り止めクッション
・かかと靴ずれ防止パッド
・かかと脱げ防止クッション
・シリコンかかとパット
・ヒールクリップ

ファッションに靴は欠かせません。
でもそれがあっていなければ、姿勢は悪くなるし、足が変形したり、肌の角質が厚くなって凸凹します。
素足を見せるこれからの季節、足が絆創膏だらけでは、ビーチでもプールでもガッカリされます。
きちんとフィッティングした靴を履いて、おしゃれを満喫してくださいね。