■婚活ハズレ世代ってなに?
先日、テレビを見ていたら「婚活特集をやっているよ!」と教えられて、チャンネルを切り替えました。
そこでビックリ。婚活ハズレ世代なる文字が画面右上にあるではありませんか。
(#^ω^){え、なになに? どういうこと?
と見ていくと、30代後半からの婚活はつらいよ!という内容だったのです。
テレビの言っていることには納得です。
男性は若い子(20代~30代前半)に目を向けており、30代後半はたくさんのつらい目に合うのです。
だからこそ、私も婚活は20代から!と言ってまいりました。
ですが、待ってください。
ハズレってどういうことですか。
男性は若い子を見るから、30代後半女性はつらいよという内容です。
これはよく聞く話ですけれど、これって男性側の目線しか考えていませんよね。
婚活現場は男性有利な状況ですが、20代に限り、女性は自分が選ぶ側になることができます。
さてはて考えてみてください。20代女性は30代後半40代の男性を選ぶでしょうか?
下手したら10歳以上、年の離れた方と出会うことになります。そのあとお付き合いして、結婚して、子ども産んで、その子が成人になるまでに男性側は50歳を過ぎているのです。60手前の可能性もあります。子どもが大学に入学する頃には定年の方もいらっしゃるかもしれませんね。
安定ってなんだろうと思います。今が良ければいいというわけにはいきません。
婚活していると、カップリングはしなかったけれど婚活している男性と話す機会があります。
お互い気がないのがわかっているから、ざっくばらんに腹を割って婚活の話をしましたが、30代前半の男性は「30代女性は申し訳なくなる」と言っていました。
というのも、女性は30代になると結婚を視野に入れて婚活をしています。
もちろん、30代男性の彼も結婚を視野に婚活をしていますが、カップリングしても合わなかった場合、断りやすいのが20代女性だと言っていました。
30代女性とカップリングしたが、少し付き合ってみると思っていた雰囲気と違う…やっぱり別な相手を探そうと思ったとき、気軽に「やっぱりフィーリングが合わないから」と断りづらいとお話していました。
30代女性にとっての婚活時間の重みは、同年代男性とは違うということを理解しているから、カップリングするにも尻込みしているんですね。
もしかしたら彼と合う女性は30代の中にいるかもしれないのに…とは思っても、彼の気持ちもわかります。
確かにそういった面はあるかもしれないと思いつつ、けれどこれは30代前半の内だからこそ言えることだなとも思います。
20代女性も30代前半男性ならまだギリギリ結婚相手として考えられるでしょうが、30代後半、40代手前の男性の方となるとちょっと待てとストップをかける方も多くなるでしょう。
「若い人がいるのに30代は選ばない」
これは男性だけが言える言葉でしょうか。
年収が高い人は30代40代男性でなくてもいらっしゃいますし、20代限定の婚活パーティーでは大人気職業・公務員の方も多く参加していらっしゃいます。
わざわざ10以上も離れた年の方を選択する必要はないです。
もし、自分よりすごく年上の方を選ぶとしたら他のこと全部に目を瞑れるほどの年収の方か、それこそフィーリングが合っていいなと感じる方かと思います。
ついつい熱くなってしまいましたが、やはり婚活ハズレ世代というネーミングは嫌ですね。
その言葉が婚活疲れへ繋がることもあるのではないかなと思います。
本日付の新聞で人口数が減ったと、育児や婚活などを支援していこうといった見出しがありました。
一方では婚活ハズレ世代とレッテルを貼られて、一方では支援していこうとせっついてくる…婚活している方は板挟み状態ですね。
なんだか、こういった流れに疲れます。
世間なんか知ったこっちゃない。振り回されて疲れるのも馬鹿らしいですからね。
自分の人生なんですし、結婚するもしないも自由です。子どもを産むかどうかは天任せです。
私は結婚できるならしたいから婚活するけれど、できなければできないで好きに自由に生きていきます。
結婚しないことと子どもを産まないことは罪でもなんでもありませんし、婚活に力を入れて頑張って精神を病んでしまうことの方が嫌ですから。
家族がいるのっていいなと思います。けれど、一人で自由にいきるのもいいなって思います。
どちらの人生もいいなと思います。
だから、婚活をするならばどっちもいいんだよという気持ちで、自分を追い詰めずにいってくださいね。
それでは、素敵な人生を謳歌してください。