【婚活体験記・番外編】あえて結婚しないってどういうこと?結婚したくないけど婚活をする理由

【婚活体験記・番外編】あえて結婚しないってどういうこと?結婚したくないけど婚活をする理由

“結婚”と言う言葉に敏感になる日々。

最近では「あえて結婚しない人が増えた」
というニュースを見ました。

こうして婚活に精を出すシロクマ子ですが、
“あえて”結婚しない生き方を
選ぶ人もいるだろうことは簡単に想像できます。

結婚することより1人で生きていく人生に魅力を感じていたり、
現行の婚姻制度に当てはまらない関係を重視していたり。

シロクマ子も将来を安心できるくらい高給な仕事に就けていれば、
1人で生きていく決心も出来たのにと考えたりすることがあります。
転職活動と婚活、どっちが大変なんでしょうね…

実際問題、結婚後の生活を想像した時、
結婚なんかしない方が楽なんじゃないかと思ってしまう事が多々あるのです。

■自由がなくなる

よく男性は結婚したらお小遣い制になって好きにお金が使えなくなる、
と言いますが、当然ながらそれは女性だって同じ事です。

共働きでも専業主婦でも結婚したなら家計が最優先。

本やCDやDVDなど趣味のモノを制限しないといけない。
友達との食事も今までの様には行くことも出来ない。
美容費を抑えるとなると、これまでと同じ化粧品は使えないし、
美容室だって変えないといけないかもしれない。

そこまで節制を求められる家計状況じゃなかったとしても、
家計を優先することを考えたら
自分の好きなようには使えなくなりますよね。

シロクマ子は現在、安月給の1人暮らしで万年貧乏ですが、
多少食事を我慢してでも行きたい舞台があれば
チケット代のために無理もします。
しかし、その方法は結婚後は通用しないのです。

貧乏って苦しい。
それでも、結婚して何も自由に出来なくなるよりは、
好きな事を選択できる独り身の今の方が
恵まれている
ではないかと思ってしまいます。

■家庭内での女性の役割の大きさ

家事と育児を手伝う夫、
という言葉がシロクマ子は大嫌いです。

その言葉を聞くたび、
お前の身の回りの事だし、お前の子供だろ!
という怒りが沸々と湧いてきます。
“お手伝い”が許されるのは低年齢の子供だけだと思う。

自分の親の介護すら、
自分の妻がやってくれて当然という考えの人も多いですよね。
それこそお前の親だろ!と思うのですが。

先にも言った通り、シロクマ子は1人暮らし、
自分の事は何でも自分でやります。

けれどそれは、必要だからやるだけの事で、
ホームパーティーを開催して友人に手料理を振舞うような料理好きでも
新しい掃除用具に目を輝かせてしまうほどの掃除好きでもなく、
本音を言えば出来るならば家事などやりたくないです。

そんなシロクマ子なので「家事は女の仕事、母親は家庭を守るもの」
という世間の風潮を感じる度、憂鬱になります。
あと超絶人見知りだから義実家との付き合いを
想像すると今から緊張してしまう。

そんな状態なのに、
「俺は子供好きだから育児も手伝うよ」とか
「共働きは大変なんだし、俺も家事を手伝うようにする」とか
「家族なんだからシロクマ子が俺の親の面倒を見るのは当然だろ?」とか
言われたらブチ切れちゃうかもしれません。

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家事、育児、介護…共働きなら外での仕事も?
女性はそれら全部の責任を持たないといけないという
目に見えない圧力
シロクマ子の結婚への想いを邪魔するのです…

■とんでもないリスクを負うかも

結婚しました。
相手の勤める会社が倒産しました。
相手が大病で倒れ一生介護が必要になりました。
相手が犯罪を犯しました。

付き合ってた時はわからなかったけれど、
めちゃくちゃ浮気性でした。
暴力を振るう人でした。
借金まみれでした。
信じられない位凶悪な義両親でした。

などなど…

結婚後に想い描いていたような理想の生活に
ならない
可能性はたくさんあります。

上記に上げた中には、人によっては
それでも好きな人と一緒にいられるなら幸せ!
で片づけられるものもあるでしょう。

しかし。

シロクマ子はどうしても、
1人で生きていたらこんなリスク
背負うことはないんだ、
と思ってしまう…

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人生何が起こるかわからないので、
1人で生きていようが結婚していようが
リスクを負う事はあります。

倒産や大病など、自分自身に起こって
相手に迷惑をかけてしまう可能性だってある。

だからこそ、いろいろな可能性を考えた時、
判断を躊躇してしまうのが人間だとシロクマ子は思います。

■そもそも子供を産まなきゃダメなの?

今回の記事を書くにあたって「結婚しない理由」という
キーワードであれこれ調べてみたところ、
男性目線の女性批判、独身女性は独身男性より価値がない
みたいな意見がたくさん見つかりました(はぁ?)

男は結婚していなくても仕事で社会に貢献できるけれど
女性は子供を産む事こそ社会貢献。
若い内に結婚し子供を産み育ててこそ
存在意義がある、という理屈のようです。

酷い人だと子供を産まない女性は
なんのために生きてるの?とまで。
(某元都知事もこんなこと言ってたな…)

ゲロゲロ。

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こんな馬鹿の意見は聞く耳を
持たなくていい
とシロクマ子は思います。

ちゃんと仕事をしていても子供のいない人間は半人前だ、
という考えなのであれば、それは男性でも女性でも同じことです。
(シロクマ子はちゃんと1人で生きている人を
半人前だなんて思いませんが)

結婚する事=子供を持つ事ではないですし、
子供を持つ持たないの選択も個人の自由ではないでしょうか。

病気などで子供が持てないのなら仕方がないが、
自分の都合で「子供はいらない」と決める人は自分勝手。

と言うような意見も見ました。
それは誰に対して勝手なのでしょう?親?国?

子供を持つって一生の事ですよ。女性は特に人生が掛かってる。

それこそ、子供の人生を預かるという責任重大なことは
強い意思がなければやってはいけない
んじゃないか
とシロクマ子は思います。
先の事を考えず無責任に子供が持つことの方が自分勝手です。

現在は生き方も多様化しています。
子供はいらない、だから結婚もしない。
それも一つの生き方ではないでしょうか。

■それでも、婚活を続けます

正直に言えば、現在のシロクマ子の
結婚したいとしたくないという気持ちの割合は3:7くらいで
ほぼしたくない方に振れていたりします…

自由じゃなくなるのは嫌だし、家庭を支える人生に魅力を感じない、
結婚相手によっては不幸になるかもしれないと思うと不安だし
正直、子供を持つ事も不安で怖い。

けれど確かに、家庭に憧れる気持ちもあるのです。

街中で同年代の女性が子供を連れていると羨ましい。
自身の母親の姿を見て自分も50歳を迎えた時
子供とこうやって出掛けたりしたいと思う。

それに、どんな人生にも将来の不安は付き物だからこそ、
不安を共有出来る相手がいればいいなと思うのです。

今、どれだけ結婚をすることに魅力を感じていなくても、
少しでも家庭に憧れる気持ちがある以上、
将来絶対、結婚したくなったりしないとは言い切れない。

その時に後悔したくない、
シロクマ子が今婚活をする理由は全てそこだと思います。

気付いた時にはもう遅い、が一番怖いのです。

また、婚活を始める前は結婚したくないが
100%の時期もあったのですが、婚活をすることで
より深く結婚ってどういうものだろうと考える
きっかけが出来て変わってきた部分もあります。

いつも不幸自慢の体験談ばかりですが、
こんな人と結婚したら楽しいかも、と思える人が
いたこともあったのですよ!(現状結果には繋がってないけど)

「あえて結婚しない」も人生、
だけど「あえて結婚しない」理由を
取り下げても良いくらいの人
に出会えるかもしれない。

だからシロクマ子は自分が納得できるまでは
婚活を続けようと思います。

いきおい