●あなたはどちらのタイプ?●
「あの人のような素敵な女性になりたい」
と、同性に憧れをもつことは
一度はあるのではないでしょうか?
キラキラと輝いている人をみると
「いいな、羨ましいな…」
その時に、人間の心理として2つの行動パターンに分かれます。
まず1つ目は
素敵な人をみて
「負けたくない」
と、その人をバネに素敵になろうと頑張り、諦められないタイプ
そして、2つ目は
素敵な人と比較して
「どうせ私は無理なんだ…」
と自分を卑下してしまい、諦めるタイプ。
あなたは、
諦められないタイプですか?
諦めるタイプですか?
●諦める人のパターン●
今回は、2つ目のパターン。
諦めてしまうタイプの女性が、
元々持っている自分の魅力を引き出し、
生き生きと輝く女性に変わった事例を紹介します。
いつも人と比較して、
自分のことをダメ出しするC子さん
特に、生き生きとキラキラ輝く女性を目にすると
「あの人と私は違う。私とは元々のできが違うんだ…」
とすぐに比較をして、自分を責め、そして否定をします。
だからと言って、
「よし、頑張ろう!!」
という気持ちにもなれません。
むしろ
「どうせ、私には無理なんだ…」
と諦めます。
その諦めてしまう思考癖は、やはりC子さんの暗い生い立ちにありました。
●子どものときの傷●
両親は、特に仲が悪いわけではありませんが、
共働きで二人とも忙しくしていました。
一般的に子育ては、母親がするのが通例のように思いますが、
C子さんの家庭は、父親が子育てを担当していました。
最近では、キャリア志向の女性も増えて、イクメンという言葉がありますので、
今は父親が率先して子育てをするケースも珍しくないかもしれませんが、
当時はそうではありません。
また、C子さんの父親の子育ては、非常に厳しいものでした。
「あれができていない」
「これができていない…」
と説教の毎日。
「こんな事もできないのか?他の人はできてるぞ!!」
と父親に言われる度に、
私はできない人間、
周りの人より劣っている…
私はダメな人間…
と思い込むようになっていきます。
この思い込みこそが、生きていく上でのベースとなり、
自分でその世界を創っていきます。
つまり、何かにつけて、
出来る出来ないにとらわれていたということです。
そして、C子さんも年頃になると恋をします。
素敵な人との出逢いもあります。
しかし、深く自分を否定していた為に、
「こんな私でも愛してくれるのかな?」
と、何かがあると、愛を試すような行動を取るようになりました。
皆さんの中にもいらっしゃいませんか?
相手を信じられなくて、
相手を試してしまう事。
それも意識的にではなくて、
気がついたらそういうことをしていたという
無意識の行動です。
さあ、ここまで読んで、自分と一緒だなって感じませんでしたか?
この続きは後半でお伝えしますね。
(谷口真弥)