家飲み女子必見!アメリカンチェリーで大人のリキュールを作っちゃおう!!

家飲み女子必見!アメリカンチェリーで大人のリキュールを作っちゃおう!!

春も過ぎ、夏に近づくこの季節、店頭がいろんな果物で色とりどりになってきます。
イチゴやりんごなど終わりが近づいていますが、これからの季節ならではの果物がお目見えします。
私が特に楽しみにしているのが、アメリカンチェリーです。
この時期は、梅の実がたくさん採れて、梅干しや梅酒などを作るよい時期でもあります。
果物売り場の傍には、材料となる瓶やリカー酒や砂糖などが並んでいて、一緒に買うことができます。
一般的には梅酒が有名ですが、私はアメリカンチェリーを使ったフルーツ酒を作っています。
真っ赤なアメリカンチェリーはリキュールにぴったり!
赤く熟したチェリーを使った、大人のリキュールを手軽に作ってみませんか?
特に家飲みが好きな女子は必見です。
この時期にしかできない、アメリカンチェリー酒の作り方を紹介しましょう!

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【材料を揃えよう】

フルーツ酒を手作りするのは大変そうだし、面倒くさいなんて思っていませんか?
材料さえ揃えれば、1時間くらいで作れちゃいますよ。
・果実酒用瓶4ℓ
・アメリカンチェリー1kg(実の重さ)
・レモン4~5個
・黒糖200g
・果実酒用焼酎(ブランデーベース)1パック(1.8ℓ)

果実酒用の瓶は梅酒用の口が大きく、中フタの付いている大きめのものにしましょう。
2ℓくらいの瓶にしてしまうと、材料が入り切りません。
大きいかな?くらいのほうがいいのです。
チェリーも国産のものがありますが、高くてもったいない!
それに色が淡いので果実酒には向いていません。
アメリカンチェリーはおおよそ100gが150~200円くらいの相場で売っています。
小分けパックが多いので、1kgになるように買いますが、中には傷んでいるものもあるので多めに買いましょう。
レモンは風味がよく、さっぱりとした味になるので必需品。
砂糖は氷砂糖でもいいですが、黒糖は甘さがしつこくなく控えめにできるのでお勧めです。
果実酒用の焼酎は、梅酒用にホワイトリカー売られていますが、チェリー酒はブランデーベースを使います。
飲み頃になった時の、芳醇な香りと味わいが格別だからです。
チェリーの色がブランデーに溶けて、さらに深い色合いになります。
チェリーがお手頃になったときがつくり時です。
チェリー以外は早めに購入しておいてくださいね。

 

【さあチェリー酒を作ろう!】

1.まず、瓶を事前によく洗って乾燥させておきます。
2.チェリーの軸を取り外してから計量し、よく洗ってからふきんやキッチンペーパーなどで水気を取ります。
(いたんでいるもの、傷があるものは外しましょう)
3.瓶にチェリーを入れます。
4.レモンの皮を包丁でギリギリまで剥き、8㎜幅にスライスし、種を取り除いて瓶に入れます。
5.黒糖200gを入れます。
6.ブランデーベースの焼酎を入れてフタをし、完成です。
7.フタに作った日付をつけておきましょう。

たったこれだけです、簡単でしょ?
後は流しの下とかの冷暗所で保管します。
飲めるようになるのは3か月後なので、夏ごろにはヌーヴォーがいただけます。
時々瓶を揺らして、中身が混ざるようにしましょう。
チェリーは実崩れに時間が掛かるので、1年くらいは置いていても大丈夫。
その頃には、実が崩れ始めて沈殿し、濁り酒のようになってきます。
時間経過によって、味わいが変わってくるので、長い時期楽しめます。
軽いフレッシュな出来が好みなら、空き瓶に出来立てを詰め替えておくといいでしょう。
750mlの瓶なら、3本くらい入れられます。
瓶に移すとき、ロートやレードルがあると上手に移せます。
ただし、実はおいしくないので捨ててくださいね。

【楽しみ方いろいろ】

これで35度のアメリカンチェリー酒のできあがり。
お酒が大好き女子なら、ロックでぐいっといってください。
炭酸水で割ると、もっとグイグイいっちゃいますよ。
ビールやワインと違い、濃さも調整できますから、気分にあわせて飲み分けられます。
家飲み女子会に出せば、絶対喜ばれます。
きっとすぐになくなってしまいますよ。
彼氏を家に呼んで一緒に楽しんでもいいですね。
どんな料理にでも合うので、いつもの赤ワインの代わりになります。
ソーダで割って、ミントの葉を添えれば、おしゃれなカクテルに早変わり。
ブランデー風味なので、お菓子作りが好きなスィーツ女子なら、風味づけに使えます。
夏のカキ氷のシロップに使ってもいいですよ。
ただし、アルコール度が高いので、くれぐれも気をつけて。

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アメリカンチェリーが出回るのは5月中旬から6月上旬で、これを逃すともう出回りません。
最近ではスーパーで毎年のように見かけます。
八百屋さんによっては、安くいっぺんに買えるところもあるので、いくつかチェックしておくといいですよ。
注意点は、瓶もチェリーもよく水気を切ることです。
特に瓶は、水気が残っていると腐敗してしまうことがあるので、よく洗ったら十分に乾燥させてから使うようにしてください。

 

今年もさっそく、アメリカンチェリーのよいのがあったので作りました。
まだ昨年作ったのがあるので、それを飲みながら、夏のヌーヴォーを楽しみにしています。
時間とともに、リキュールができていく過程を見るのも、楽しみのひとつでもあります。
作る楽しみ、出来上がっていくのを見る楽しみ、そしていろんな飲み方を長く楽しめるアメリカンチェリー酒。
手軽で簡単ですから、是非作ってみてください。
きっと毎年作りたくなりますよ、私のようにね。