潜在意識にあるエゴが幸せを妨害している!?エゴな部分も愛して幸せに過ごそう!

潜在意識にあるエゴが幸せを妨害している!?エゴな部分も愛して幸せに過ごそう!

エゴとは何か知っていますか?エゴは一般的に、悪いものと受け取られがちですよね。潜在意識に潜むエゴが幸せになるのを妨害しているとも言われます。ですが、本当にエゴは悪いものなのでしょうか?幸せになるにはエゴが邪魔なのか、エゴをなくせば幸せになれるのか、色々な視点から「エゴ」と「幸せ」について見ていきましょう。

エゴとは

エゴとは

エゴとは、「自己」や「利己主義」という意味があります。エゴという言葉を聞くと、なんとなく悪いイメージを感じる人も多いのではないでしょうか?それは、エゴという言葉は、あまりよくないシーンで使われることが多いからです。
たとえば子供が受験したい学校と、親が進学させたい学校が違う場合、無理やり親が自分の意見を通そうとするとき「それは親のエゴだ」と使います。親の意見ではなく、子供の意見を優先させるべきでは?という考えですね。
このように、エゴは「自分勝手」という意味にも受け取れます。

ですが、エゴは好き勝手にやるという意味以外に、ネガティブな意見、否定的な意見を自分にささやく心の声を指すこともあるのです。今回はこの、自分を否定してくるエゴについてのお話になります。

エゴは幸せになるのを妨害する?

エゴは幸せになるのを妨害する?

エゴは自分の否定的な部分が表れます。自分勝手、自分が好きなように行動するのがエゴと思いきや、自分の行動にブレーキをかけるのもエゴなのです。

「私は皆と一緒に遊びに行きたい」→(エゴの声)本当に遊びに行きたいの?人間関係が面倒じゃない?皆は私と一緒に遊びたいかな…。

楽しいことを考えていても、エゴの声がそれを潰してくるのです。結果的に何もできなくなってしまい、行動できない人になることも。
この場合のエゴの意味は「自分」です。楽しいことを考える自分もいれば、何かあるかもしれないと潜在的に不安に思っている自分もいるのです。
このエゴは潜在意識であり、自分では意識していないところにある不安の声をささやいているのです。そのため、幸せになるのを妨害するエゴ…という考え方ができます。

エゴの潜在意識

エゴの潜在意識

エゴが幸せになるのを妨害するために、語りかけてくる潜在意識を3つのカテゴリに分類し、ご紹介していきます。
エゴは、自分自身が持つ潜在意識を知り尽くしています。人間は、昔経験した苦い思い出や痛い経験を「トラウマ」として持ち続けるという傾向があります。
顕在意識下ではあなたが忘れていても、エゴは潜在意識を自分以上に知り尽くしているため、また同じ経験を避けるために、乗り越えようとしてる気持ちが折れるような言葉を投げかけてきます。

怖れ・恐怖・罪悪感

怖れ・恐怖・罪悪感

怖れや恐怖は人を弱気にさせ、罪悪感は人の推進力を麻痺させます。自分が怖れや罪悪感を抱いていると思う出来事に直面したとき、注意深く心の声に耳を傾け、ネガティブな発言はエゴが発していることに気が付くことが大切です。その出来事を乗り越えたいという気持ちを持っているのであれば、ネガティブな声に囚われることなく、前に進む勇気を持ってみましょう。

自虐や他人の評価

自虐や他人の評価

自分を低評価してしまったり、他人からの評価が気になるときには、思い切り自分の好きなことだけをすることに集中してみましょう。心の中から「そんなことだから、ダメなんだよ」と聞こえてきたら、「好きなことをしている自分が好き」と唱えたり、あなたが好きな言葉を思い続けてみて、心の声をシャットダウンしてみましょう。

不安・怒り

不安・怒り

不安や怒りを感じる出来事が起きたとき、エゴたちはこれでもかというほどに不安や怒りを増幅させる言葉ばかり投げかけてきます。コントロールが効かなくなる前に、何を守ろうとしてこんなにも不安なのか、など、自分に問いかけて冷静さを取り戻しましょう。

エゴを捨てて幸せになるのか

エゴを捨てて幸せになるのか

エゴを捨てることで、幸せになることができるのでしょうか?エゴは自分を守ろうとする声です。たとえ、「私がやりたいことを邪魔する声」と感じても、いらないものにはなりません。これまでの自分の経験から潜在意識は積み重なり、エゴの声が聞こえてくるのです。
幸せになる方法は、ネガティブな自分を捨てることではありません。

エゴの部分も愛し、幸せになる

エゴの部分も愛し、幸せになる

エゴは自分の一部です。
過去に起きた出来事に対して執着している感情から出てくるものです。その感情とは、心に負った傷だったり、他人や自分の評価です。
エゴを少しでも減らし、なりたい自分へ近づくためにはどうしたらいいのでしょうか。

それは、エゴの部分をとことん愛することが重要となります。大抵の人は、自分の良い部分だけを愛します。エゴはいわば自分の醜い部分の塊。
一方でエゴは、今まで怖れや不安などといった負の感情を持ったとき自分を守るため、防御壁のような役割をしてくれていたことも確かなのです。

その醜い自分も丸ごと愛します。そして、自分を今まで守ってきてくれたことに感謝します。
すると、エゴは自然と消えていき、自分が一つになったという感覚に陥ることが出来るようになるでしょう。

おわりに

心の奥底に潜んでいる「エゴ」についてご紹介しました。幸せは恐怖や不安と背中合わせのものですが、共存はできません。
人生をより幸せにするためには、エゴを癒し、そして手放していくことが必要となります。大切なことは自分を愛し信じること。
これを繰り返していくことで、いつの間にか自分の中にいたエゴが消えていることに気が付くことが出来るようになります。
あなたの毎日が幸せなものになりますように☆彡