私たちは日中、気を放出して生活しているので、身体が疲労すると、気も弱くなります。眠ることで気を補充しないと、パワーが出なくなり、よい運気に乗ることも、幸運をつかむことも難しくなります。睡眠は1日の3分の1を占めているので、体力の回復はもちろん、気力と運気の回復に大切な時間です。ですが、うっかり睡眠不足をまねくNG行動をしていると、寝つきが悪くなったり、十分な時間眠ってもものたりなかったりと、結果睡眠不足となってしまいます。睡眠環境を整えることは、身体にいい気をためることでもあります。普段の行動をチェックしてみましょう。
枕元に仕事の資料や本、ぬいぐるみなどがいっぱいある
睡眠中は頭から気が流れてくるので、枕元や頭上はすっきりさせておくことが大切です。なにもものを置かないほうが、良い気をたくさん取り入れられます。
ですので、枕元にいろいろとものを置いてしまうと悪い気を集めてしまいます。寝る前に読む本1冊くらいなら問題ありませんが、仕事道具や資料、ぬいぐるみなどがそばにあっては、頭が休息できず、疲労感も取れず、仕事運がダウンしてしまいます。
もしも、ぬいぐるみを置きたい場合は、お気に入りを厳選しましょう。複数のぬいぐるみをそばに置いて眠っていると、充電している気が吸い取られてしまいます。
睡眠不足をまねく寝具の模様や色を選んでいる
気をチャージするには、質の高い睡眠が必要です。太いストライプやチェックなど大柄でハッキリした模様は、運勢の浮き沈みが激しくなりがちですので、避けましょう。それから、黒は停止するパワーをもっているので、運勢や気力の回復に一番いいとされる北枕で眠ったとしても、その効果が発揮できません。
おすすめは温かみのあるやさしい色合いの布団カバーです。恋愛運とセックス運アップにはピンク、自分を輝かせたいならラベンダー色、才能開花には紫色、ストレスを緩和させたい場合はパステルグリーンがいいでしょう。
また、睡眠中は、心身に良い気を蓄えると同時に、たまった悪い気も全身から排出しています。枕カバーやシーツなどは定期的に交換してください。交換できない場合は除菌・消臭スプレーなどで清潔さを保つようにしましょう。
フローリングに布団を敷いて寝ている
フローリングは家の中で地面を意味します。風水では地面は足で踏みしめてエネルギーをもらうところのため、足以外のものを直接つけるのはNGです。フローリングの部屋で布団を敷いて眠る場合は、マットレスやラグを敷くようにしましょう。
ただし、畳の上に直に布団を敷くのは問題ありません。畳の原料であるい草はプラスの気をもつ自然のものなので、畳の上に眠ることはよい気を得られます。
湿気にも注意が必要です。布団はこまめに干し、マットレスなどは除湿剤や布団乾燥機を使用しましょう。
また、ベッドの下に不要なものや汚れたものなど不要物を収納すると、物の気が上がって、悪い気が発生し、寝ている人の身体に悪影響を及ぼすので避けましょう。清潔なもの、大事なものだけをしまってください。
鏡に自分の寝姿が映っている
風水で鏡は最強のエネルギーを持つアイテムであり、悪い気をはね返す力を持っています。ですが、実はよい気もはね返してしまうアイテムでもあるのです。たとえば、眠っているときに自分に鏡を向けていると、睡眠中に蓄えた気をはね返してしまいます。これではせっかくの運がなくなってしまうので、寝姿が映らない場所に移動させるか、睡眠中や使わないときはカバーをかけておきましょう。
寝室でブラインドを使っている
ブラインドはカーテンに比べて遮光力が強いので、外からのよい気も明るい陽光もシャットアウトしてしまいます。できるならば、窓にはブラインドではなく、カーテンを選びましょう。ブラインドから変更できない場合は、閉めっぱなしにせず、換気をこまめにして、気を動かしましょう。窓は玄関に次いで気の出入り口ですので、朝は窓を開け、夜は窓を閉める習慣をつけてください。朝は発展の気が生まれますが、夜は陰の気が生まれます。ただし、陰の気を入れないように、窓を開けたまま眠るのはやめましょう。
朝と夜、オンオフの切り替えが習慣づいていない
ベッドメイキングをしたり、布団を片づけてから外出をしましょう。これは、「夜＝睡眠」、「朝＝活動」と、気を切り替える行為です。このリセットは大事で、朝の活動の気を入りやすくします。夜のままでは運がひらけません。さらには健康運が下がったり、才能が開花しにくくなります。
それから、休日にベッドの上で食事し、寝ながらテレビを見るという生活をしていると、運気が乱れ、すべての運が低迷しはじめます。休日もメリハリをつけて過ごしましょう。
睡眠環境を整えることは、開運に大いに有効です。できることからでよいので実行しましょう。
close