「隣の芝生は青く見える」という言葉、聞いたことありませんか?
人は、自分にはないものを欲しがったり羨ましがったりする傾向があります。
ないものねだりなんてしたくない・・と思っていても無意識に欲しがっている自分じ気がついて自己嫌悪・・なんて経験ありませんか?
ないものねだりをしてしまうのはどうしてなのでしょう・・?
■欲しいものがたくさんある!
欲しいものがあって手に入った時の高揚感・・うれしくてうれしくてたまりませんよね。
でも
数日、何週間、一か月・・時間が経っていくうちにだんだんとその高揚感やうれしかった気持ちをいつの間にか忘れてしまっていませんか?
もちろん、どんなに時間が経っても大切なものがありますが、人は手に欲しかったものが手に入るとまた別の新しいものへ【欲しい】という感情をフォーカスしてしまいます。常に欠乏感や妬みといった感情に囚われ、今あるものへ感謝や手に入れたときの高揚感を忘れてしまうのです。
何故、あんなに欲しかったものが手に入ったのに喪失感を覚えてしまうのでしょうか・・?欲しいものが手に入ったときに人が感じる心理をご紹介していきます。
■手に入れるたびにまた欲しくなりませんか?
①やっと手に入ったという達成感と同時にモチベーションが下がってくる
山は登っている時が楽しいといわれるように、目標へ向かって頑張る自分や欲しいものを手に入れるまでの過程が一番楽しかったということに気がつく。
②欲しいと思い続けたほど、大切に思うか、どうしようもない虚無感に襲われる
人は欲しいものを手に入れるまで様々な理想を描き続けます。手に入った時、自分の理想と少しでも違っていたりすると突然興味がなくなったり、手に入れるまでに頑張り過ぎたため虚無感に襲われてしまう場合があります。
③欲しいものが手に入った後の虚無感を埋めるため、また欲しいものを探し始める
虚無感がなぜ起こるのか、自分の心によく聞いてみることをせずに、虚無感を埋めるためにはまた新たに欲しいもので埋めなければ・・という思いに駆られて新たに欲しいものを探し始めてしまいます。
④欲しいものを手に入れた目標が達成され、その道のりが楽しかったことに気がつく
⑤本当に欲しいものは外側にはないと気がつき始める
何度か同じことを繰り返す中で、心を埋められるものは【外側】にはないということに気がつき始め、自分と向き合うことをしていくようになります。
■本当に欲しいものはもうあなたの中にあります
たくさんの欲しいものを手に入れて囲まれても、心の中は埋まりません。本当にあなたが欲しいものはもう既にあるのです。
ないものねだりをするのはやめて、自分の心を埋めることを始めてみませんか?
自分の心を埋める効果的な3つの方法をご紹介します。
①自分の好きなことをやる
自分が好きなことだけをとことんやってみましょう。
②一人旅をしてみる
一人になるとコワい・・という恐れを手放し、一人旅をして自分と向き合う作業をしてみることも心を埋めるには効果的です。
③心地より音楽やリラックスできるアロマを焚いて眠る
眠るということは波動を切り変えることへつながります。リラックス出来る空間の中で心地よい眠りへつくことで、自分の波動が変わり心が満たされて目覚めることが出来ます。
■おわりに
欲しいものを手に入れるために頑張ることは悪いことではありませんが、その前に豊かさは既にもう整っているということに着目してみましょう。そうすることで、必要以上にパワーを使わず、安心感の場所に戻って常に良い心の状態を保つことが出来るようになります。
欠乏感からは欠乏感しか生まれません。
いつも安心できる、グッドフィーリングな状態でいることが豊かさへの一番の近道となるのです。
あなたの毎日が豊かでいられますように☆彡