【芦屋道顕】猫は異界の生き物(1)猫が何もない空間を見つめ…
逸話はたくさんあるが、まずは猫を飼ったことがあると比較的多く経験することから挙げていくぞよ。 ■猫が何もない空間をじっと見つめる霊的な理由とは さっきまでのんびりと寝ていた飼い猫が、急にピクッと耳を立て体を起こし、ある一…
逸話はたくさんあるが、まずは猫を飼ったことがあると比較的多く経験することから挙げていくぞよ。 ■猫が何もない空間をじっと見つめる霊的な理由とは さっきまでのんびりと寝ていた飼い猫が、急にピクッと耳を立て体を起こし、ある一…
■幽霊には実際の形はなく、エネルギー体である 死者が万が一にもこの世に未練を残していて、姿を表そうとしても実はもう形はない。が、「念」「思い」でなんとかして、そこにいる生者に気付かれようとして、エネルギーを集中するわけじ…
元カノが、新たなる彼女憎し、醜くなれと呪うていたならば、元カノ自身にその呪いが跳ね返るはずじゃ。 これは、古来には人型を作り、呪われた当人の毛髪や爪を入れて身代わりにした呪法の現代版じゃ。 言霊の影響を考えると、「彼とは…
「◎◎ちゃん、ママの顔うまく描けてるね。……でも、ママってこの前先生も会ったけど、髪の毛って黒かったし、目の下にホクロってなかったよね」 すると、娘は顔をあげて先生の目をじっと見つめて答えた。 「これは、大人の◎◎ちゃん…
その令嬢は処女であったという。 名家ゆえ、嫁の仕事として大事なのは後継ぎとなる男児を産むことであるが、嫁に入った令嬢は、その役割を結婚から一年でやすやすと果たした。 生まれた男児は健康そのもの、父親と良く似ていた。 さて…
★霊は「道端のナンパ師」のように狙ってくるが離れもする が、おぬしがその写真を撮ったその場でその霊の存在に気付かなかった時点で、通りすがりに「すみません、ちょっとお話しませんか」と声をかけてきた相手を無視したような状況じ…
2.意志も実態もない「エネルギー」の場合 これは、その霊の生前のエネルギーがその場所に残っているものを、たまたま写真を撮影するときに写してしまっただけじゃ。香水をつけている人がいたとして、本人はもうその場にいないのに、本…
★綺羅々ちゃんが売れっ子になってくると……。 で、適度に恋人気分を味わってもらいつつ、うまくお店にも足繁く通ってくれてたAさんなんだけど、綺羅々ちゃんが売れっ子になってくると、態度が豹変し始めたんですって。 キャバって、…
■人形は彷徨う霊の依り代(よりしろ)となる 昔も今も魂が入ってしまった「呪いの人形」の話は数多存在する。人形供養を行う寺もいまだに多いことを考えれば、どれほど目に見えぬものを否定しようと、「人形に魂が宿って恐ろしいことが…
■この世に留まる霊とは まあ、そうは言っても、死んだら死に気付く、というのは夢の中でこれは夢だ、と気付くくらいの難しさがあるようでの。 自力で気付くのは難しいからこそ、現代にいたるまでやはり葬儀諸々があるわけじゃな。 ☆…
後日、その女の正体が判った。村のある家の娘さんが十数年前、盆踊りの日の前日に流行り病で命を落とした。娘さんはその年、新しい浴衣を仕立ててもらったばかりで、盆踊りに着るのを楽しみにしていたそうなのじゃ。 その娘の両親は大事…
■「そのとき」は突然やってくる けれど、やはり因果応報はあるようで……「そのとき」は突然にやってきたのじゃ。 ある年、数少ない檀家に頼まれた法事を終えた夜。住職の妻がトイレに目を覚まし、ふと隣を見ると布団に横たわる住職を…