後を見て、先を見ず
皆さんの中に後悔していることはありませんか?
あのとき、パーティーの途中でメッセージカードを渡すことが出来たら…。
あのとき、もらった連絡先に連絡していれば…。
あのとき、1人でいたときに勇気を出して声をかけていれば…。
あのとき、ああしていたら「今」は違ったかもしれないのに。
そう考えることはありませんか?
後悔と反省は違います。
「もし・~たら」と考えるのは後悔、「今度は~しよう」と考えるのは反省です。
人生で後悔することはたくさんあるでしょう。
過去の自分の選択を悔やむこともあるでしょう。
しかし、起こってしまったことを変えることは出来ません。
あのとき、ああすれば良かった…といくら後悔しても、正しい選択をすることはできないのです。
だから、後悔ばかりしていてはいけません。
後悔し、悔やんでも、次には繋がりません。
今、後悔しているあなたがすべきことは、反省し、前へ進むことです。
次に繋ぐこと
ああすれば良かった…と後悔に取り付かれている人は、なかなか反省して次に進むということが出来ません。
何度も何度も過去を振り返り、現状が改善しないことにはそれを止めることができません。
しかし、後悔ばかりしていては現状が改善されることはありません。
現状が改善されなければ、後悔は止まらず、そして同じことを繰り返していきます…。
後悔することをやめようと言っても、難しいでしょう。
まずは、過ぎたことを考えるのをやめましょう。
反省もしなくていいです。
「あのとき……」と考えることを止めます。
過去を振り返りそうになったら別のことに手を出しましょう。
ご飯を食べてもいいですし、ゲームをしてもいいですし、本を読んでもいいですし、テレビを見てもいいです。
そのとき、すぐに始められることを始めましょう。
そして、そのことに集中するのです。
考えない癖がついたら、次に反省していけるようにしましょう。
そのとき、過去のことを思い返したら後悔しそうになったら、考えるのを止めます。
すでに癖がついているから、止めることは出来るはずです。
無意識に考えることを止め、意識的に考えるようにしましょう。