まさに究極の選択…!
と、言うほどでもないですが、人生には多くの分岐点が、大なり小なり設置されているものです。
ハッキリとした場面ではないものの、その小さなスタートダッシュである「二者択一」を見誤ると、その後の人生にも響いてしまう……
そんな局面が、いつかは訪れるでしょう。
例えば貴方なら、次のうちどちらの選択をしますか?
どちらかが、多くの場合正解となるものだそうです。考えてみて下さい。
シチュエーション1
貴方は小学生。今日、転校生がひとりやってきました。
でも、この転校生がみるからに意地悪そうな感じです。
先生は「皆仲良くするように!」と言っています。
さて、貴方はどう考えますか?
A…そうね、あの子とも仲良くしなくちゃ
B…だけど、あの子とは仲良くしたくない
では、次のページに進んでみてください。
先程の結果です。
賢い選択だったのは、Bの方です。
その理由は…
「誰とでも仲良くする」というのは、そもそも正しい選択といえるのでしょうか?
友達付き合いは、勉強や仕事の能率などにも大きく影響します。
意地悪な人や噂好きな人、その他貴方の足を引っ張るような人などを友人に持てば、きっと貴方は大きなストレスを抱えてしまう事になります。
友達や同僚に言われた事で腹が立ったり、傷ついたりして、その事で頭がいっぱいになって勉強や仕事が手につかない、というような状況に陥った経験はありませんか?
人間関係が原因で人生の一部を無駄にしない為にも、友達は選ぶべきではないでしょうか。
いかがですか?
では、次の場合貴方はどうでしょう。
シチュエーション2
貴方には恋人がいます。
その恋人は、貴方に対しては優しいのですが、ちょっとしたところでケンカっ早いのが玉にキズ。
この日も誰かとケンカをしたらしく、顔にアザをつくり松葉杖で現れました。
そんな彼を見て、貴方は…
A…ケンカばかりしてる人とは、もうこれ以上付き合えない
B…私がいてあげなければ…
それでは、結果に移りましょう。
答えを見ていきましょう。
今回正しかったのは、Aの選択です。
その理由は…
「自分がいてあげないとこの人はダメなんだ」とか「この人は一人では何も出来ない」という発想は、実は、自分身が「相手がいなければダメ」という依存心からくるものなんだそうです。
このシチュエーションにあるように、ケンカばっかりしている人とは、社会に上手く適応できずトラブルを起こしやすいタイプ。そういう相手との結婚を望み、「いつかわかってくれる」「きっと結婚したら変わるはず」と考える人もいますが、こういった行動パターンは、本人にその気がなければ、決していい方向に変わるものではありません。
そのことに気付かないと、いつまでもダメな相手と付き合うことに…
では、次でラストにしましょう。
シチュエーション3
貴方は信頼していた人に裏切られ、これまで順調だった仕事も上手くいかなくなりました。
人間不信と自信喪失に陥った今の貴方に、残されているのは時間だけ。
これからしばらく、どうしますか?
A…しばらくは誰にも会わず、部屋で好きな映画や小説を読んで過ごす
B…知人友人を呼び出し、話しを聞いてもらう事で気持ちをすっきりさせる
では、結果は次のページです。
はい、それではまた発表して行こうと思います。
今回賢かった選択は、Aです。
その理由は…
人間不信や自信喪失に陥った時は、人に会って愚痴を聞いてもらったり、元気付けてもらおうとしたり、無理にはしゃいでみたりしても、かえって心がむなしくなってしまう事があります。
何か辛いことや苦しい事がある時は、むしろ自分の中に引きこもり、これまであまり振り返ってこなかった自分の本当の気持ちや欲求などと触れ合う事が大切です。
心に残る映画を観たり小説を読む事は、現実逃避ではなく、貴方を内面から支えてくれる大きな物語に出会う機会となります。
前進するための心の準備として自分に引きこもる事は、意味のある退却だと言えるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
このような事、もしかしたら実際に経験したと言う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、この診断を参考までに、これからの時間を有効につかうための糧として、これからも無理しすぎないように頑張って下さいね。