前回、参加した婚活ＢＢＱパーティで疲れ切った私ですが、そこで出会った人にお誘いを受け、改めて二人でお会いすることになりました。
とはいうものの、私はその男性のことをほとんど覚えていません。ＢＢＱパーティ後、オーネットの会員専用サイト内から送られてきた写真を見て、「あー、このひと確かにいたなぁ。」ってぐらいのひとです。正直、殆ど喋っていません。たしか、仕事が不定休っていってたような気がします。
３５歳、持ち家一人暮らし、１６５センチ、６０キロ、エンジニアの仕事をしている人のようです。
金曜日の夜8時、お互い仕事終わりで、繁華街で待ち合わせをしました。
お互い一度会っていることもあって、すぐにわかりました。お互いあいさつを済ませた後、彼が「さぁ、どこにいきましょうね」と、周囲を見渡しました。
えっ、お店決めてないの？
金曜の８時って、やばいじゃん！この時間、どこのお店もいっぱいじゃない？！
迂闊でした。私もちゃんと確認しておけばよかった。ここは私も悪かったなーと反省しました。今までの人が、お店を予約してくれていたもんだから、驕りがあったかも。
仕方ない。探しましょう。
案の定です、駅前の繁華街、この時間めぼしいお店は満員です。
キツイです。ほぼ初対面のひととのお店探しは。また、この男性、待ち合わせしたこの周辺をほとんど知らないといいます。
ますます、事前に確認しときゃよかった。むこうから待ち合わせ場所を提示してきたから、なにも思わなかった。私に合わせてくれたのなら、なんか責任感じてくるじゃないか！
もうローリング作戦です。私の知ってるかぎりの道沿いのお店を片っ端から行くしかない！
そう思い、アジアン料理のお店に近づいた時、
「あ、、アジア料理は、ちょっと。」
と言われました。あぁ、好き嫌いありますものね、すみません。じゃあ、次のお店探しましょう。次のお店。和風居酒屋。「満席です。」もー。次、大衆居酒屋、満席。
次、焼き鳥屋。満員。満員。
すでに３０分経過しています。
もう観念して、どこかのお店で順番待ちしたほうが賢明だと思ってきました。
あ！イタリアンテイストの居酒屋さんがあった！ここは空いてるか！
「あ、ぼく、チーズとかちょっと・・・。」
ここにきて言いますか。イタリアン全部にチーズ入ってるわけないでしょー！ピザ頼まなきゃいいじゃん！
・・・とは、言えません。私はそういう奴です。笑顔で「あ、そうなんですね、じゃあ、別のところ探しましょう。」
待ち合わせから約一時間、探しました。
やっとのことで、沖縄料理店に席を見つけることができました。
正直、仕事後にこれは疲れた。
やっと座れて、お互いやっと一息つけました。
彼：「すみません、こんなに混んでるなんて思わなくって。あまりここらへんに飲みに来ないので」
私：いえいえ、見つかってよかったです。全然大丈夫です。さ、食べましょう、食べましょう。沖縄料理は大丈夫でしたか？
彼：「たぶん大丈夫です。というか、あんまり食べたことないです。中華っぽいですか？」
私：え、いや、そんなこと全然ないと思います。中華料理ダメなんですか？
彼：「はい。中華は苦手なんです。」
アジアンだめ、チーズだめ、中華だめ。好き嫌い多いなぁー。
中華ダメっていう男性は珍しい気もしますが、いるんですね。男性ってみんなから揚げ、ラーメン・餃子、大好き！だと思ってました。その後もやっぱりありました。野菜は苦手のようで、サラダは食べられない。豆腐もあまり好きじゃないと、島豆腐はパス。
ほんと偏食だなー。どんなひとにもある程度、好き嫌いはあるにしても、ここまで偏食のひとは初めてでした。
テーブルに並んだ料理は、焼き豚、焼きそば、お刺身、てんぷら、おにぎり。
なんか、もうちょっとみずみずしいものが食べたい。
このひとと食事するの大変だなー。この人の奥さんは大変だなー。
率直にそう思いました。
アジアン料理はまぁよしにせよ、野菜ダメ、豆腐ダメ、チーズダメ、中華ダメって、これだけダメなものがあったら、食べたい料理を一緒に食べられない率がものすごい高いじゃないか。
結婚するということは、衣食住を共にするということ。
その中で「食」は、だいぶ大切だと思います。ここの不一致はしんどいと思います。
私自身、料理も食事も大好きなので特にです。
でも、これだけでこの人を判断しちゃいけないかなー。どうだろう。もう少し、人間性が分かっていったほうがいいかなぁ。
なんて思ってたら、向こうから切られました。
会員専用サイト内の掲示板から「ごめんなさい」と。
ま、自分も迷ってたぐらいだからいいんだけど、でも、フられた感、満載。まぁ、私のなにかが嫌だったんだろうな。それが何かが分からないんだけど。って、これが一番致命的なんですけど。次の改善点が見いだせない。
くそー！！
なんかくやしいじゃないか！！
まぁ仕方ないか。
今回の教訓。
衣食住、とくに「食」は共感できるひとがいい！
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