恋愛相談

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【恋愛相談】

彼の妹が邪魔なんです!

A)私は29歳OLです。彼は30歳で大学の先輩、つき合いはじめて、まだ半年、
ウキウキ楽しい頃だと思うんですよね。
…ですよね? というには、わけがあります。

彼は親の自営業を手伝い、ゆくゆくは社長になる身。
家も自宅ではなく、近くにアパートを借りて住んでいます。
「ゆり(仮)も一緒に住もう」
彼の方から、そう言ってきてくれて私は即、移り住みました。
幸い会社も1時間足らずで行ける距離で、大好きな彼とは毎日一緒に居られて
最高でした。

このまま結婚に突入って、夢みていたし、彼自身からも
「ここでいいかな? 結婚しても」
みたいな話しが、枕を並べて寝ている時に聞いたこともあります。
彼の性格はやや細かいところはありますが、優しくて誠実。
私の幸せは約束されていたようなものでした。

それがギクシャクしはじめてのは、彼の妹が、彼の家へ遊びに来るようになってからです。妹27歳、最近までアルバイトをしていたようなのですが、
今は親の自営業を手伝っている様子です。
性格は明るいというか、馬鹿っぽい。突然大きな声で笑ったり、傍に居る人を軽く叩いてはしゃいだりします。
私は初対面の時からこの子にあまり好感がもてませんでした。

最近では、まるで主のようです。流石に夜は帰りますが、あッ、でもひどく
酔うと、そのまま朝まで寝ちゃったりしたりします。

主のようというのは、私のすべき事を平気でやってしまうのです。
夕食作りから、洗濯(私のは除く)、掃除、彼の衣服の手入れコーディネイトまで。
部屋まで、多少模様替えされてしまいました。
私と彼が初めて二泊の旅行へ行った時です。
大型テレビがあるのですが、それまで反対側へ移動されていて。
「おう、なかなか、いいじゃん。なあ、ゆり…」
と彼は呑気な事を言っていますが、私としては、そのやり過ぎに腹が立ち
旅行の楽しい思い出も吹っ飛んでしまいました。
「怜ちゃんに(妹の名・仮)カギ預けてんだ?」
私は二人きりの時に彼にこういうのが精一杯でした。
これで、私の不愉快な気持ち分かってよって感じでした。
「カギ? あれ、どうだったかな」
これが彼の返事でした。

最近、休みの日にデートしても、二人とも口が重くなりがちで、以前より
ぜんぜん楽しくありません。
二人でいても、彼は妹とLINEでつながっていて、笑っているなと思えば、
その妹とのやり取りです。
妹の夕食を美味しそうに食べ、語り、妹のいない時はLINEで一緒。
彼の度の過ぎた妹想いに私はうんざりしています。

先日、私は引っ越ししようと言いました。
(彼の妹の悪口は一切言った事はありません)
彼は職場が近いし、そんなお金も無いと言い無理だと言いました。

イケメンで優しくて、将来も有望な彼なんですが…
私はこのままでは、嫌です。
何か、いい方法はありませんか?
妹を追い出す方法が一番望ましいのですが、宜しくお願いします。
(ゆり・29歳OL独身)

A)                     回答:紅
彼の妹を追い出すのがベスト…と貴女は考えていらっしゃる。
それは、ハッキリ言って無理です。
何故なら、彼が妹を呼んでいるからです。
勿論、具体的にではない思いますので、妹との関わりが好きだと言った方が分かり易いかもしれません。
常識から考えて、妹の越権行為、貴女は当り前、彼だって不愉快な筈です。
妹が何しても受け入れる――これは正常とは言い難いです。
貴女は彼が優しいという、どこがどのように優しいのでしょうか?
妹さんには優しさが、確かに見受けられますが。
その他、肝心な貴女に対しての優しさが見えてきません。
結婚をすぐに考えてくれたからでしょうか?
部屋で一緒に住もうと勧めてくれたから…
いずれにしても、口だけの話しです。

妹と貴女が上手くいってないのは一目瞭然。
間に入れるのは彼だけです。

貴女は妹さんの悪口を言ったり、キレたりしない大人の女性です。
それを察して策を講じるのは、彼の役目です。

彼がそうしないというのは、残念ながら貴女は妹さん以上に大事な人では
ないという事です。

イケメンで誠実で将来有望…今までも彼女は沢山出来ていてそうじゃないですか?

問題は妹さんにあるのではありません。
彼自身です。
彼が恋愛とは何かを知らないのです。

私だったら「馬鹿やろう! 妹と結婚しろ!」と言って
その部屋を飛び出しますが。

今、貴女に帰る場所はありますか?
29歳OL、強い立場じゃないですか?
これからも素敵な男性にめぐり会う機会はいくらでもあるでしょう。
一日も早く、もの分かりのいい女性を辞めて、
幸せを掴みに羽ばたいてください。
経験は財産の小箱へ入れて。

人は傷付く方がいい、人に優しく出来るのだから…

と、武田鉄也の歌にありますが、私はこの言葉が好きです。

春です!  身辺整理して、確実な一歩を踏み出してください!

ABOUT この記事をかいた人

sakuradamayo

紅です。 フリーライター、ノベル作家、そして歌手(桜田まよ)です。 デビューはすべて 遅咲きでした。 遠回りして 楽しみながら色々な事をしてきました。 好きなことは憧れに止まらず、徹底的にモノにしたい! そういうタイプです。 ライターになりたかったから応募し受賞してライターになった。 歌手になりたかったから、勉強してキングレコードからデビューした―― 自分の気持ちに正直でありたいです。 言い訳を塗りたくって、夢、希望を諦めたくない。 人が好きです! みんなで幸せになれたらいいなと思います(^^)♪