わかります、あなたの「恋癖」速攻スマホ診断!

わかります、あなたの「恋癖」速攻スマホ診断!

苦しくせつない片思いの経験は誰にでもあるもの。ただし、いつもいつも片思いに終わるなら、それはあなた自身が気付いていない「恋癖」があるのかも。今回は、いつもあなたの手の中にある「スマホ」をのぞいて、あなたの「恋癖」をさぐります。

チェック1「開いてみて、あなたのアドレス帳」

空き容量を気にするほどぎっしり埋まったアドレス帳。男女の比率を見てみて下さい。同性の友人がぎっしり!ではないですか?女性の友人が多いのはとてもいいこと、何故ならそれは、共感性が高い証拠だからです。しかしそこに落とし穴が……、ここから先が肝心。好きな人が出来る度、あなたはすぐさま友達に相談していませんか?メール送信の履歴を見て下さい、今から遡ること一ヶ月、あなたは同性の友達に、片思いの彼についてかなり何度も相談していませんか?それについて友人は親身になって返事をくれているはずです。友人の「よかれ」と思う一言一言に、共感性の高いあなたは同調し、すっかり調子を狂わされてしまいます。まるで友人とペアで恋愛をするような傾向は、友人との信頼関係が厚ければ厚いほど顕著になります。だからといって、いきなり何もかも独り立ちするのは無理かも。そんな時は、友人に相談したい内容を、一旦書き出してみましょう。相談内容が10個あるなら、そのうちの一つだけは、友人に相談せずに自力で決断してみて。そうやって一づつ決断力を鍛えて行くうちに、「ペア癖」が姿を消し、今のその恋はあなた一人の物になるはず。

チェック2「開いてみて、あなたのアルバム」

アメリカでは、弁護士の数よりブロガーの人数の方が多いそう。日本でも多くの人が自分のブログを立ち上げている昨今、こうしてこのサイトを読んでいる人の中にも、外出先で写真を撮ってアップしている人も多いのでは?そんなあなたのアルバムを、ちょっと開いてみて下さい。見て欲しいのは、昨日今日撮った写真ではありません。もっとずーっとスクロールして……、何が出てきましたか?ひょっとして昔の彼の写真、ありませんか?その中には忘れていた写真もあるかもしれませんが、そうやって大切に「昔」を留めておくのは、あなたの潜在意識に忘れてはいけない……と暗示しているようなもの。あなたは知らない間に、今好きな男性に昔の彼の影を合わせて、ちょっと違うちょっと違うと首を傾げている状態なのです。これではいつまでたっても新しい恋に違和感がつきまといます。思い切って削除しましょう。いきなり全部は無理でも、その中のたった一枚でいいのです。自分で選んで削除して下さい。そして新たに好きになった人に、自分からアクションが取れる度、また一枚、昔の彼の写真を削除するのです。そうやって写真を整理しながら、昔の「彼」と今好きな男性をマッチさせようとする「シャドーマッチ癖」を卒業するのです。

チェック3「開いてみて、あなたの電話履歴」

生活の中に溶け込んでいるスマホの便利さは、なんと言っても、「思いついた時にいつでも連絡がとれる」ということでしょうか。さてここで、あなたの電話履歴を見てみましょう。チェックしたいのは、時間です。何時にどのぐらいの長さで話しましたか?ふと自分に時間が空いたその瞬間、アドレスをスクロールして友人に突然電話、なんてことありませんか?その時間、その友人は本当に、あなたと話せる状況だったのでしょうか?私達は親しくなればなるほど、相手の印象を固定して見てしまいがちです。その固定観念で測定しながら、「今なら話せるだろう」と電話をかけてしまうのです。その「思い込み」と言う名のサングラスをはずしましょう。「グラスビュー癖」からの卒業、そのためにあなたに鍛えてもらいたいのは、観察力です。普段の会話や、ちょっとした仕草、語らずして人は、様々な思いを発進しています。ボーイッシュでさっぱりした性格の友人が、タオルハンカチではなくアイロンのきいたハンカチを持ち始めたり、おっとりした友人が、退社時間になると速攻で飛び出て行く先は、ひょっとしたらウォールクライミングかもしれません。そんな変化をいち早くキャッチする力があれば、相手のタイミングにあわせて電話をかけることができるでしょう。そしてその観察力こそが、好きなあの人を知る、感度のいいアンテナとなるのです。その感度は、彼の周りをうろつく怪しい女の影を捕らえるかもしれないし、逆に、ため息をつく彼に、飲み物を差し入れる絶好のチャンスを捕らえるかもしれません。

小さな変化を試みるあなたは、今以上にステキに輝くはず。早速「恋癖」チェックしてみて下さい。

ABOUT この記事をかいた人

kuc

シナリオライター 乙女系ゲームシナリオ、朗読劇脚本、ラジオ、エッセイなど多岐にわたる執筆活動を展開。乙女系ゲームシナリオ執筆にあたり恋愛心理の洞察に注力、研究し、今に至る。