8時間ダイエットとは?8時間ダイエットのやり方や効果&成功の秘訣

8時間ダイエットとは?8時間ダイエットのやり方や効果&成功の秘訣

8時間ダイエットというダイエット方法をご存知ですか?8時間ダイエットとは、1日のうち8時間はなんでも好きなものを食べてもいいのに痩せるという夢のようなダイエット方法です。今回は、8時間ダイエットのやり方と効果、実際に8時間ダイエットを実践した人の口コミから、成功の秘訣についてご紹介します。

8時間ダイエットとは?

8時間ダイエットとは?

8時間ダイエットは「8:16時間ダイエット」とも呼ばれているダイエット方法です。「ヒルナンデス!」でも紹介されました。8時間ダイエットとは、簡単にご説明すると、8時間以内であれば好きなだけ食べていいけれど、そのあと16時間は何も食べてはいけないというダイエット方法です。1日のうちに好きなだけ食べていい時間が8時間設けられているため、ストレスをためることなく長続きしやすいダイエット方法として知られています。

8時間ダイエットのやり方

8時間ダイエットのやり方

8時間は好きなものを好きだけ食べていいという8時間ダイエットですが、ダイエット効果を得るためにはいくつかのルールが存在します。8時間ダイエットの効果的なやり方をご紹介します。

食べる時間を決める

8時間ダイエットを効果的に行うためのルールとして大切なのは、食べる時間を決めることです。「8時間ダイエット中は10時から18時までが食べる時間」など、何時から何時までが食事の時間なのかを体に覚えさせるのが、8時間ダイエットのポイントです。

1日8時間は何を食べてもいい

8時間ダイエット中は、1日8時間何を食べてもOKです。食事制限ダイエットのように、「○○だけ食べる」「○○は食べない」といった制限はありません。ただし、ダイエット中ではあるので、「毎日ケーキをお腹いっぱい食べる」「朝からご飯2杯、ランチはラーメンを替え玉」といった食べ方はNGです。カロリー制限のルールはありませんが、1日の標準的な摂取カロリーを大幅に超える食事を毎日続けていれば、8時間ダイエットをしていても太ってしまいます。

成人女性・男性の1日に必要なカロリーは、身長や体重、活動量によっても変わります。農林水産省のWebサイトで紹介されている1日に必要なカロリー量を目安にカロリーコントロールしていきましょう。

1日の必要カロリー目安【女性】

  • 活動量の少ない成人女性:1400~2000kcal
  • 活動量の多い成人女性:1800~2400kcal

1日の必要カロリー目安【男性】

  • 活動量の少ない成人男性:1800~2400kcal
  • 活動量の多い成人男性:2400~3000kcal

出典:一日に必要なエネルギー量と摂取の目安:農林水産省

先ほどご紹介したように、身長、体重、1日の活動量によって1日の摂取カロリーの目安は変わります。

  • 身長が高い人より、身長が低い人の方が1日の摂取カロリー目安は少なめ
  • 体重が重い人より、体重が軽い人の方が1日の摂取カロリー目安は少なめ
  • 活動量が多い人より、活動量が少ない人の方が1日の摂取カロリー目安は少なめ

1日中座っている人は活動量が少ない、ジムなどでトレーニングを日課でしている人は活動量が多いと考えられます。

1日8時間は何を食べてもいい

1日16時間は食べない時間を作る

8時間ダイエットのやり方として最も大事なことは、1日16時間は食べない時間を作ることです。10時から18時までを食べる時間と決めたら、18時から翌10時までは何も食べない時間にしましょう。
16時間も食べないの?と驚かれるかもしれませんが、16時間のなかには睡眠時間が含まれますので、食べるのを我慢する時間はそれほど長くありません。例えば23時に寝る場合、食べない時間は18時から23時までの5時間で、7時に起きた場合は、朝の食べない時間は3時間です。

1日16時間は食べない時間を作る

質のよい睡眠は、ストレス解消や美容にも効果的ですので、8時間ダイエット中は睡眠をたっぷり取ることをおすすめします。また、16時間の間、食べ物を食べてはいけませんが、糖分が入っていない飲み物は飲んでもOKです。もし空腹を感じたときは飲み物を飲んでお腹を膨らませるといいでしょう。

8時間ダイエット中に飲んでもいい飲み物

8時間ダイエット中には飲んでもいい飲み物と飲んではいけない飲み物があります。空腹を感じたときに飲む飲み物は、次のなかから選ぶようにしましょう。

8時間ダイエット中に飲んでもいい飲み物

  • 白湯
  • お茶
  • 紅茶(砂糖、ミルク不使用)
  • コーヒー(砂糖、ミルク不使用)

8時間ダイエット中は飲むのを控える飲み物

  • 甘い炭酸ジュース
  • 砂糖が入っているスポーツ飲料
  • カフェオレ、いちご牛乳など
  • フルーツジュース
  • その他、ジュースや甘い飲料

糖分を摂りすぎると8時間ダイエットを成功させるのは難しいです。紅茶やコーヒーには、砂糖やミルクを入れないようにしましょう。

8時間ダイエットでリバウンドしないコツ

8時間ダイエットでリバウンドしないコツ

8時間ダイエットでリバウンドしないためには、正しいやり方で行うことが重要です。先にご紹介した8時間ダイエットのルールをきちんと守るようにしましょう。
また、リバウンドしないコツは他にもあります。
ひとつは、食べてもいい時間帯に暴飲暴食をしないことです。16時間食べられない分、なんでも食べていい8時間は思いっきり食べよう!と食べすぎるとリバウンドに繋がります。摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまわないように、1日の摂取カロリーには気をつけてくださいね。
もうひとつは、運動をすることです。8時間ダイエットをしながら運動し、体を鍛えることで基礎代謝を上げていきましょう。基礎代謝が上がると8時間ダイエットをやめた後も痩せやすい体質でいられるため、体重を維持することができるのです。

8時間ダイエットの効果

8時間ダイエットの効果

次に、8時間ダイエットの効果をみていきましょう。8時間なんでも食べていいのに、痩せるのはなぜなのでしょうか?

夜ご飯の時間が早いと脂肪が蓄積しにくい

8時間ダイエットは食事の時間をしっかりと決めるダイエット方法なので、自然と夜ご飯を食べる時間が早くなり、脂肪が蓄積しにくくなります。
私たちの体内にはBMAL1(ビーマルワン)と呼ばれるたんぱく質があり、このたんぱく質は夜になると脂肪を合成したり、新しい脂肪細胞を作ったりします。BMAL1の量は時間帯によって変動し、夜の22時頃から増えるため、夜遅くにご飯を食べると太るといわれているのです。
8時間ダイエットをすると、ちょうどBMAL1の量が増えるタイミングは食事をしない時間になるため、ダイエットに効果的だと言われています。

消化器官を休めることで脂肪燃焼を促進

16時間食べない時間があると、内臓は消化活動を休むことができます。すると、内臓機能は回復し、脂肪の燃焼を促進して体内に蓄積することを防ぐことが期待できるのです。きちんと内臓を休ませることで脂肪を溜め込まない、太りにくい体に近づくことができるのも、8時間ダイエットの効果のひとつといえます。

1日の摂取カロリーをコントロールできる

食事の時間が決まっている8時間ダイエットは、1日の摂取カロリーをコントロールしやすいダイエット方法です。暴飲暴食を避け、1日3食を規則正しく食べることでカロリーの過剰摂取を避けられるでしょう。カロリーを摂りすぎないことから、余ったカロリーが脂肪になるのを防ぐことができます。

8時間ダイエットを実践した人の口コミ

8時間ダイエットを実践した人の口コミ

8時間ダイエットを実践した人の口コミをご紹介します。8時間ダイエットを実践した人の口コミから、どのくらいの期間で痩せることができたのかみていきましょう。

1週間8時間ダイエットで3キロ痩せた!

1週間、8時間ダイエットを続けた人が3キロ痩せたという口コミがあります。1週間で3キロも痩せるって本当なの?と驚きですが、短期間でダイエットに成功した人は「運動をした」「好きなものでもカロリーが高いものは我慢した」というように、食べる時間のルール以外にも、痩せるための努力をしています。

8時間ダイエットを1ヶ月したけど痩せない

1週間で結果が出た人もいれば、1ヶ月も8時間ダイエットを実践したけど痩せないという口コミもありました。8時間ダイエットを1ヶ月続けたけれど、途中で体重の減少は止まって、逆に増えてしまったと報告しています。

口コミから見る8時間ダイエット成功の秘訣

口コミで8時間ダイエットに成功したと報告している人は、8時間食べて、16時間食べないというやり方にプラスして、運動したり、食べるときのカロリーコントロールを行ったりしていたようですね。一方で、8時間ダイエットに成功しなかった人の口コミでは、運動をした、食事制限をしたなどの報告はありませんでした。8時間ダイエットを成功させたいときは「運動をする」「カロリーが高い食べ物を避ける」「食べすぎない」、この3点にも気をつけて実践するといいでしょう。

まとめ

8時間ダイエットのやり方をまとめてみました。リバウンドしないためには正しいやり方で効果的に8時間ダイエットを行い、理想の体重まで減らしていきましょう!効率よく痩せるためには、8時間ダイエットのやり方を守りながら、運動を取り入れたり、カロリーの高い食べ物を控えたりしてみてくださいね。