ローズマリーの効能とは?ローズマリーを使う際の注意点もチェック!

ローズマリーの効能とは?ローズマリーを使う際の注意点もチェック!

今回はローズマリーの効能について紹介していきます。ローズマリーの効能は肌や記憶力、睡眠などにあると言われています。ローズマリーの効果効能を得るため、料理やアロマではどのように使うかなども調べてみたので参考にしてみてくださいね。また、ローズマリーを使う際の注意点もチェックしていきましょう。

ローズマリーとは?

まずは効果効能についてご紹介する前に、「ローズマリーって何?」と思っている人へ簡単にローズマリーとは何なのか、ご紹介していきます。
ローズマリーとは、地中海沿岸に多く生息しているシソ科の植物です。スーッとするような香り(ミントをちょっと甘くしたような匂いといったほうが近いでしょうか)のため、アロマオイル・料理などを中心に使われることが多いです。

他のハーブと異なり香りが強いため、人によって好き嫌いが分かれるという特徴もあります。では、実際にどんな効能があるのかみていきましょう。

ローズマリーの効能

ローズマリーの効能

ローズマリーの主な効能は、一般的に次の4つになります。

ローズマリーの効能①肌の収れん作用に期待できる

ローズマリーの効能として、肌の収れん作用が期待できます。収れん作用というのは、簡単にいうと毛穴の引き締めが期待できるということですね。
ローズマリーは、新陳代謝をアップする働きもあるため、肌の血行を良くして、毛穴を引き締めるという効能も持ち合わせていると言われています。

また、肌のたるみを予防してくれるタンニンという成分も含まれているも、肌の引き締め効果を期待できる理由の一つです。

ローズマリーの効能②虫除け

ちょっと意外と思われるかもしれませんが、実はローズマリーには虫除けの効能もあるのだそうです。

ローズマリーは細かく分類すると、「ローズマリーカンファ―」「ローズマリーシネオール」「ローズマリーベルべノン」の3種類があります。
ローズマリーのあとについている名前が、他よりもそのハーブに多く含まれている成分で、中でも「カンファ―」というのが樟脳(しょうのう)になります。
ローズマリーの効能で虫除けがあると言われているのは、このカンファ―(樟脳)が含まれているからなんですね。
樟脳は日本ではタンスの防虫剤として有名ですよね。
カンファ―を利用したローズマリーの虫除けの効能は効果的ではありますが、取り扱いには注意が必要なため、詳しい人に聞きながら利用するようにしましょう。

ローズマリーの効能③頭皮のケア・抜け毛対策

ローズマリーの効能として挙げられるのは、頭皮のケアや抜け毛対策です。
ストレスが多い現代では、女性でも抜け毛になってしまったり、髪が傷んでしまうということはよくあります。

ローズマリーは先に紹介した通り、血行を良くする成分が含まれているため頭皮ケアや抜け毛対策などに用いられることが多いです。
また、ローズマリーは抗菌作用も含まれているため、菌が原因の頭皮のかゆみ対策にも効果的かもしれません。

ローズマリーの効能に期待しつつ、頭皮マッサージなどを行って頭皮ケアをするといいでしょう。

ローズマリーはの効能④記憶や集中力のアップ

ローズマリーは記憶や集中力のアップする効能もあると言われています。

ローズマリーには、記憶力の改善に働きかける作用があるカルノシン酸という成分が含まれています。
そのため、ローズマリーの効能のひとつに、記憶や集中力のアップがあると言われているのです。
勉強や仕事などで集中したい時などにローズマリーの効能を利用するという方法も昔から取られていたようです。

ローズマリーの効能は料理にもあり!

ローズマリーの効能は料理にもあり!

ローズマリーの効能は料理でも使えると知っていましたか?
料理に使える具体的なローズマリーの効能は、以下の通りです。

  • ローズマリーの香りづけ
  • お肉や魚の臭いを軽減

ローズマリーは肉料理、魚料理の両方に使用できます。どちらも料理する際にローズマリーを一緒に使用することで、香りづけすることができるのです。
また、お肉や魚の臭みが気になる時、ローズマリーの効能を活かして、料理の臭いを軽減させることができます。

料理をもっと美味しくしたい、大人数で食べる際におしゃれな料理を作りたいという時にとてもおすすめです。

ただし、ローズマリーを多く入れてしまうと刺激臭で体調が悪くなったり、強い香りがついたり、料理自体がまずくなってしまうこともあります。
最初のうちは少なめにローズマリーを入れ、慣れてきたら徐々に自分で量を調節してみるといいでしょう。

ローズマリーの効能をハーブティーでとる方法

ローズマリーの効能をハーブティーでとる方法

仕事で疲れてストレスが溜まっている、何かリラックスしたい…そんな時におすすめなのが「ハーブティー」です。
ここまでローズマリーの効能を色々紹介してきましたが、気軽にローズマリーをとるならハーブティーがおすすめです。

【ローズマリーのハーブティーの作り方】

  • ローズマリー1本を水洗いし、ティーポットに入れておく
  • お湯を沸かしたら、ローズマリーが入ったティーポットに注ぐ
  • 3分~5分経てば出来上がり

味はさっぱりとしており、やや香りがきつめなのが特徴的。
ローズマリーの効能を得たいと思っても、ハーブティーに癖があって飲みにくいという場合は、はちみつを加えて味をマイルドにしてみるのもいいかもしれません。

また、1日に何度もローズマリーのハーブティーを飲んでしまうと、まれに副作用が出ることもあるので1日3杯以下にとどめておきましょう。

ローズマリーの効能をアロマでとる方法

ローズマリーの効能をアロマでとる方法

ローズマリーの効能を得たいとき、アロマは一番手軽にチャレンジできる方法ですよね。

アロマにした際のローズマリーの効能は、以下の通りです。

  • 精神的なアプローチ…無気力さや憂鬱などに効果があるとされています。
  • フィジカル面…血行を良くし、手足の冷え、肩こりなどを改善・予防が期待できると言われています。

ローズマリーのアロマは、心の状態を安定させる・肉体を改善する効能を期待できます。
そのままの状態でアロマにすると匂いがきついと感じる人も多いので、他のオイルと混ぜて使ってみるといいでしょう。

ローズマリーと相性が良いとされているアロマオイルは、以下のとおりです。

  • シナモン…気持ちを前向きにさせる、食欲を促すなど
  • ラベンダー…気持ちを落ち着かせる、緊張を緩和させるなど
  • シトロネラ…不安な気持ちを軽減させる、汗の臭いを緩和させる期待が持てるなど
  • シダーウッド…気持ちを強くさせてくれる、むくみに効果的など
  • パイン…気持ちを前向きにさせる、殺菌作用があるなど

などなど

上記はローズマリーと相性がいいとされているハーブなので、用途に応じてブレンドしてみるといいでしょう。

ローズマリーの効能は睡眠にも効果的?

ローズマリーの効能は睡眠にも効果的?

「ローズマリーには色々な効能があるっていうのは知ってたけど、睡眠にも効果があるのかな?」
このような疑問を持つ人もいるでしょう。

ローズマリーの効能には血行を良くして記憶力などもアップする傾向があるため、睡眠時のリラックスタイムには不向きと言えるでしょう。
ですが、ローズマリーの血行を良くする効能を利用して、バスタイムに血流を良くし、快適な睡眠の準備をする方法もあります。
また、気持ちを高揚させる効能が期待できるローズマリーは睡眠時に使用すると寝つきづらくなると考えられますが、落ち込んで眠れない時には効果的かもしれません。

自分の調子と合わせて睡眠時に使用するハーブはローズマリー以外に、優しい香りがするハーブや安眠効果のあるハーブを利用してみるのもいいでしょう。

ローズマリーは妊婦・子供でも使ってもいい?

ローズマリーには様々な効能があると言われていますが、妊婦さんや小さな子供でも使うことは出来るのでしょうか?

結論から言うと…妊婦さんや子供が使うのはNGです。
ローズマリーの効能で虫除けや記憶力のアップが期待できるとしても、小さな子供には使用しないでください。特に子供が口にいれないように気をつけましょう。量によっては体調を崩すこともあるので、子供に使用するときには注意が必要です。

また、子供だけでなく、妊婦さんにもローズマリーを使わない方がいい理由は、ローズマリーを使ってしまうと子宮収縮をして早産になる可能性があるためです。
サイトによって情報は変わりますが、ローズマリーの効能だけに注目するのではなく、子供の口に入れるもの、手に触れるもの、妊婦さんの体を気遣って、安全かどうかよく確かめるようにしましょう。

まとめ

今回は、ローズマリーの効能について詳しく解説していきました。

  • 頭皮や脱毛のケア、対策
  • 肌の引き締め
  • 記憶力や集中力のアップ

代表的なのは、以上の3つです。
その他、食材の臭みを軽減し香ばしく彩ってくれる効果もあります。
ですが、子供や妊婦さんにローズマリーの効能を試すのは控えた方がいいでしょう。

ローズマリーの効能を理解した上で、利用してみるといいでしょう。