隠し事をしている人の人相

隠し事をしている人の人相

人間、誰しも1つや2つは隠し事があるものです。純情な風に見せているが、実は昔はヤンチャしていた、とか、いけない恋をした事があるとか。ただ、痛いところを追及されると人間の防御本能が働き、つい自分を守る行動をしてしまいます。
そこで、隠し事をしている疑いがある人の行動の見抜き方をご紹介いたします。これは男女問わずあらわれる行動なので、相手の浮気などを疑っている時に、この行動があらわれていないか、ぜひ試してみてください。

1.伏し目がちになる

昔から「目は口ほどにものを言う」とか「目は心の窓」と言いますが、隠し事をしているときは目が泳ぎ、伏し目がちになります。これは相手に対して後ろめたいところがあり、相手の顔を正視できないためです。逆に女性は、視線をそらさず相手を凝視します。「私にやましいところはない」ということを真剣にアピールするのです。いざというときは女性の方が肝が据わっています。

2.話しているときに、ツバが飛ぶ

2.話しているときに、ツバが飛ぶ
必至に弁明している時、緊張のためか、口の中が自然と渇いてきます。そのため、口の中がカラカラになったり、ツバが出てしまうのです。これは人相の古典でも指摘されています。何かを隠しているということを匂わせるサインです。普段から話をする時にツバが出てしまう人もいますが、そのような人は、上手く話を合わせているだけで、本心を打ち明けていない人が多いようです。

3.唇を隠す

触れてほしくないところに話が及んだ時、都合の悪い質問を受けた時、不意に唇を巻き込んで、隠してしまう仕草をしてしまいます。これは口から出そうな秘密を閉じ込めたいという心理が働いています。もし相手がこのしぐさをしたら、追及されたくない事柄と考えていいでしょう。

4.すれ違い様に口元が歪む

4.すれ違い様に口元が歪む
会話が弾んで、楽しいように見えても、相手とすれ違ったり、去り際に相手が唇をゆがめたり、唇を結んでいる仕草がみられたときは、実は相手は納得していなかった、不満を感じていたということになります。人は力が入ると口元に力が入り気味になります。自分が納得していない事を無理矢理押し殺そうとすると、ついこのようなジェスチャーが起きてしまうのです。

5.顔に手を触れる 唇に触れる

話をしている途中で、口元や顔に触れたり、頭や首を掻いたりする仕草が見られたときは、相手にとって都合の悪い話をされている状態です。触れてほしくない話題になると不安を感じ、それを和らげようとするため、無意識に顔を触ってしまうのです。

6.腕を組む

6.腕を組む
自分が攻撃された時や相手と距離を取りたい時に出るしぐさです。お互いの前に腕を置くだけで心理的にも壁を作られていると相手に理解させることが出来ます。
人にはもともと、相手との距離を保つために「パーソナルスペース」と言う自分のエリアが存在します。赤の他人やよく思わない人に対してはパーソナルスペースを広く取り、距離を空けます。相手が一歩近寄ってきたら、自身も一歩引いて距離感を保とうとします。また、家族や恋人など、親しい間柄とは、パーソナルスペースを狭く取り、距離を縮めます。そのパーソナルスペースの前に腕を挟むことは、相手との間に壁を作ることになり、拒否していることを意味します。ただし、考え込んだりする時に腕を組むのは別です。

7.手を隠す

話の途中で、手を後ろで組んだり、ポケットに隠すしぐさを見せた時、その人は何かを隠しています。よく「手の内を見せる」「手の内を隠す」と言いますが、手のしぐさというのも、気持ちを知るための重要な手がかりになります。

8.聞いてもいないことをペラペラ話し出す

人は不安にかられた時、秘密がばれそうになったりすると、話をそらせるために、こちらが聞いていないことまでペラペラと話しだすようになります。相手に勘ぐられる前に、こちらから情報を出して潔白を証明しようとするのです。特に普段は寡黙な人がこのような状態になったら、相手を怪しむべきでしょう。

9.「絶対!」を連呼する

言い争いになったとき「絶対大丈夫!」「絶対損はさせない」など、「絶対」を連呼したり、強い表現を使って説得しようとしているのが垣間見えた時は、相手に「絶対」やましいところがありますので、用心した方が良いでしょう。

10.最後は自分の勘を信じる

結局、自分の身を守れるのは自分だけなので、どんなに口当たりの良い話をもらったり、性急に選択を迫られたりと追い込まれた時に、少しでも違和感を感じたら、その場で返事をせず、一度自宅に持ち帰って、冷静になった状態で、あらためて考えるのが良いでしょう。
人もまた動物であり、敵や危険を察知する能力が備わっています。何か怪しいと感じたときは、脳が危険を察知している状態です。
また、人の第一印象は案外正しいと言われています。初めて会った時、耳寄りな話を聞かされた時に違和感を感じたら、その違和感は正しいので用心した方が良いでしょう。