「世界三大美女」に学ぶ、開運美容法!

「世界三大美女」に学ぶ、開運美容法!

女性の美へのあこがれや探求は、いつの時代になってもかわらず、情熱の対称となっていました。その中で、今日まで刻まれた歴史の中で、現代においても「美女」として、その名を世界中に馳せている女性達が、洋の東西を問わず存在します。

その中でも特に「世界三大美女」と呼ばれている女性がいます。中国の「楊貴妃」エジプトの「クレオパトラ」そして日本の「小野小町」です。

なぜ彼女達は「美女」と呼ばれたのでしょうか?その足跡をたどると、驚いた事に現代に共通した美容法を実践している事が分かっています。いにしえの美女たちが、現代に通じる美容法をしていたというのは意外な話です。

そこで、歴史に名を残した「美女」たちの足跡を振り返り、その美容法やメイクから「三代美女」に近づく事で、開運へのきっかけにしましょう。

1.中国随一の美女「楊貴妃」

世界三大美女の中で、東洋随一の妖艶の美女と言えば、中国の「楊貴妃」が挙げられます。唐の時代に現れたその女性の美貌のために、戦争まで起こってしまったと言われています。

①楊貴妃は、いつも芳しい香りを周囲に漂わせていた

1.中国随一の美女「楊貴妃」

彼女にまつわる数々の逸話としてかならずと言っていいほど語られているのは、彼女がまとっている「香り」。彼女の周りには、常に芳しい香りが漂い、周囲の人々を虜にしていたそうです。

一説には、楊貴妃は「芳香異体」という特異体質で、生まれつき香水のようにいい匂いを放つ体質だったとも言われています。もともと中東の血を引いていたとも言われており、中東の人がまとう、独特の体臭が中国の人には魅惑的な香りに感じたようです。

② ライチやクコの実の美肌効果

1.中国随一の美女「楊貴妃」-2

楊貴妃は、肌が白く美しかったとも言われていますが、彼女は特に、ライチやクコの実を好んで食べていた事はあまりにも有名です。
この二つには、エイジングケアや美肌効果、美白効果、貧血などに効果があるとされています。女性モデルさんや女優さんも好んで食べているようです。

③蛾眉(がび)

この眉は、蛾の触覚のように湾曲した眉とされています。人相学でも弓なりの眉は吉相とされていますし、この頃の日本の女性も似たような眉にしていました。基本的に曲線を帯びた眉は女性性を強めます。逆に直線的な眉は男性性を強めます。

2.エジプトの絶世の美人「クレオパトラ」

「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、歴史は変わっていただろう」という言葉はあまりにも有名です。世界三大美女の一人として代表されるエジプトの女王です。

①クレオパトラは現代のキャリア管理職だった!

2.エジプトの絶世の美人「クレオパトラ」

クレオパトラは意外にも「目の覚めるような美人」というわけではなかったようです。彼女の魅力は、その見た目よりも、知識や教養で男性の宰相たちと対等にわたりあうパワーであったり、周囲を惹き付ける話術だったりと、その人柄によるところが大きかったようです。今で言う「女性管理職」「キャリアウーマン」の草分けであり、その才色兼備の魅力こそが、彼女の名声をたたえる理由だったようです。

②当時のエジプトのアイメイク

2.エジプトの絶世の美人「クレオパトラ」-2

当時のエジプトの女性は、衛生面の理由からもメイクは重要でした。特に太陽の日差し、目の水分を求め集ってくる虫から守るために、殺菌成分を含んだアイメイクを施していたと言われています。
メイク方法も黒のアイラインで目を囲むようなものでしたが、これは目力アップに繋がりますので、周囲と渡り合う力になっていたのではないでしょうか?

他にも、牛乳風呂に入っていたとか、真珠を酢で溶かしたものを飲むなどして、健康や美容に力を入れていたと言われています。当時の美容法は、砂漠のホコリや、害虫から身を守る予防法から進化したもののようです。

3.日本を代表する絶世の美女「小野小町」

日本を代表する美人と言えば「小野小町」が挙げられます。世界的な認識としては、世界三大美人は小野小町ではなく、ギリシアの女神「ヘレネー」であり、小野小町を加えているのは、日本だけとも言われますが、小野小町にもその美容にまつわるエピソードがあります。

①美肌効果を知っていたかのような食生活

3.日本を代表する絶世の美女「小野小町」

小野小町はというと、平安時代後期の「玉造小町壮衰書」によると、その美しさを保つために、鯉や、アンズ・桃などのフルーツを好んで食べたと書かれています。
鯉は美肌を保つために必要なコラーゲンを多く含んでいますし、フルーツの中には、美肌を保つためのビタミンCを多く含んでいるものもあります。小野小町はこの効能をはじめから知っていたかのようです。

他にも、よもぎ蒸し風呂や温泉に入ったり、米ぬかやヘチマを化粧水のように使っていたなど、現在に通じる美容法を施していたようです。

「世界三大美人」として現代でも名を馳せている三人ですが、史実によると三人とも必ずしも誰もが目を見張るような「超」美人ではなく、パッと見、綺麗だなと思わせるくらいだったと言われています。しかし、彼女らには「見た目」もさることながら、各々秀でた特技や能力があり、それが彼女たちの美しさを引き立てたようです。

例えば、楊貴妃は歌や舞などの芸事に秀でていましたし、小野小町のその文才は「六歌仙」に選ばれるほど優れたものでした。クレオパトラは「女性管理職」としての才を発揮していました。

美しさや魅力は、外見の美だけでなく、自身で磨き伸ばしていった技能や才能によるところも大きいというのは、今も昔も共通しているところですね。