結婚できたら大丈夫?婚活前に知っておきたい離婚の理由(ページ2)

今や雑誌でもネットでも『婚活』『恋活』の情報が溢れています。それこそ一日に一度も目にしない日なんてないのでは?と思うぐらいに『婚活』『恋活』ブームは熱いのです。

でも、『もう何年も恋をしていない』女性や、『生まれてから一度も彼氏ができたことがない』女性が急に『婚活』を始めるのはちょっと注意が必要です。

恋愛にあまり免疫のない女性が現在の『婚活』ブームに乗っかってしまうと勢いに乗りすぎて、『結婚』だけをゴールに定めてしまうことがあるのです。

『結婚』の先には生活が続きます。続けているうちにとても残念な結末になってしまう事も少なからずあるのです。

今回は、そんな結婚の先にあるかもしれない離婚の原因についてご紹介します。
ぜひ、相手選びの参考にしてください。

■生活の不一致

誤字ではありませんよ。『性格』ではなく『生活』です。

人がそれまで生きてきて当たり前だと思っていた生活は、たとえ一致しなくてもどちらが悪いというものでもありません。
だから、なかなか歩み寄る事ができないし、理解もできず、溝が広がっていきやすいんです。

例えば、お休みの日は昼まで寝ていて午後から起き出すことを幸せだと感じる人と、朝早くから起きて一日を目一杯使いたい人が一緒に暮らせ、お休みの度に不満がたまってしまいます。
食事をしたらすぐに片付けたい人とゆっくりしてから後でまとめてやりたい人、起きたらすぐに着替えるか出かけるギリギリまでパジャマで過ごすなど、生活していくうえでもルールは人によって違います。

これが極端に違うと、日々生活するのに大きなストレスを感じるでしょう。
彼の生活スタイルは、あなたと似ていますか?

■お金の使い方

生活を共にするのですから、お金の使い方は重要です。

完全に生活費が足りないとか、ギャンブルや趣味で借金をするとかなら簡単に否定も喧嘩もできますが、ちょっとした使い方の違いだとただただ不満がたまりやすいのです。

例えば、妻はお小遣いを貯めて夫の誕生日にはしっかり高価なプレゼントをあげているのに夫は思いついたようにケーキだけ、なのに自分の趣味にはしっかりお金を使う。
妻はどこかに出かけるたびに夫の好きなものを買ってくるのに、夫は出張に行ってもお土産を買ってこない。

自分のお小遣いを自分だけの為に使う。生活費はいれているのですから別に悪い事ではありませんよね?
でも、その使い方に愛はあるのか?って思うと、口に出せない小さな不満がたまっていくのです。

彼の、ちょっとしたお金の使い方に、あなたは納得できますか?

■モラルハラスメント

最近何かと話題になるモラハラ
厄介なのは、やっている本人が『自分は正しい』と思い込んでいる事です。

こういう人は比較的頭がよく、弁が立ち、どうしたら相手が服従するかよく知っています。そして、自分は夫だから妻を正している、こうするのが家庭を維持するのに当たり前なんだと思い込んでいます。

やられている側も、それを受け入れて円満な家庭を作ろうと必死になり、ジワジワと深みにはまっていくのです。
深みにどっぷりハマって『もう無理!』となる頃には、夫を前にすると恐怖で身体がすくんで声も出せないなんて女性もいます。

これを予防するには、自分の親や友達と普段からコミュニケーションを取っておくことです。
他人の意見を聞くことで、冷静になれて逃げようという意識が働くことがあります。

ちょっとでも疑いがあったら、その時点で信頼できる人に話しておくことが必要です!

■相手の家族との関係

昔は『嫁姑』問題でしたが、今はそれだけではありません。

実家大好きな妻であれば『夫と嫁の親』には確執が生まれますし、どちらかの兄弟姉妹やそのパートナーに不思議な人がいればそれももめごとの一つです。

兄弟姉妹といっても性格は全く異なります。彼がどんなにすばらしい人格でも、彼のご両親がどんなに頼りがいがあっても、たった一人の不思議な兄弟姉妹が全てを叩き潰す事もあるかもしれません。

でも、大切な家族として育ってきているのですから、縁を切る事はちょっと。これは、だれでもそう思うでしょうし、簡単に家族と縁を切るのは感心できません。

どんな面倒な家族であっても、お互いに自立していればさして害はない物。
彼の家族が経済的にも精神的にも自立しているかは、結婚前にチェックが必要です。

■セックスレス

結婚すれば生活です。毎日一緒にいる相手に性的な興味が多少薄れるのは仕方がありません。
子供が生まれれば、夜泣きに授乳で女性は精神も肉体も疲弊し、セックスどころではなくなります。

でも、今は仕方がないんだとわかっていてもセックスレスが続くと他の異性に惹かれてしまうものです。
実際に浮気までする男性は少ないかもしれませんが、綺麗な女性を『女性』として見て、家にいる妻は『子供の母親』として見るようになります。

そうなると、子供が大きくなったからと言ってセックスレスは解消されません。
セックスは、無くても生きていくことは出来ますし、家庭を維持することもできます。

でも、なくなると女性としての価値を見失ってしまいます。
あなたは、彼を生涯男性として意識して、生涯彼の前では女性でいる事ができますか?

■まとめ

いかがだったでしょうか。

せっかく結婚するのであれば、唯一人の男性とずっと一緒にいたいですよね。

そのためには、『自分はこの男性と生涯暮らせるのか』をしっかりをシミュレーションしてチェックしましょう!