結婚! 人生のパートナーを選ぶ、たったひとつの絶対条件とは。(ページ4)

【重い熟語】

「結婚」。

小学生でも書けるのに、妙に重たい二文字ですね。

特にいわゆる「適齢期」の女性にとっては重要な意味を持つ言葉なのではないでしょうか。

「結婚するのに適切な時期」なんて、他人に決めてもらわなくても結構!と思うのも無理のないところながら、やはり「世間の目」は痛かったりして。

形のない「世間」なるものに振り回されるのはばかばかしい限りと思われる方も多いでしょうが、その一方で「一定年齢までに結婚したい」と考える人を保守的とあなどることもできないに違いありません。

何といっても価値観は人それぞれ、「可愛い奥さん」という生き方もひとつの選択として「あり」ではあります。その選択にともなうリスクが、十分に周知されているかどうかは議論があるところでしょうが……。

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【人生の伴侶、だれを選ぶか?】

さて、そういうわけで、今回、メガネ男子がお送りする記事のテーマは「結婚」と「結婚相手」。まさに人生を左右する主題です。

あなたはもう結婚されているでしょうか? さもなければ結婚相手を探しているところ? もしかしたら一生、結婚なんてしなくてかまわないというお考えかもしれませんね。

いずれにしろ、もしかしたら生涯をともにするパートナーを選び出すことは人生のなかでも最大のギャンブルといえるということにはご同意いただけることと思います。

そう、結婚相手のキャラクターしだいで、あなたの人生は灰色にも薔薇色にも変わるのです。

いつか遠い日、あなたが病床にたおれたとき、大切なパートナーの手を握って、「長いあいだ、あなたといられてとても幸せだった」と告げることができたら素敵ですよね。

そういうパートナーこそ、まさに人生最良の伴侶といえるでしょう。

あるいは、「わたしには犬がいるからいい!」とか「この猫といっしょに生きるの!」と考えている方もいるかもしれませんが、残念ながらほとんどのペットはあなたより早く亡くなってしまいます。

寿命的に見ると、最も適切なパートナーになりえる動物はやはり同じ人間なのです。

一生をシングルで生きるという選択を決して軽視するわけではありませんが、寂しさに弱いタイプの人は、やはり結婚という選択肢について真剣に考えてみるべきではないでしょうか。

「したいと思った時にはもう遅いんですよ!」などと、脅迫めいたことをいうつもりは決してありません。何歳になっても結婚はできます。

ただ、年齢を経るに従っていろいろな条件が変化して来ることもまた現実。シビアかつリアリスティックに自分を見つめ、結婚について考えてみましょう

あなたがいま何歳であるとしても、結婚したいと思うならいまが結婚適齢期です。最高の相手を探し出し、ハッピーな人生を送れるよう努力したいものです。

【結婚相手の絶対条件】

さてさて、それでは、結婚相手の第一の条件とは何でしょうか。収入、地位、容姿、趣味、家柄、家族、その他いろいろと条件はあるでしょうが、ぼくが考えるに、まず第一に考えるべきことは「話が通じる」ことです

とにかく「話が通じ」さえすれば、相手とのやり取りを通して問題を改善し、あるいは解決していくことができます。しかし、「話が通じない」相手とはそもそも改善努力を実施することができません。

結婚相手とは、ある意味で同じプロジェクトを推進していくパートナー、「話が通じる」ことは最低の絶対条件です。

もちろん、ここでいう「話が通じる」とは、ただ単にロジカルな思考を共有できるということに留まりません(それさえできないとまさにお話にならないわけですが)。

むしろ、エモーショナルな側面をシェアすることができるということが結婚生活においてはより重要なのかもしれません

自分が怒っている時、怒っていると悟ってくれること、あるいは哀しんでいる時、哀しんでいることをわかってくれること、それが結婚生活を円滑に進めるための最重要な要素であるのでしょう。

結婚はただの制度ですが、やはり制度以上のものでもあります。「しょせん紙切れ一枚のこと」というのも真実ではあるでしょうが、ただその紙切れ一枚に「象徴」されているだけなのであって、その本質はもっと深層にあると考えることもできるはずです。

【重大なリスク】

いずれにしろいえることは、「結婚の失敗」はきわめて大きな問題だということです。

高価な買物をする時はいつも以上に注意しなければならないように、結婚相手を探すときはただの恋人を見つける時以上に気をつける必要があるでしょう。

もちろんそうしている、といわれるかもしれませんね。しかし、あなたも知っているはずであるように、恋はひとの目を曇らせます

ぼくとしてはくれぐれもご注意を、というしかありません。離婚はひとつの人生計画を根底から崩しかねないほどのトラブルなのですから。

そうかといって、慎重になりすぎて飛び込めないのも問題。とにかくまずはやってみる、その覚悟も必要なのかもしれませんね。

そこらへんは「話が通じる」パートナーと相談して決めてください。結婚に関する相談をして上手くいかないひととは、結婚生活もまた上手くいかないであろうことは、火を見るよりあきらかなのではないでしょうか。