同棲といえばいつでも一緒にいられて幸せなものだと思いがちですが、同棲は意外と失敗することも多いため、軽はずみな気持ちで始めない方が良いといいます。
同棲を始める際は、同棲でどんなことが悪いこととして起こりうるのか、最初に理解を深めておくことが大事です。では、同棲にはどんなデメリットがあるのでしょうか。
今回は、同棲をなるべく失敗に終わらせないためにも、知っておくべきデメリットをご紹介していきたいと思います。
◆プライベートがなくなる
同棲を始めると、二人で共同生活を始めることになります。当然、今までと比べてプライベートの時間が圧倒的に減ることになるものです。
プライベートがなくなると、どんなことが起きるのでしょうか。今まではたまに会うからこそ良い距離感が保てていたものの、いつも一緒にいることで相手のことが鬱陶しくなることも増えるかもしれません。
一人の時間が無くて趣味を楽しめない、相手がいることでいつも気を遣ってしまうなど、思っていた以上に共同生活は大変に思うことも多いものです。
特に、一人の時間がある程度欲しいという気持ちが強い人は、あまり同棲に向いていない可能性があります。せっかく良い関係を築いてきたのに、同棲を始めたことで関係が悪化してしまうかもしれません。
◆価値観の違いが浮き彫りになる
同棲を始めると、それぞれの生活スタイルについて、考え方の違いに直面することになります。どれだけラブラブなカップルでも、細かい部分の価値観の違いはあります。なんでも意気投合できるカップルは非常に少ないものです。
価値観の違いを乗り越えて、うまく折り合いをつけていけるカップルこそが長続きするものですが、この違いを受け入れず、同棲を始めたことを機に喧嘩が絶えなくなるカップルも多いです。
「私たちはラブラブだから大丈夫」と高をくくらないようにしましょう。どんなに仲の良い二人でも、同棲を始めてみれば価値観の違いは浮き彫りになってくるものです。
◆倦怠期を乗り越えるのが大変
同棲中のカップルにとって試練となるのが、倦怠期です。倦怠期はお互いの良いところを見つめることができず、飽きの感情から一緒にいることがしんどく感じたり、相手の嫌なところばかりを見てしまうところがあります。
別々に住んでいるのなら、倦怠期のときは会う頻度を調整するなどして対策することができます。しかし、同棲中はなかなかそのようにはいかないでしょう。嫌でも毎日顔を合わせることになります。
そのため、同棲中に倦怠期を迎え、そのまま喧嘩が続いて別れてしまうカップルも多いです。同棲を始めるうえで、倦怠期を乗り越えることは一つの壁なのです。
◆デートの回数が減る
同棲を始めると、自然とデートに出かける回数が減ると言います。なぜかと言えば、わざわざ出かけなくても一緒にいることができるからです。
最初は家デート的に出かけないことを楽しめるかもしれません。しかしそれが何度も続くと、結局せっかく休みが合ってもただ家の中でグダグダして終わる…ということも少なくありません。
デートが減ることは、関係の悪化やマンネリを最終的には招きます。一緒にいてもつまらないと思うことが増え、恋愛感情が薄れる原因にもなるでしょう。二人とも出不精なところがある場合は特に注意しなければいけません。
同棲を始める際は、このデートの回数が減るという点はなるべく避けるようにしておきたいところですね。
◆お金で揉めることがある
同棲中は、残念ながらお金で揉めるようなことも多くなりがちです。同棲中はただ共同生活をするわけではなく、ある程度お金を共有しながら生活していかなければいけません。
生活費の何から何まで彼に負担してもらう…というようなことはほぼないでしょう。家賃、光熱費、食費など、さまざまな費用を折半したいしていくはずです。
しかしお互いのお金の使い方に不満があると、折半する際に「この割合はおかしい」といって喧嘩になる場合があります。
お金が原因で喧嘩することになると、それぞれの損得を重視した醜い論争になりがちです。関係が悪化することになるのは目に見えてますね。同棲を始めて、相手のがめつさやせこさにドン引きした…というケースも意外と少なくありません。
まとめ
同棲にはさまざまデメリットがあるものです。残念ながら、同棲すればどんなカップルでももっと仲良くなれるというのは、都合の良い幻想でしかないのです。同棲を始める際は、なるべくデメリットの部分には目をむけておきたいところですね。
そのうえで、うまくいかない時でも助け合って同棲していく気持ちをお互いに持つことができれば、きっと良い同棲期間になることは間違いないでしょう。
確かに同棲はデメリットもたくさんありますが、一緒にいられる時間が増えるなどのメリットもたくさんあります。息の合う二人なら、きっと今まで以上に良い関係を作れるはずです。
同棲を通して仲を深めていけるよう、ぜひメリット・デメリットはしっかり理解するようにしてくださいね。
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