別れ話をするなら、なるべく誰にも邪魔されないところで、真剣モードで話せる場所が良いですよね。
そのため別れ話をする場所として、どちらかの自宅を選ぶカップルは多いでしょう。
しかし実は、別れ話は家ですると失敗しやすいことを知っていましたか？
家の中は何かとプライベートすぎる空間なので、時に面倒なことにも繋がりやすいのです。
そこで今回は、別れ話を家ですると失敗しやすい理由をご紹介していきたいと思います。
別れ話を家ですると話がグダグダでまとまりにくい
家はプライベートな場所なので、お互いに真剣に話がしやすいと思う人も多いですが、意外とそうでもないことも多いのです。
家だからこそいつまでも話ができるという安心感から、別れる・別れないの話でいつまでもグダグダと話が長引いてしまいがちなところはあります。
特にどちらかが別れることを頑なに受け入れようとしない場合、テレビを見たりくつろいだりしながらなど、話がいまいちまとまりにくくなってしまいます。
片方は別れたい、もう一方は別れたくない…、その状態では話は平行線ですからね。いつまでも話ができる家の中では、どちらかが折れない限り話に終わりが見えてきません。
その結果、「また次回話そう」などと話を延期したり、別れているのか別れていないのかよく分からない状態になってしまったりと、何かと曖昧な状態になってしまうのは確かなのです。
別れ話を家でするとトラブルに発展することも
別れ話を家でする際に懸念すべき点は、ひどい喧嘩などのトラブルに発展しないかどうかという点です。
飲食店や公園などでする別れ話は、人目があるため、お互いに感情的になって怒鳴ったりするようなことにはあまりなりません。
理性が働くからです。
しかし家の中は、良い意味でも悪い意味でも、誰にも邪魔をされません。そのため、感情的になって泣いたり怒ったりすることができてしまうというわけです。
ただ感情的になって別れ話がこじれるところまでは良いかもしれません。
最悪の場合、「別れるなら死んでやる！」とどちらかが極端な行動に出るようなこともあり得る話です。
別れ話がやがてトラブルに発展し、警察沙汰になるようなことも頻繁に起きているのは事実です。
特に、彼氏のモラハラやDVに悩んでいる人や、自分自身の感情の抑えが効かずいつも彼に迷惑をかけている人は、別れ話の場所を選ぶ際は慎重になった方が良いでしょう。
家だとトラブルに発展してしまう可能性大です。
別れ話を家ですると雰囲気に流されてしまうことも
もう一つ別れ話を家でする際に、懸念しておかなければいけない点があります。
それは、雰囲気に流されないかどうかという点です。
自分が別れ話を切り出す側だとしても、やはり長年付き合ってきた彼氏ですから、情はありますよね。
何らかの理由があって別れを切り出す決意をしたとしても、また付き合っていた頃の関係に戻れるなら戻りたい…という気持ちもあるでしょう。
そんなとき彼から「絶対に最初の頃のように戻るから！」「俺に悪いところがあるなら直すから！」なんて懇願されたら、確かに決心に揺らぎやすいものです。
これが屋外で、人目につく場所なら、冷静さを保てるところはあるでしょう。
彼もさすがに人目を気にして、抱きしめようとしてきたりすることもできないはずです。
家だと人目にもつかないため、ハグやキスなどで強引に持っていこうとする男性も少なからずいます。
すると、特に流されやすい人や意思の弱い人はすぐに「やっぱりもうちょっと保留にしようかな…」と情にほだされてしまうので、要注意です。
別れ話を家ですると別れるタイミングが難しい
家での別れ話は、何かとタイミングを見失いがちなところはあります。
前述したように話がまとまらないことが多いので、さあ別れようということになっても、結局いつものように家にいたままだったり、話し続けてしまうようなこともよくあるものです。
その結果、「やっぱりまだ付き合う？」という話になってしまったり、曖昧な状態のまま関係だけが続いてしまう…というようなことも起こりやすくなります。
外での別れ話は、話がまとまったらその場をそれぞれ去り、あとは荷物を家に改めて取りに行くなど、別れのタイミングは作りやすいものです。
しかし家での別れ話はきっぱりと別れることが難しいことが多いため、「話し合いながら別れるかどうかを決めたい」という曖昧な決心のとき以外は、外で別れ話の決着をつけた方が賢明でしょう。
まとめ
別れ話といえば家ですることを考えてしまいがちですが、意外と失敗しやすい危険な点もいくつかあるものです。
特に、危険なトラブルに発展しないかどうか、雰囲気に流されないかどうかという点はしっかりと確認しておいた方が良いでしょう。
お互いに次を見据えるための別れ話です。できれば後腐れなく、すっきり別れられるのが一番ですよね。
だからこそ、お互いにとって良さそうな別れ話の場所を選ぶようにし、安易に家を選択するようなことはまず避けておきましょう。
close